雑司が谷散人の街道遊歩 0590
東海道 28日目-10 2018.12.5
国道161号から右へ入ると、京阪電車の踏切の先に長安寺。
南北朝時代に廃絶した関寺の跡地といわれる。
長安寺への曲がり角に、小町湯。
長安寺付近にあったとされる関寺に、晩年の小野小町が草庵を結んだと伝わる「関寺小町」からの命名か。
逢坂越えが近づく国道161号。
左右から山肌が迫ると、右手の京阪電車の線路越しに、妙光寺。
国道161号は東海道線を跨ぐ。
右手に見える重厚な煉瓦隧道は、上関寺トンネル。
正しくは京阪電車が東海道線を跨ぐ跨線橋で、蝉丸跨線橋とも呼ばれる。
東海道線を跨ぐと、国道161号右手には関蝉丸神社下社。
平安中期の琵琶法師、蝉丸が逢坂山に住んだことから、その死後に祀られている。
逢坂山の山上に上社、麓に下社。
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