絵本でほんのりカフェ気分【32】『行ってみたかった鹿児島を訪ねて ④ 開聞岳編 日本最南端の駅から』
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第32(行ってみたかった鹿児島を訪ねて ④ 開聞岳編 日本最南端の駅から)
仙厳園で「セロ弾きの猫」を購入した後に、やはり有名な城山の展望台に立ち寄りました。
西南戦争で敗れた西郷隆盛が、最後に自刃した場所です。
自刃した洞窟の前は通り過ぎるだけで、展望台から鹿児島市内と桜島の景色を一望するだけにしました。
そして、憧れの開聞岳を目指して、薩摩半島を南に向かいます。
★なぜ開聞岳が憧れなのか
なぜ開聞岳が憧れなのかと言われても、明確な答えはありません。
薩摩富士とも呼ばれる開聞岳は、標高924mの火山です。
強いて挙げれば、Maxが写真や映像を見て、この完璧な円錐形は富士山をもしのぐ美しさだと考えていることが答えでしょうか。
下のマップで完璧な円錐形の山体を見て下さい。
この美しい山は、残念ながら頂上付近に雪化粧しないことと、日本の中央部に位置しないこと、そして高さが富士山より低いことが、日本一と呼ばれない原因なのかなと思っています。
★開聞岳に向かいます。
鹿児島市内から、鹿児島湾添いの226号線を一気に南下して指宿市を目指します。
途中昼食として、指宿市の「道の駅山川港」で海鮮丼を食べる予定でしたが、予定が遅れているのに道路の渋滞もあって、コンビニの軽食で済ませてしまいました。
楽しみにしていた海鮮丼を選ぶか、早く開聞岳に行くかの選択でしたが、開聞岳を優先したため、海鮮丼はあきらめざるを得ませんでした。
そして指宿市の繁華街もパスして、ついに開聞岳に到着したのです。
★開聞岳をどこから見るか?
開聞岳には幾つかビューポイントがありますが、Maxは「JR日本最南端の駅(大西駅)」からの景色を選びました。
ビューポイントを見て回る時間もありませんから、Maxが唯一の場所として選んだポイントです。
ちょっと雲が多かったのですが、想像以上の開聞岳を見ることができました。
来て見て分かりました。
憧れの開聞岳の風景を見て、心癒され、心からここまで来て良かったと強く思ったのです。
★大西駅は本当にJR最南端の駅?
ところで鹿児島県の地図をよく見ると、左に薩摩半島、右に大隅半島が南に伸びています。
さてどちらの先端が南に位置しているかと言うと、右の大隅半島で、左の薩摩半島ではないのです。
Maxも最初「あれ?」と思いました。
調べてみると、JRの路線図を見て分かりました。
JR線は、大隅半島の南端までは通ってなく、やはり大西駅がJR日本最南端の駅だったのでした。
日本最南端の駅に「JR」がついていることがポイントでした。
★帰りに黄色いポストを見かけました。
開門岳に来たと言う満足感に浸りながら、帰りかけた時に黄色いポストを見かけました。
「幸せを届ける黄色いポスト」だそうで、まるでメルヘンの世界です。
この黄色いポストを知らなければ、そう簡単に幸せは送れないなと思いながら、近くのお土産屋さんを散策した時に、答えがありました。
同じ絵葉書でも値段が違う絵葉書を見付けたのです。
「あれっ?」と思いながら「なるほど!」と思いました。
高い方の絵葉書には切手が貼ってあるのでした。
お店でペンを借りて、家族や友人の住所と名前を書けば、黄色いポストで幸せを届けることがきるのです。
★開聞岳の散策を終えて
満足感とほのぼのとした気持ちで、開聞岳と大西駅を後にしました。
そしてかなり北に向かって運転した時に「しまった!」と思ったのです。
なぜ自分の住所と名前を書いて、「幸せの黄色いポスト」に投函しなかったのだろうと気が付いたのでした。
普通の絵葉書は買いましたが・・・。
帰って自分宛てに、指宿市消印で幸せの絵葉書が届いたら、なお一層の幸せと喜びを感じただろうなと思ったのです。
ただ残念ながら戻る時間もなく、まあ開聞岳を見ることができただけでもと、後悔しつつもあきらめたのでした。
薩摩半島を北に向かって、鹿児島市内の繁華街「天文館」を目指しました。
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