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桜田門外の変からコロナ禍まで

歴史は繰り返される。確かにそう思う。自分史も、日本史も、世界史も。ちなみに日本史も世界史も赤点ラインをうろうろしていました。ましてや自分史においては・・・、悲しいかな間違いなく落第点です。

そんな自分なんで、あくまでも思い込みメインってことで読み進めて頂ければと思いながら「筆」を進めます。

近代史における民主主義の起点は桜田門外の変ではないか?近代史は三学期の後半に流れるような授業を受けたが、大人になって過去から学ぶ意味において近代史は非常に興味深い!なんせリアル、おじいちゃんの昔話から何となく聞いたことがあるような無いような・・・?

桜田門外の変は「領主様をやっちまってもいいんだ」と、間違いなく意識が変わった瞬間。下級武士の坂本龍馬ほか志士たちはこれをエネルギーにばく進したと言っていいと思う。そして明治維新から東洋初勝利の日露戦争で勢いに(調子に)乗って景気も上向き、大正文化の花が開く!

しかし大帝国への志も木っ端みじんにやっつけられ、何と天皇陛下まで人間宣言された。ある意味井伊直弼が殺されるより近代史の日本人の意識で最大の出来事ではなかろうか?そして何もかもなくしてがむしゃら頑張った団塊世代によって世界指折りの経済大国となり、バブル文化に酔いしれた!

その二日酔いから覚め、やっと動こうと思ったらリーマンショック、持ち直したと思ったらこのコロナ禍。大正デモクラシーから満州事変や太平洋戦争を考えると、ちょうど今はバブル後の戦争時代にあたるのではないかとふと思った。

おじさん世代はこれから社会保障はどう暮らしを支えてくれるかと不安の声を高めるが、若者世代ははなから社会保障をあてにしていない、それどころか頼りにできないと肌で感じている!なのでみんなで助け合いながらいかに生きるかを考えているような気がする。僕も含めおじさんたちは今こそ若者に学ぶ時代ではなかろうか?「民」が「主」の時代を生きるには「民」の志が試されているのではなかろうか?

夜が長いと色々考えてしまう今日この頃である。

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