Zoomita

2013年から7年間、中南米を中心に6カ国に住みました。自分の当たり前になっていた経験…

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2013年から7年間、中南米を中心に6カ国に住みました。自分の当たり前になっていた経験や感覚が人にとっては意外に興味深いみたいです。頭と心の中に残っている刺激的な経験が薄れないうちに、記憶を引っ張り出して私が見た世界を紹介します。

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Netflix 「ペーパー・ハウス」の絶景ロケ地〜パナマのサンブラス諸島〜

パナマに住んでいる時、どハマリしたNetflixの「ペーパー・ハウス」。スペイン語タイトルは「La casa de papel」。英語名は「Money Heist」。 登場人物のニックネームは、それぞれ世界の都市の名前になっていて、Crazyな女子の名前が「Tokyo」だったり、なんだか親しみが持てる。 人間ドラマとエキサイティングな展開で、毎回感情が揺さぶられる中毒性の高いシリーズだ。米ドラマではなく、スペイン発なのでスペイン語の勉強にもなる。 カリブの宝石、サンブラ

    • 現地で学んだラテン音楽とダンス

      中南米に住むなら少しは学んでおいた方が良いこと、それはラテン音楽とダンス。私の住んでいたパナマではレストラン、ビーチ、ストライキのデモ行進や選挙キャンペーン、街中どこでも音楽が流れている。 パーティーで少しだけダンスのステップが分かると楽しいし「踊ろうよ!」と誘われることも多い。ラティーノにとって音楽は生活の一部。 ラテン音楽は中南米発祥の音楽の総称だが実はジャンルは幅広い。アフリカ、ヨーロッパ、先住民族などの民族性や地域性が融合されている。 サルサ一般的にラテンの音楽

      • 中南米パナマのユダヤ人コミュニティー

        前回、パナマのユダヤ系実業家の話を書いたが、今回はパナマのユダヤ人について、私のリサーチや実際に見聞きしたことについて書いてみたい。 パナマには、ユダヤ人コミュニティーがある。ヘブライ大学の2016年の統計によるとパナマに住むユダヤ人の人口は、1万〜1万2千人。コミュニティーは、パナマでも土地が高い中心地に集中している。 そして、パナマの経済はユダヤ人が握っているとも言われている。(最近は中国系も勢いがあると思うけど)これを感じるのが、ユダヤ人の祝日の時。パナマの祝日では

        • パナマの実業家、レゲトンで大統領選挙キャンペーン

          私が住んでいた中南米のパナマは、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の境に位置していて、この地理的な利点でパナマ運河が作られ国が潤っている。 トクメン国際空港は、各地からの航空路線が集中するハブ空港なので、旅行にもすごく便利。パナマのコパ航空は、74都市に就航していて北米、中米、南米に大きなネットワークを持っている。 コパのホームページを見ていたら、パナマからマイアミで往復189ドル(約2万円強)があった。安っ!ちなみにコパのサービスは、中南米の他の航空会社と比べると良い方だと

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          ジャマイカで見た初めての世界「どっぷりローカル編②」〜お風呂は川で〜

          前回のどっぷりローカル編①に続いて、②を書いてみようと思う。 まず、ジャマイカを案内してくれた友達について話したい。前回、触れたLower-Class(下層階級)の彼の家に遊びに行った時のこと。 彼の家は古いが、敷地とお庭は広い。広い庭には鶏が歩きまわっていて、フルーツの木やトロピカルな花が咲いている田舎の可愛らしい家だ。 ただ、家には水と電気、ガスがない。台所も半屋外的な感じで、小さい頃に体験した飯ごう炊さんのようなイメージ。 ところで、ジャマイカの建物はどこも古い作

          ジャマイカで見た初めての世界「どっぷりローカル編②」〜お風呂は川で〜

          カリブの島、ジャマイカの食。

          前回、濃厚なジャマイカ旅行の話をしたが今日は食について紹介したい。 私はジャマイカ料理が大好き。素材の味が生かされていて、味付けにセンスがあると思う!ゆっくり時間をかけて作るのも美味しさの秘訣では。 アキ(Ackee)と言う名の果実。未熟の生のアキは毒なので、調理が必要。 塩ダラとアキを炒めた「Ackee & Saltfish、アキソルトフィッシュ」という料理が有名。 アキの味は説明しにくい。甘みはないのでフルーツという感覚はなく、卵というかアボガトというか…。一度食べ

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          ジャマイカで見た初めての世界【どっぷりローカル編①】

          2013年、カナダのトロントの生活を経た後、旅に出ることにした。目的地の一つにずっと行きたかったジャマイカを選んだ。今でも鮮明に覚えている記憶。私の色々な価値観が変わった旅。 初めてNegril(ネグリル)の空港に降り立った時のこと、まずビックリしたのは周りに黒人の男性ばかりがいる光景。ほとんどがお客さん待ちのタクシー運転手なんだけど、あんなに黒人男性が一箇所に集まっているのを見たのは人生で初めて。 正直、あの時は少し怖いと思ったのを覚えている。私が住んでいたトロントは、

          ジャマイカで見た初めての世界【どっぷりローカル編①】

          自己紹介【激しい7年間の自分史の整理】

          Zoomita(ズミータ)です。名前は私のニックネームの「Zoom」と、スペイン語で名前の語尾に親しみを持ってつける「Ta」を掛け合わせてます。 海外に7年住んでいたけれど、去年パンデミックで帰国しました。

ここ7年の経験が沢山あり過ぎて、頭の中の記憶がどんどんアップデートされ容量オーバーになってきたので、Noteを始めることにしました。 過去の写真を整理しながら、海外生活や旅行について紹介していきます。 ざっと、2013年〜2020年の自分史をご紹介しますね。こうやっ

          自己紹介【激しい7年間の自分史の整理】