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フリーランス必見:ランサーズの依頼の種類ガイド

 数日前の記事にお書きしたように、私はランサーズにてYouTubeシナリオのお仕事を一年以上継続して行っています。その結果、月5万の安定収入を得ることに成功しました(その中にはデザインのお仕事の収入も含まれていますが)。
 上記の記事では、安定収入に繋がるプロジェクト方式の依頼への提案の仕方について解説しました。下記からお読みいただけます。

 今回は、そのプロジェクト方式を含めたランサーズにおける3つの依頼の種類について解説していきます。
 YouTubeシナリオ作成によって安定収入を得たとお書きしましたが、私の場合、それに加えて電子書籍の表紙デザインのお仕事を始めたことがきっかけで、さらに収入がアップしています。そして、そういったデザインのお仕事はプロジェクト方式よりもコンペ方式の依頼の方が多いのです。安定収入ならプロジェクト方式が1番望めることは間違いありませんが、組み合わせることで、さらなる収入へと繋がるのです。
 表紙デザインで収入アップに成功した件については、こちらにお書きしています。

 この記事をお読みになった方も、プロジェクト方式と他の依頼の種類とを組み合わせることで、良い結果を出していただけたら嬉しいです。
 
 さて、ランサーズで発注者であるクライアントが募集をかける依頼には、3つの種類があります。タスク方式、コンペ方式、そしてプロジェクト方式です。それぞれについて解説していきます。


◆簡単な作業でコツコツと貯める! 〜タスク方式〜

 タスク方式というのは、1つの仕事に対して複数の受注者が同時進行で仕事をこなす方式です。提案した中から1人が選ばれて作業をするのではなく、応募者は必ず仕事を受けられるのです。作業人数が定員に達している場合を除き、ではありますが。
 作業内容はアンケートの回答や商品レビューなど、比較的簡単なものが多く、そのため安価でもあります。ただし、報酬獲得までがはやく、簡単だからこそ数をこなすこともできます。また、数をこなしやすいタスクを積み重ねることで、自分の実績数(ランサーズではこなした仕事の数が「実績」としてプロフィールに載せられます)がどんどん伸びていきます。得られる金額が大きくなくとも、やって損は決してありません。

◆選ばれれば高収入! 自信があるなら参加しよう! 〜コンペ方式〜

 次にコンペ方式。これはコンペティションの略です。応募者が依頼に沿った品を作成して出品、その中から依頼主(クライアント)が最も相応しいものを選び、その出品者にのみ報酬を支払うという方式です。
 例えば、依頼主(クライアント)が書籍の表紙作成の依頼をしたら、応募者は自分なりのデザインで表紙を作成して出品します。募集期間が終了してから、依頼主は選定を行い、相応しいと思うデザインの作成者にメッセージ等でコンタクトをとり納品してもらうのです。基本的には、こうして納品までした当選者のみが報酬を得ることができます。
 応募数は非常に多く、ネーミングなどの場合は1000を越えることがほとんどです。また、デザインも、ロゴやイメージキャラクター制作などは100以上の応募があることも珍しくありません。コンペで報酬を得るのは、とても難しいのです。品物を作成しても、選ばれないことの方が多いので、考えようによっては労力が無駄になってしまいます。
 にもかかわらず応募数が多いのは、報酬額が大きいからでしょう。コンペでは一案件につき数万単位の報酬が設定されます。さらに当選者以外にも、次点、次次点が選出される場合があります。これは依頼主が任意で設定できるもので、選ばれた場合には数千円程度の報酬を得ることができます。

 また、コンペの中でも私が挑戦している電子書籍表紙デザインは、比較的競争率は低めです(あくまで、1000を超えるネーミングや100を超えるロゴデザインと比べての話ですが)。応募は、少ない時は20前後、多くても50に達することは滅多にないという状況です。狙い目と言えるかもしれません。

◆見積もりを提示し採用されればお仕事が貰える 〜プロジェクト方式〜

 最後にプロジェクト方式。これはコンペと同じく1つの募集につき1人の応募者が選ばれるタイプのものです。けれど、既に出品した成果物から選定されるコンペとは違い、応募者が提案するのは仕事内容の見積もりです。想定している作業日数や価格、さらには自分の実績などを伝えてアピールし、選ばれてから作業に取りかかります。つまり、実際に仕事を始めるのは選定された後なのです。これなら、労力が無駄になることはありません。
 また、報酬額はコンペほど高くはないものがほとんどですが、一方でタスクのように安価でもありません。多くは一案件数千円です。
 けれど、このプロジェクト方式の最大の特徴は継続案件が多いことです。タスクやコンペは1回きりの仕事であるケースがほとんどですが、プロジェクトの依頼は一度採用されれば、その後は定期的に依頼が来る場合が多いのです。何年も特定のクライアントからの依頼を受け続けているという受注者もたくさんいるでしょう。上手くすれば、1ヶ月でコンペで得られる1案件の報酬を超える収入を得ることも可能です。

 三者三様のタスク、コンペ、プロジェクト。繰り返しですが、安定収入を得るなら間違いなくプロジェクト方式で継続依頼を掴むことが1番です。
 けれど、プロジェクト方式は1件の仕事はそこまで高額な訳ではありません。作業数が少なくなってしまえば、収入もぐんと下がります。そういう時にコンペに参加すれば、思わぬ大きな収入を得られるかもしれません。さらにタスクを多くこなせば実績数がどんどん伸びて、クライアントからの信頼に繋がります。実績が1しかない人よりも100の人の方が間違いなく安心してお仕事を任せられますから。
 プロジェクトの継続依頼を中心に、ケースバイケースでプロジェクト、タスクをこなして行くことが、最も安定して高額報酬を得られる方法でしょう。みなさんも参考にしてみてください。

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