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「ママレードサンドイッチはいかが?」

ジョーク・バー Vol-8「王室ジョーク」

今回は、女王とクマのお茶会「ママレードサンドイッチはいかが?」(Ma’amalade sandwich Your Majesty?)です。
エリザベス女王の即位70周年(プラチナ・ジュビリー)を祝い、クマのパディントンがバッキンガム宮殿に招待されました。
豪奢な部屋で女王にお茶をすすめられたパディントン。ティーポットの注ぎ口をくわえて、お茶を一気飲み。従僕に注意されてポットを落としそうになり、はずみで手をついて菓子をつぶしました。
失敗つづきでも女王は「気にしないで」。
お詫びにパディントンは、帽子からママレードサンドイッチをとりだして、
「いかがですか?もしもの時のために、いつもかくしてるんです」
ハンドバッグを開けた女王は、「私もよ。ここにね」。
驚いて目を丸くするパディントン・・・。
お茶目で機知に富んだ、エリザベス女王らしいジョークですね。

いつも帽子に隠してるんです
ひとついかが?

2003年の開園時より、貝たちとは「割らない」「塗らない」「削らない」と固く約束して制作しています。園長

            <貝の配役>
★パディントン:ツメタガイ/キクスズメ/スガイ/イシダタミ/スズメガイ/ホシキヌタ/キヌマトイマクラ他  
★帽子:ナミマガシワ/アカウニ ★ママレードサンドイッチ:タコノマクラ  ★椅子:イタヤガイ/パイプウニ ★床:ヒオウギガイ

ー補遺ー
☆「Ma’amalade sandwich Your Majesty?」
即位70周年の祝賀イベント「プラチナ・ジュビリー」(2022年6月)で上映された、エリザベス女王とクマのパディントンの共演動画。お茶会でのパディントンの不作法をやさしく許した女王が、ハンドバッグからママレードサンドイッチを取りだしたり、宮殿の外で演奏される「We Will Rock You」に合わせて、ふたりでティーカップをスプーンで叩くなど、女王ならではのユーモアセンスが注目を集めました。(英国王室のYou Tubeチャンネルで公開)
☆「パディントン」
英国作家マイケル・ボンドの児童文学作品『クマのパディントン(Paddington Bear)』の主人公。好奇心旺盛で正義感が強いキャラクター、トレードマークは古くて大きな赤い帽子。
☆「ティーポットとカップ&ソーサー」
美しい牡丹の花を、白磁に繊細なタッチでデザインした茶器セット。1901年に王室御用達の栄誉を受けた、陶磁器メーカー「ロイヤルドルトン」の「カントン」シリーズ。
ー付録ー
☆「Ma’amalade sandwich Your Majesty?」(共演動画会話)
Paddington: Thank you for having me. Oh, I do hope you’re having a lovely Jubilee.
The Queen: Tea?
Paddington: Oh, yes, please.
Paddington: Oh, terribly sorry.
The Queen: Never mind.
Paddington: Oh dear. Hmm . . . Perhaps you would like a ma’amalade sandwich. I always keep one for emergencies.
The Queen: So do I. I keep mine in here.
Paddington: Oh . . .
The Queen: For later.
Footman: The party is about to start, Your Majesty.
Paddington: Happy Jubilee Ma’am, and thank you for everything.
The Queen: That’s very kind.
Butler: The party is about to start your majesty.
Paddington Bear: Happy Jubilee ma'am, and thank you for everything.
The Queen:That's very kind.

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