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3年前にピンボールを求めて倶知安に行った時の話

こんにちは、ZOOです。
3年間温めて結局ほとんどXにポストしていなかったネタです。今更かよ!!

3年前の初夏、道内のロケーションについて色々と調べていた際に、とあるホテルのゲームコーナーにフリッパーピンボール機が設置されているという情報を掴んだのが事の発端でした。

なにしろ、ピンボールマシンは全てデータイースト初期の作品というラインナップで、GTiClubなどの大型筐体も設置されているという情報でした。
だったら行く価値は十分あるし近場(バスで片道約2時間半)ということもあって行ってみるか!となりました。

というわけで、まずは地下鉄北34条駅から中央バスの高速おたる号で終点の小樽駅前へ。
降車場の目の前にある第一ビル一階の窓口で切符を購入して、ニセコバスの特急ニセコ号に乗り継ぎます。

小樽ターミナル発券の乗車券(上)と
ニセコバス高速車発券の整理券(下)

バスは十数人の乗客を乗せて国道5号線を西進。小樽市街の長橋から山の中へ入り、塩屋を過ぎて海沿いに出て、海水浴場がある栄町や蘭島を経由して余市市街へ。
大半の乗客は黒川や余市駅前十字街といった余市町内で下車し、僅かに残った数人だけで倶知安方面へ向かいます。

塩谷文庫歌停留所
難読で有名
付近にはSapボードとシーカヤックの名所である蒼の洞窟や、海水浴場、小樽迎浜館がある

国道沿いに果樹園が乱立する仁木市街から然別(シカリベツ)の山中へ入り、仁木スキー場、大江(オオエ)市街を経由し、共和町・岩内町への分岐点となる国富(クニトミ)から倶知安方面へ。

ワイス温泉前までの運賃表
※乗務員名は伏せています

ワイスホルンの麓を通って倶知安峠に入り、しばらくして峠を下るとすぐに倶知安市街へ入ります。バスは中心部の倶知安十字街から駅に一度寄って、引き返す形でニセコ町方面に向かっていきました。

倶知安駅前停留所を発車する特急ニセコ号

倶知安駅前で下車して昼食と休憩をとり、ニセコバスのひらふウェルカムセンター行きに乗車して20分弱、終点手前のひらふ十字街で下車。
足掛け2時間半ほどでようやく目的の比羅夫(旧山田温泉)のペンション街に辿り着きました。

道南バス路線休止前のひらふ十字街停留所
「十字街」は北海道独特の言い回し

道南バスは冬季のみかつ本数極少で乗れなかった肝心のホテルは十字街から東に少し坂を下った所にありました…………が、なんと閉鎖中。どうして。
入口の貼り紙(内容はEnglish Only)を読むと、ここ最近で営業を辞めてしまった様子でした。というわけで


なんの成果も得られませんでしたッッ!!!



といえども2時間半と運賃を捧げてわざわざ比羅夫まで来たので、7年程前にお世話になったペンションを見に行ったり、カフェに寄ったり散策したりとしばらくダラダラ過ごしてから後にしました。

ゴンドラ坂下から望む羊蹄山
マッカリヌプリ、マチネシリ、後方羊蹄山、蝦夷富士、真狩山と多彩な呼び名を持つ

ひととおり満喫してひらふ十字街から国道5号線方面へ歩き、泉郷から倶知安駅前行きのニセコバスに乗り込みます。

泉郷停留所
ペンション・ホテル街の入口にあたる

バスで倶知安市街へ戻り、列車の到着まで町内を散策しました。勿論まともなゲームコーナーは見つけられませんでしたが、かろうじて十字街からすぐのゲオにPaokai(台湾のメーカ?)のクレーンゲームを見つけることが出来ました。

ニセコバス路線車発券の整理券

結局はほとんど成果が無くバス便も噛み合わない為、JRで小樽へ戻ることとなりました。

倶知安始発の列車で真新しいH100系したが、時期が時期の為か乗客も多く、あまりゆったりと出来ませんでした。そもそもH100系は背ずりが直角に近くて高さが低いので丁度後頭部にガンガン当たるわで何とも言えない…

これなら時間がかかってもバスの方が圧倒的に快適だなと思いつつ、小樽へ。

倶知安十字街、南十字街停留所
倶知安町の中心部
ここも北雄ラッキーが地域に根を張っております

新幹線が延伸されればバスでの到達は困難になるでしょうし、JRも数年後に普通列車の廃止を控えている状況で行くことが出来て良かったなぁと思いました。
オンシーズンの冬は激混みなので、またオフシーズンでラフティングしたいな〜と思いつつも今回はここまで。

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