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ヒゲワシ Lammergeier

【ZOO 21st ~21世紀の動物園note~鳥図鑑】

高いところから骨を落として割って食べる

 ヒゲワシには、骨やカメ等の硬い獲物を上空から岩の上などに落として割って、中身を食べる習性がある。
 日本平動物園のヒゲワシも、時々、お気に入りの楕円形の石を大事そうにくわえているらしいが、それはこの習性によるものだと考えられている。
 ハゲタカの仲間だが、禿げていない。また、クチバシの近くにヒゲのような毛が生えているのが特徴で、名前の由来にもなっている。

ヒゲワシ解説

ワシタカ目 ワシタカ科
学名:Gypaetus barbatus
チベット・インド・アフリカ・南ヨーロッパの高山に生息。
全長95~120cm、翼開長250~280cm。体重4.5~7kg。
他のハゲワシ類と同様、屍肉を好む。骨髄を好んで食べる。

【見出し画像 2010年8月 日本平動物園】

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