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パッシング・バイ。

脇田もなりさんが、ことし7/31にCDでリリースした3枚目のアルバム『RIGHT HERE』。本日より配信開始となりました。

(以下の文章は、昨晩のこのツイートを基にしています。その後、湧いてしまった気持ちを追記し留めておきたくて、これを機にnoteのアカウントを開設してみました)

ぼくは終曲「passing by」の作詞で参加しています。収録された他の楽曲ももちろん素晴らしいですが、「passing...」は脇田もなり×冗談伯爵という、共闘を重ねてきた組み合わせでしか成し得ない1曲に仕上がっていると思います。

アルバムリリースのちょうど2ヶ月前、冗談伯爵の新井俊也さんから「passing by」になる曲のファースト・デモが、その約3日後に制作サイド(VIVID)から詞に関するリクエストが到着しました。

それから不思議なほどに淀みなく、作詞は完了。すんなりと書けた(提出後もいちどの修正もなかった)要因は、リクエスト内容と、ぼくがその時彼女に書きたかったうたが偶さか合致したからなのだと思っています。

彼女への提供詞はこれで5作目。本人との共作「WINGSCAPE」を合わせれば6作ということになりましょうか。アーティストとしての成長過程、心境の変化、そしてリスナーが求める作品の傾向といった要素を踏まえたうえで、ぼく自身を含む全員の想像を越えていく。

そのことを達成できたのか、真の答えが出るのは数年後になるのかもしれませんが、歌い手はワンマンのような大切なステージでしか(「passing by」を)歌わない、と公言しています。これ以上、作り手冥利に尽きる言葉はありません。

今回も、創作の醍醐味と達成感を味わえたことに感謝しています。詞を提出し、さらに思いついてしまったコーラスアレンジも提案し(バックグラウンド・ヴォーカルでも参加することに)、やがて歌が吹き込まれ、KAYO-CHAAANさんの鍵盤がオーヴァーダビングされ戻ってきた時にこみ上げた、あの感激といったら。新井くんのベースも含め、みんな最高のプレイでした。

晩夏には、もなりちゃん、新井くん、キングジョーさんを招聘し、自分の暮らす街でリリース記念イヴェントを主宰できたことも良き思い出です。

Before this year has passed by.
2019年が過ぎ去る前に。

制作に参加でき光栄だった『RIGHT HERE』、ならびに楽曲「passing by」についての、個人的回想でした。

●脇田もなり/ RIGHT HERE
配信開始日:2019年12月13日

【配信ストア一覧】
https://linkco.re/f7vZRfsp

【RIGHT HERE 収録曲】
01 風船
02 Thinkin' about U
03 エスパドリーユでつかまえて
04 LOVE TIMELINE
05 やさしい嘘
06 WHERE IS...LOVE feat.Sunny Belltree
07 Just a "Crush for Today"
08 恋をするなら
09 ハイウェイ
10 3MOTION
11 FRIEND IN NEED
12 passing by

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