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親が子供に呪いをかけてどうする

こんにちは、ぞみーです。
私、本業ではグローバル人事をしているのですが、来月の株主総会に向けてちょっと忙しくなりそうな予感!でもnoteは毎日投稿続けれるように頑張りまーす!
さて今日は先日公園で目の当たりにして悲しくなってしまった出来事について。。

「あなたは○○だから」

先日公園で遊んでいると、小1くらいの男の子とそのお母さんがいて我が子達と一緒に遊び始めました。鬼ごっこをしたり公園の貯水槽?のようなところの上に上ってみたり。まぁ楽しそうにキャッキャと遊んでいたんですよね。

その貯水槽は1.5mくらいの高さで、子供が上に上るにはすぐそばに生えている木に足をかけるとうまく上れます。下りるときも、その木をうまく使うと一人で下りられる。小2の長男は余裕で上り下りして、5歳の次男は少しコツを教えたらすぐ自分で上り下りできるようになりました。

その男の子も、上るときはうまくできたんです。ですが、下りるときにその出来事は起こりました。どうやって下りようかとその子が試行錯誤してみようとしていた時に、お母さんが駆け寄ってその子に言い聞かせたのです。
「あなたは運動神経が悪くて下りるのはできないから」
と。そう言われた男の子は、すぐに自分で下りることを諦めて抱っこしてもらって下りていました。

積み重ねられていく呪いの言葉

その後も子供達が遊ぶのを見ながら少しそのお母さんと話をしていたのですが、呪いの言葉が積み重ねられていくんですよね。

「あの子は体が小さめだから」
「あの子はまだ全然しっかりしていないから」

日本人特有の子供を下げるという謙遜も入っているのかもしれませんが、あまりにもナチュラルに言うので、あぁきっと普段からそうなんだろうなと容易に想像できました。

親の行動が子供を形作っていく

子供は素直なもので、親や周りの大人にかけられた言葉で形作られていきます。だから、アドラー子育てでは子供のマイナス面に注目せず、プラスの面に注目して声かけをしていくんです。

でもここまで極端ではないかもしれませんが、多くの親御さんが自分の子供のことを下げて言うことが多い。知らず知らずのうちに、呪いの言葉で子供を縛ってしまっているのです。。そして、子供のマイナス面を補ってあげようと手を出しすぎるのです。

先の子も、お母さんが手を貸さなければ自分で試行錯誤して下りられたかもしれない。もしかしたら失敗して落ちてしまったかもしれませんが、1.5mくらいの高さから落ちても大きな怪我にはなりません。でもお母さんが手を貸してしまったことで、子供の成長のチャンスが奪われてしまったのです。

親こそ子供を信じてあげようよ

ほんとこれにつきるんです。まず親が信じなくて誰が信じるんだって。
ここからちょっと自慢ですが(笑)、我が家の子供達は兄弟そろって結構何でもできます。もともとがいいんでしょって言われることもあるんですが、それだけじゃなくて私が子供達を信じてきたからだと確信しています。

先ほどの貯水槽から上り下りするのだって、次男は最初はできなかったんですよ。でも上るときは足をかける場所を教えたのと、ちょっとだけおしりを指で支えてあげたくらいで、あとは絶対できるよと言い聞かせただけ。
下りるときなんて、離れたところから「サルみたいに木を下りてきなー」と声をかけただけですw 次男ならぜったいできると信じていたから、その場から動きもしませんでした。

こんな風に親が子供を信じること。それがほんとに大事なんですが、どうも日本の親は子供を未熟なものだと思いがちだと感じるんです。長年そのように子育てしてきてるから難しいのかな・・・
ものすごーーーーーく、もったいないと思うんです。

実は夏頃に、私がおすすめしているアドラー子育てが学べるセミナーを開講しようかと考えています。子供を信じることや、声かけの方法を8週間かけて一緒にじっくり練習していける講座です。
日本の子供達がもっと自由に豊かに持っている力を発揮していけるような環境を作ってあげたい。そのために、多くの親御さんにアドラー子育てを伝えたい。そう思って、開講準備を進めています。

アドラー子育て興味あるなーという方、子供の能力を伸ばしたい、子供との関係性を良好にしたいという方におすすめですよ。
詳しくはまた周知しますー!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。スキ、フォローいただけると喜びます!


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