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つれづれ創作詩

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練習がてら、創作詩を投稿します。日常から社会情勢まで、様々なテーマで創作していきます。
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記事一覧

創作詩「震災」

突如として大地が激しく揺れ 人が 動植物が 家具が 自動車が 建物が 次々になぎ倒されていった…

記憶
16時間前
1

創作詩「冬空」

透き通るような青 何もかも吸い込んでしまいそうな どこまでも澄んだ青 それはずっと高く遠く…

記憶
2日前
3

創作詩「記憶」

どんなに手を伸ばしても届かない それでいて 前だけ向いて進もうとしても ずっと纏わりついて…

記憶
2週間前
6

創作詩「戦争」

耳をつんざく破裂音 響き渡る轟音 大地が砕け散る 建物が砕け散る 人も砕け散る 無色の景色と …

記憶
3週間前
4

創作詩「通学路」

喧騒の先に 友が呼んでいる 足音が連なる イチョウ並木から 木漏れ日が降り注ぐ 生垣に 朝露が…

記憶
4週間前
5

創作詩「海」

すべての命はここから始まり すべての命はここで終わる 太陽の光を吸い込み 地球を浸す どこま…

記憶
4週間前
4

創作詩「OKINAWA」

ここはどこの国だろう 暖かな風 白い砂浜 寄せては返す白波 散らばる貝殻と珊瑚のかけら どこまでも広がる青空 その空間を切り裂くように飛び交う米軍機 断崖に残る無数の弾痕   ここはいつの時代だろう ヤマトグチとウチナーグチの入り混じる商店街 風に乗る三線の音色 響き渡るパーランクーの音 建ち並ぶ鉄筋コンクリートと 点在する赤瓦の屋根 子供が歩き回る深夜のコンビニ 自治体放送に流れる不発弾処理の知らせ 有刺鉄線の張り巡らされた米軍基地   これはなんの記憶だろう 雨あられと降

創作詩「いじめ」

嘲笑と 教科書を裂く音と カバンを押し潰す音と 無数の「死ね」という文字と 手の甲にコンパス…

記憶
1か月前
4

創作詩「教室」

いくつもの声が いくつもの足音が 陽光と雨粒と一緒に 駆け抜けていく   友の声 先生の声 鳥…

記憶
1か月前
5