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今の私の現在地

いよいよ全編英語コント公演まであと2ヶ月を切った。想像を絶する言葉の壁に翻弄される毎日。

10年近く毎年キングオブコントに向けて没頭していた夏が、今はただひたすら英語のコントを勉強する時間になった。

ラブレターズの優勝で、再び、血が湧いて肉踊りまくったから、「やっぱここに立ちたいな」って震えるくらい思ったけど、今は英語に集中。

「てかお前は、今なにをやってんの?」という方にざっくり説明すると、

「TokyoSketchers という海外でコントをやるグループを作って、世界に英語で挑戦してみよう!まずは2024年12月はシカゴ公演!」

って感じです。

事務所の意向でもなく、番組の企画でもなく、
全部勝手にやってます。

だからトークライブをやって飛行機代にしたり、
スポンサーさんを見つけて協力してもらったり、
そして何より、みんなノーギャラ。

しかも12月のゴリゴリにみんな忙しい時期に。
年末年始特番の収録やらロケやらがある時期に。

まず最初にシカゴでスタンダップコメディーやってるサク君が声をかけてくれたことから始まった。「シカゴでやりません?」「うんいつかやりたいね!」「今年やりましょ!」気が付いたら劇場を3つもおさえていた。それが今年1月。

そこからこの企画にまず吉住がすぐに賛同してくれて(ここ数年で1番目玉が輝いてた!)そして吉住と話し合った末に「あの2人いたら最高だよね?」と声をかけたらラブレターズがなんとコンビで参加決定。(キングオブコント優勝したらどうするの?って言ったら優勝した最高!)そしてGパンパンダ星野くん(直々に呼び出されて「僕も行きたいです!」と熱い想いをぶつけてくれた!)が参戦。マジ最高メンツ。

ただ当然これだけのメンバーを持ってしても、台本は難航する。日本に住むアメリカ人やアメリカに住む日本人に意見を聞きまくる。

「その文化はアメリカにないから伝わらない」「でもこうしたら伝わる?」「それなら伝わるかも」「いや伝わらないかも」「伝わるけど面白くない」

日本であれば、自分たちがやってきた経験値から、判断できるけど、アメリカでやるとなると、知らなさ過ぎて、基準がどんどんバグっていく。

「これなら伝わるから」と言われて修正してみたもの、本来やりたいと思っていた面白さからどんどん脱線しているような気持ち。「誰を頼りにするか?」で大きくテイストが変わりそうな予感がした。

お笑いを始めた時は、自分の目で、他の人たちのネタを袖から見て、「こういう風にすればもっとウケるのか!」と、自分の肌感でずっと学習してきた。

でも、今回はそれがまったくない。
だから、やってみるしかないけど。

悔しいな。

肌感だったら、もっとわかるのに。

ん?

あれ?

あ、そうか。

いやそうだ。

「肌感」で学べばいいんだ!


ということで、シカゴに来ました。

超絶弾丸ツアーになりますが、コント公演を見まくって、自分の体でシカゴのコントを勉強させていただきたいと思います!

後々アメリカでコントやる人たちのためにも、シカゴのコント事情をリポートしようと思います!とりあえいったん現場からは以上です!

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