緊急事態0日目

311のときがまさにそうだったのだが、出来事の時系列やそのときにやったことは覚えていても、そのときの考えや気分などはあとから思い返せないことが多い。なので、ながとさんにならって、非常時の生活日記っぽいものを気が向いたときにつけてみようと思う(飽き防止と整った文章にするために公開で)。

コロナが問題になって以降、いままでのところは大きな気分の変化はないという自覚でいるのだが(政治や組織やその責任者に対する憤りはあるが、それは以前から抱いていたものの延長でしかない)、そのうち変化するかもしれない。そういう変化や無変化がテキストとして残るといいかなと思う。

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2020.04.07

Twitterとはてブを見る頻度がだいぶ減っている。

午後に医者にいった。時節柄人に言いづらいのだが、ここ1か月くらいのどが痛いのが続いていて、薬をもらってもなかなか治らない(他の症状はないのでコロナの心配はしてない)。痛みがけっこう強くなってるので痛み止めを出してもらった。

薬局の待合室で報道番組を少し見る。もとから半引きこもり生活なので緊急事態と言われたところでたいした変化はないのだが、積極的に引きこもるぞという気持ちになる。台風に備える的な気持ちに近い。

何かの事情で手に入らなくなったら微妙に困るなと思って、スーパーでコーヒー豆と梅干し(樽)を買った。

なんとなく豚の角煮をたくさん作り置きしようと思って、肉のスーパーへ。肉は軒並み売れ切れていて、ブロック肉が残り1個だけになっていた。みんな角煮を作るんだろうか。牛乳も売れ切れていたのが微妙に憂鬱だった。

帰りは夕方で満月が出ていた。春の気候で植物が元気そうなのがよい。騒いでるのは人間だけだと思って晴れた気持ちになったが、こういう思考の動きは危険なのかもなと思った。谷中の桜はほぼ散った。

おそれいります