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「忍者がそこにいる」(アイデアのメモです)

「忍者がそこにいる」メモ
出演:忍者、その他のエキストラ

◎オープニング
タイトルイン。忍者のモノローグ。
「(私は、忍者。闇から闇へと渡りゆく者。その活躍をとくと、ご覧あれ!)」
タイトル中央に手裏剣が刺さり、タイトル上下二分に一閃。
一刀両断にされたタイトルは、下へ落ちてゆく。
※タイトルアイデアです。モノローグ後にタイトルアクション。

◎忍者その1
「(私は忍者。とにかく急いでいる)」
野原をひた走る忍者。
「(大事な用事だ! 私の体が悲鳴を上げようとも、これは完遂させなければならない)」
忍者、ひたすら走っている。
「(山を越え、渓を渡り、・・・そしてある社へ向かった)」
忍者、山を越える様子。そして、暗くて形しか判らない家に吸い込まれてゆく。
「あのー。これ、先程返却期限が過ぎてしまったので延滞扱いになります。それとテープは巻き戻しての返却をお願いします」
レンタルビデオ屋の店員は無情にも忍者へそう言い放った。
「(−−−無念。遅かったか。私は悔しさを胸に刻んだ!)」

◎忍者その2
「(私は、忍者。今、天ぷらうどんが、ここにある。忍者も腹は減る。たまには、こうゆうのも食べたくはなる)」
うどん屋。卓の上にのっている丼、忍者は既に箸を手にしている。
「(−−−うっ。頭巾をしたままでは、うどんが味わえない!)」
丼に手を添えるやいなや、忍者は衝撃の事実を知ることになる。
「(忍者は闇に生きる者。素顔を人にさらしてはいけないのだ。おおっ。そうだ!)」
忍者、丼を持ったまま立ち上がる。
「(隠れて食べればいいのか! そうだ、俺は忍者だ!!)」
素早く店を飛び出す忍者。
「(私は、忍者。知恵と勇気で困難を乗り切る)」
店では食い逃げだと店主が叫んでいる。

◎忍者その3
「(私は忍者。実は逃げられない。・・・迂闊だった)」
暗い部屋の中、忍者は焦り、息をのんでいる。
「(そこにも、あそこにも『敵』がいる・・・。もう、ダメかも知れない。こうなったら・・・)」
忍者、背中の忍者刀にゆっくりと手を掛ける・・・。
「(−−−私は敵の前に潔く散る!!)」
狭い部屋から扉を勢いよく開け、飛び出す忍者。手には忍者刀を何故か鞘から出さずに持っている。
「ごめんなさい。もう、しません! 覗きません!!」
忍者は刀を差しだし、土下座をし、何度も何度も頭を地面に擦り付ける。
周りには着替え中の女の子たちがバットや箒などを手にし、忍者の潜んでいたロッカーを取り巻いていた。彼女たちの形相はもの凄い。
「(私は忍者。こんな潔い私にホレたりはしないでくれ)」
躙り寄る女の子たち。忍者がどうなったかは知らない・・・。

◎忍者その4
「(私は忍者。主の命令で今、ここに来ている。目的の品は・・・あった!!)」
あるビデオ屋。キョロキョロしながら、ビデオ棚をうろつく忍者。
「(これを届ければ、任務は完了する)」
目的のビデオを見つけた忍者。そのビデオを手にする。
「どうも、ありがとうございます」
忍者が持って来たアダルトなビデオ10数本を差し出すと、レジの店員は愛嬌を振りまく。
忍者の表情はちょっと硬い。なぜか辺りにはヒソヒソと無責任な声がする。
「(何かギャラリーが居る様だが、ビデオを見るのは俺じゃあないんだ。勝手な想像は止めてくれ)」
そこへ店員が困った顔をして言ってきた。
「あの・・・、お金足りませんけど」
「(主が用意した金額では足りなかったか!)」
焦る忍者。ギャラリーの無責任な声はとどまることを知らない。
「(私は忍者。この時初めて別の主に仕えようかと思った。また、そこのギャラリー。私について妄想を膨らませるのは止めてくれ! 私の『嗜好』はちょっと違う)」

◎忍者その5
「(私は忍者。今、息を潜めている)」
某所の天井辺りで人に見つからない様に息を潜め、何かを見つめている忍者。
「(先程入ってきた侵入者に人たちが脅えている。いつもは非情な私だが、ここは人助けをしてやりたくなった)」
忍者、懐より手裏剣を取り出し、ある方向へ放った。
非常ベルのケースを壊し、鋭く刺さる手裏剣。それに因って館内にベルが鳴り響く。
ベルの音に驚き、ベルを鳴らしたのは誰だと所構わず拳銃を撃ちまくる銀行強盗。
人質の何人かは血を流し倒れている。
「(私は、忍者。冷酷な世界に生きる者。だが、人としての気持ちも忘れてはならない)」

◎エンディング
「(私は忍者。闇に生きる者。あなたとどこかの闇の中でお会いするかも。では・・・)」
手を振って、画面奥に走り去る忍者。咄嗟に飛び上がり、フレーム外で何かを切り落とす。
切り落とされたそれは、画面中央でとどまった「END」の文字。
※エンディング案です。

・・・こんな感じで、私はメモをとっています(^^;b 感想などお待ちしていまーす。


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