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フィリピン旅行記〜旅行本番編その6:4日目 マニラ観光と試合

フィリピン旅は半年近く前のことになってしまい、記憶もだんだん薄れてきている。
蔚山まとめたし、残りの思い出をサクッと記録に残そう。

4日目はこの旅の一番の目的・マリノス試合があった日。
マニラで1日過ごした。

ホテルのビュッフェで朝ごはん。胃もたれがひどく、ほとんど食べられなかった

マニラ市内観光


午前中は半日でサクッとマニラ市内を回れる地元旅行社のツアーに参加した。

日本語が話せるガイドのアナさんが同行。
フィリピン独立運動に取り組んだ国民的英雄・リサールさんにまつわる名所や、世界遺産の教会に行った後、マニラ2大巨大モールのうちのひとつ・SMモール(MOA)に連れて行っていただいた。
一人参加だったのでモールでお土産選びもフォローしてもらえた。
マニラは観光地もそこまで多くなかったので半日ツアーはちょうどよい塩梅だった。

フィリピンの明石みたいな、標準時子午線が通ってる場所。私が行く数日前に岸田総理も来てたらしい。
リサール公園には、リサールさん処刑時のモニュメントがたくさんある。
フィリピンの小学生は必ず彼のことを学ぶそうで、アナさんは「リサール様」とおっしゃってた。
フィリピンの街中は想像以上にゴミ箱が整備されてた
サンチアゴ要塞。ひたすらリサールさんのお勉強した
レゴ作品展示エリアがあった
絶滅危惧種のターシャ(ボホール島でお会いする)
クリソロゴ通り(前日行った)
川向かいは中国系の人の街
世界遺産・San Agustin Church
内部。教会の中は落ち着くので結構好き
街歩きをしてたら竹でできたかわいらしい自転車発見
MOAはクリスマス一色だった。
半袖のクリスマスは途轍もない違和感あり。
フィリピンは9月からクリスマス飾りをはじめ、10/31まではハロウィンも同時に飾られてるカオス状態らしい。
MOA内は案内が少ないので、迷子になりやすい。アナさん一緒でよかった
ランチは中華系ファストフードのChowkingで
酢豚のセット。フィリピン料理三原則満たしてて完食できず
ハロハロ。量多すぎてとても完食できず。
毒々しい紫のアイスは紫芋味。

金庫トラブル


観光から帰ってきて数時間部屋で休む時間ができたのだが、その間に金庫が故障。(貴重な休息を奪われる痛い思い出。。)
ビガンのホテルでも金庫の電池が切れてるというプチトラブルに見舞われてて、この旅は金庫に縁がなかった。
おかげさまでsafety boxという英語はしっかりマスターできたが。

フロントに連絡し(我ながらよく伝えられたなと思う。旅マジックである)、連絡役ののお姉さん、責任者っぽい人、エンジニアが相次いで来るも解決できず。
中に入ってる物は穴を開けて取り出す、金庫は交換と言われてしまう。マジか。。
金庫に穴をあける瞬間なんて刑事モノドラマでしか見ないと思ってたのに、まさか異国で目の当たりにするとは。

その後、金庫をドリルであけていただき、中の貴重品を取り出した後、新しい金庫に交換していただいた。
金庫交換後、責任者っぽい人にサインを求められた。
追加料金取られたらヤバいと思い、咄嗟に"No fee?"と確認。
笑顔で"No fee!"と返答されしばしの安心を得たが、かなり高そうな金庫だったのでチェックアウトまで少しドキドキしてたのはここだけの話。(当然無償交換)

いざ、試合

リサールスタジアムまではおなじみのgrabで移動。
18時前には着いたのだが、マリサポがすでに待機列作ってて、すぐに入場口はわかった。
懐かしい顔にもたくさん会えたし、久しぶりの日本人の日本語にとんでもない安心感を得られた。

入場前に選手バス到着に遭遇。
マリサポの多さに選手達驚いてたみたいだけど、西村拓真の「なんでこいつらこんなにおるねん」と言いたげな顔は今でも強烈に思い出せる笑

チケットもぎりする前にミシン目が切れちゃったたが、もぎりのお姉さんに「Sorry, ticket has been cut」と謝ったらなんと「Thank you」と返された。
心持ちが素敵だなと思えた瞬間だった。

もぎり後に再入場用スタンプが無条件でおされる
全観客がメインスタンド観戦だった。私はコア横青色席(300ペソ:750〜900円)で観戦。
安いと思ったが、フィリピン人感覚では高いそう。100ペソで映画見られるbyアナさん
大旗出す場所を運営の飯尾さんが指示してた。
VAR用カメラがメインスタンドにあるからだそう。思わぬ学び

試合は暑さ、メンバー落ち(スタメンにCBゼロ!)、人工芝などビハインドが多く本当に苦しい試合だったが、村上くんの公式戦初ゴールとヤンちゃんのすんげーゴールでなんとか勝てた。

私にとってこの試合が初海外アウェイ。
たった150人しかマリサポいないなかで海外で横浜チャントを歌い、跳ねて拍手して、勝利を噛み締める経験は、病みつきになるものだった。
試合終盤は、これまでの4日間のフィリピン旅の苦しさがオーバーラップして、少し泣きそうになってたし。

そういえば、選手がアップで出てきた時にマリサポが応援はじめた瞬間、現地の観客のみなさんがみんなマリサポに注目してた。
彼らにとって、サポーターの応援はとても新鮮にうつったのだと思う。
カヤFCにはコアサポーターみたいなひとたちはいなくて、試合中は(主に子供達が)ウナウナカヤカヤコールをたまにしたり、カヤの好プレーには悲鳴のような声が出たりという、感情に素直な応援って感じだった。
そんな彼らに、マリノスの応援が少しでもカッコいい記憶として残ってくれてたらいいなぁと思った。

マリノスOBの小椋祥平さんがきてて、コールもしてた。
試合後は小椋コールや大島コール(片付けにきてた大島コーチつかまえて)もできて、めちゃくちゃ楽しかった!

帰りはgrabタクシーがすぐにつかまったので、ホテルに直行。
ホテルのカジノ行こうかなと思ってたけど、朝の観光、昼間の金庫トラブル、夜の試合、、と結構ハードな1日に体が堪えてたので、シャワー浴びてすぐ休みました。

ACLフィリピン遠征のポイント


これからマニラへアウェイ遠征をする方がいたら、以下のようにアドバイスしたい。

・観光スポットもあまりないし、食事きついから1泊2日、もしくは2泊3日で十分。フライト約6時間
・ホテルはスタジアム近郊のマラテ地区か日本人街のあるマカティ地区がよい。日本語が通じやすいのはマカティ。4つ星or5つ星がオススメ
・grabを日本でインストールしておくとよい。空港ースタジアムーホテルの移動はgrabを使うことがオススメ
・マニラは世界一渋滞が激しい都市。時間に余裕をもって行動する
・モバイルファン持参推奨(暑いから)
・フィリピンペソは細かめのものを多めにもっておく(チップ用かつセブンイレブンでカードが使えないため)

というわけで、4日目編はおしまい。
5日目はセブへの移動なのですが、この旅で最も疲れるイレギュラーに巻き込まれた1日でした。
ではでは


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