音楽で生きていくと決めて6年くらい経つけど、やっと「自分は音楽が好きなのだ」と知覚できた、気がする

こんばんは。風呂上がり、29度のエアコンで、ほんの少しひんやりしながら、おざきです。朝までつけっぱでも寒くない、

今日は長くないです。タイトルの文章でツイートして完結してもいいくらいかなと思ったけど、明日は久しぶりに1日家にいるので、少し夜更かししてキーボードぱちぱちしてます

別に、ほんとにどっちでも良いというか、どっちが良いとか悪いとかではなくて、人それぞれの話なんですけど、自分の中での違和感がうっすら拭えた気がすることです

前文)「クラシックの良さを知ってもらいたい」への違和感

僕は一応アカデミックな環境でクラシック音楽を勉強してるので、クラシックの音楽を専門とされている人と多く話しますし、触れ合う機会があります。

僕自身音楽のスキルの根っこはクラシックからスタートしている。はず

で、同世代を中心に、積極的に外に向けて音楽をしている人(適切な表現みつからないけど、最近多い感じの人です。僕も多分そっちに分類されます)は、結構色々なモチベーションがあると思うんですけど、多くに

「クラシック音楽の良さを知ってもらいたい!」

って言葉を、めちゃよく聴きます。

わかる、いいもんねクラシック普通に。

自分もそういう雰囲気の発言をしている時期もあったのですが、ちょっと前から違和感あってやってないです。

ずっと、なんだろと思ってたのですが、なんかふと

多分そう表現する人の大半は、クラシック以外あんまり興味ないな

って思いました。ほんとふと です

こう表現すると、どうしても悪く聴こえちゃうんですけど、決してそういう意図はないです。

話を戻します。

クラシックって、確かにめっちゃ良くて、僕も大好きなんですけど、これはどの音楽にも適応できる話ですが

そのジャンルが、良いとか悪いとかじゃなくて、音楽そのもの自体が良いか悪いかでしかないよなと思います。

月並みなんですけど、ロックでもヒップホップでもクラシックでも別に関係ない。

だから、クラシックを広める!って感覚は、ちょっと気持ち悪いんですよね。抽象的すぎる

音楽って、もうちょっと包括的に接してあげるべきで、ジャンルに優劣はないな、と最近感じてきました。

で、これは何を言いたいかというと

僕は、ここにきてやっと、音楽大学を合計5年通ってやっと、

「音楽」が好きなんだな、って感じれるようになってきている、ということです。

↑ここまで前置き

本文)「音楽をやっている自分」と、「楽器・ジャンル」と「音楽」への愛の違い

僕は2年前くらいから、自分で作曲をするようになって、1年前からバンドも組んで、今まで取り組んだことのないタイプの音楽をやるようになりました。

それまでは、「フルート」に特化して、それに関連のある音楽(必然的にクラシックが多くなります)と触れ合ってばかりで、それ以外の音楽はほとんど聴いていない。なんなら米津玄師も、Lemonくらいから知ったし、ヨルシカとかその辺のメジャーなアーティストも、知ったのはここ1、2年の話です。

そもそも、音楽というものを、根本的な部分から愛していたわけじゃなかったんですよね。

「フルートを吹いている自分」と「フルート」が好きだった。

大学もほとんどその感覚で過ごしてて、でもジストニアで全然吹けないから結構沼ってました。よく燻らず頑張った自分。

だから大学2年の頃は、ほとんど音楽聴いてない気がします。

奇しくもYouTubeを始めた時期です。笑 音楽を演奏するチャンネルを運営しはじめたけど、自己表現のエネルギー発散場所では最初はなかった。どちらかというと生存本能に近いモチベーション。

YouTubeは音楽から逃げた先にあったのかもしれない。

自分で作るようになって、接し方が変わった

1番大きなのは、Khamai Leonの音楽を作り始めた、演奏し始めた事だと思います。

フルートはパフォーマンスの一部、として扱って良い場所ができた、これは大きい。

僕以外の仲間は、かなり音楽触れてきてるのが、話してたらわかる

自分も知りたい、って思う事ができて、自然といろんなジャンルの音楽を掘る事をスタートできた。

別にたくさん知っている事が偉いわけでは全くないけど、なんか、広がった気がする。

カメレオン、メンバー抜けちゃって4人体制になったのですが、

昨日、今日と初めてその体制でちゃんとレコーディングをしました。新曲。

また公開されたら語りたいですが、結構今までと違うテイストの音楽を作った。すっごい楽しかった。

今までにない高揚感があった。

そんな満足感で、終電の大江戸線に爆音で揺られながら(結構本気でうるさい)、帰りながらも音楽を聴いた。

歩いてる時も別の音楽を聴いていた 

めちゃくちゃ疲れてるはずなのに、家に帰っても、また新しい音楽を探して聴いていた、ジャンルは全部バラバラだけど、それぞれの曲はどういうイメージで作られてるのかな、とかどんな進行なのかな、とか、どんな歌詞なのかなどんな楽器かなとか、考えながら聴いてて、すごく満たされていた。

あ、これ幸せだ、って感じて、なぜか今までにない感覚に陥りました。

これが、「音楽が好き」という事なのか、

わからないけど、うれしい

ちょっと恥ずかしいけど、良い音で生きたいから、言葉でシェアします。

2020 08 18 03:49 


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