コーヒーの沼 第5歩 重さ その2

前回、ドリップバックの豆の量がお店によって違うことを書いたZKです。
そのあともう少し調べると、最近はドリップバッグ内容量が15gの
マグカップ用ドリップバッグも販売されているようでした。

今回もよろしくお願いします。 今回は前回の重さを深掘りした内容を
書いていきます。

コンビニの飲料コーナーや自動販売機を眺めると、ブラックコーヒーに微糖の缶コーヒー、ペットボトルのカフェオレ、カフェラテ(この違いは別noteで)などたくさんのコーヒー関係の飲み物が販売されています。
味ももちろん多種多様。コーヒー感ガッツリもあれば、マイルド感を全面に
出したものもありますよね。ミルクが美味しいもの、甘いものなどなど。
そこで感じたのがこの疑問。「全部コーヒーと呼んでいいの?」

コーヒーにはコーヒーのためのルールがありました。
消費者庁が制定している
「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約」によって、
コーヒー><コーヒー飲料><コーヒー入り清涼飲料
に分類されています。

この規約によりますと・・

コーヒー」は、内容量100グラム中にコーヒー生豆換算で5グラム以上のコーヒー豆から抽出又は溶出したコーヒー分を含むものをいう。

コーヒー飲料」は、内容量100グラム中にコーヒー生豆換算で2.5グラム以上5グラム未満

コーヒー入り清涼飲料」は、内容量100グラム中にコーヒー生豆換算で1グラム以上2.5グラム未満
だそうです。
明確に分かれていました。

だから、缶やペットボトルで販売されている ミルクの入ったコーヒーなどは、ラベルに”コーヒー飲料”と書かれているものがあるのですね。

100gに対して5gのコーヒー生豆。 これが多いのか少ないのか?

前回ドリップバッグの項で書いたように、
ZKは、12gの豆を抽出後の湯量140~160mlで楽しんでいます。
(水はほぼ1g≒1ml≒1ccなので、以下グラムで統一します。)

私が飲んでいるコーヒーは100g換算で豆8g使っていることになります。
コーヒーと定義される飲み物の最低基準値の1.6倍も使っているんだ。。。 
もしかして贅沢かな・・・・ 
この罪悪感をさらに強くする文字がありました。それは「生豆」です。

生豆=焙煎前の薄緑色の豆。 ZKが量っているのは、焙煎後の豆。
生豆と焙煎豆では、色だけでなく重さも変化します。

ご存知でした? ご存知ですよね。
熱で豆を煎ると、豆の中の水分がとんで軽くなります。
焙煎豆の質量は生豆のおおよそ75~80%まで軽くなると言われています。
ということは、生豆5gだと・・・5gx80%=4g!!

規約の最低基準値の倍になっちゃいました。やっぱりZK 豆使いすぎ???

でもですよ。
これくらいのグラム数の豆を使わないと 美味しいコーヒーではない
というか、コーヒーの味を楽しめません。

贅沢しているのはZKだけ???
と不安になっていろいろな情報を調べて見ました。
コーヒー専門店などお店で提供されているコーヒーを調べた結果を見ると、
平均で7.7g、贅沢なお店では、10g以上でした。

ZKが沼の入り口で出会った焙煎豆専門店では、12gの豆を使ってハンドドリップでテイクアウトコーヒーを提供されていました。

やっぱりこれくらいの豆を使わないと美味しくないよね。。
ZKは、豆を無駄遣いしているわけではないのだと知って、ほっとしました。

100g当たり生豆5gの規約の根拠はわかりませんでしたが、
出先で缶やペットボトル入り コーヒーを購入するときは、
ミルク入りでも「コーヒー」の表記のあるものを買うようになった
ZK でした。

本日は、コーヒーと コーヒー飲料の違いから知った、コーヒー豆の量についてでした。

最後までご覧いただきありがとうございました。
次回は、コーヒーの恋人 ミルクの入ったコーヒーの呼び方について
書きたいと思います。

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