マリーンズ TV観戦記 10/19-21 バファローズ戦

みなさま、こんにちは。ZKです。
マリーンズの試合を振り返りながら、
あーだこーだと書いてきた、2023年。いよいよ最終盤となりました。
今回も、よろしくお願いいたします。

アドバンテージも含めて、0勝2敗で迎えた、10/19。
ここで負けるとがけっぷちに追い込まれる大事な試合、
先発投手はマリーンズがメルセデス投手、バファローズが田嶋投手です。

試合は初回から動きます。
1回表、荻野選手が四球を選び出塁。3番左投手キラーの石川選手が
右前に運び一死一三塁からポランコ選手のセカンドゴロで、1点を先制。
幸先良い立ち上がりです。

しかし、すぐさまバファローズが反撃開始。
一死から、宗選手森選手の連打で一死一二塁からセデーニョ選手が
センターへのヒットで1-1に。さらに杉本選手にもタイムリーを浴び、
1-2となります。紅林選手もヒットで出塁し、
一死満塁からゴンザレス選手が大きなセンターへの犠牲フライで
さらに1点追加で1-3。劣勢です。
先発メルセデス投手がいきなりつかまりました。
今日、久々の登板となったメルセデス投手、直球の勢いがいつもより弱く
感じました。ただ、そのあと5回まで追加点を許しませんでしたから、
先発としての仕事はこなしてくれたと思います。

負けられないマリーンズが奮起したのは、6回表。
ここまで初回の1点に抑えられていましたが、
二死から田嶋投手がいきなり制球を乱します。
石川選手、ポランコ選手連続四球で一二塁とすると、
岡選手がレフト前にポトリと落ちるタイムリーヒットで1点を返します。
岡選手が全速力で二塁をおとしいれ、二死二三塁。
続く”スーパー”安田選手が一二塁間を破る逆転タイムリー!
4-3とします。

これであとは勝ちパターンの投手で逃げ切れると思いましたが、
やはり王者バファローズ。簡単にはいきません。
7回裏、この回からマウンドには澤田投手。バファローズは一番からの
好打順。二死としましたが、森選手に死球をあたえ、
打席はセデーニョ選手。
二球目でした。インコースの厳しいボール球にも見えた直球を打ち返すと、
打球は高々とレフト方向へ、伸びて、のびて、ノビテ、レフトスタンドへ。
この一発でバファローズが三度逆転。4-5となります。
甘い球ではありませんでしたが、セデーニョ選手がうまく打ちました。

これで勝負ありかと思った最終回、マリーンズが意地を見せます。
最終回のマウンドには、バファローズ山岡投手。
マリーンズは先頭の代打角中選手が四球を選び、出塁。代走に和田選手が
送られます。打席は安田選手。3球で追い込まれましたが、
ここから粘りを見せてくれます。4球連続ファウル(計5球連続)。
8球目のボールで和田選手が盗塁を決め、無死二塁となり安田選手の
当たりは一塁ライン際へ。これがベースに当たるタイムリーヒット。
まさにスーパー安田です。レギュラーシーズン最終戦の仙台での
レフトポールに当たるホームランから打撃好調。
ここでもスーパーな活躍を見せてくれました。
このあと送りバントで一死三塁となり、代打山口選手が何とか食らいついてセンターへの犠牲フライ。6-5と土壇場でこの試合4度目の逆転。
最後は益田投手が締めて、ファイナルステージ初勝利です。

最近のマリーンズは、ファイナルシリーズで
1度も勝てていませんでしたからこの勝利は大きいです。
前回2021年のファイナルステージでは1度も勝てなかった相手に
1つ勝てました。成長の証だと思います。

ただ、まだ通算成績は1勝2敗ですから
あと3つ勝たないと日本シリーズには進出できません。長いみちのりです。

10/20はしびれるような投手戦となりました。
先発投手の枚数が足りないマリーンズ。吉井監督は思い切った
手をうちます。なんと、ファイナルステージでブルペンデーを敢行。
先陣を切ったのは澤村投手。初回、二死満塁としますが、
紅林選手を抑えて無失点です。

2回からは中森投手がマウンドへ。
ヒットとエラーで一死一三塁の大ピンチを招きますが、
後続を断って無失点。2度のチャンスを凌いでロッテに流れが来るかと
思われましたが、バファローズ東投手に5回まで無失点に抑えられます。

マリーンズ投手陣も踏ん張ります。2回から4回まで中森投手。
5回、6回は国吉投手、7回は坂本投手が無得点に抑えます。
打線は、5回にチャンスを作ります。山口選手、佐藤都選手の連打で
無死一二塁。中村選手が送って一死二三塁で好調の上位打線。
でしたが、荻野選手二飛、藤岡選手はレフトへのいい当たりでしたが、
杉本選手がダイビングキャッチのファインプレー。タラレバですが、
抜けていたら・・・

7回まで両チーム無得点の緊迫した投手戦。
延長戦を考えると不利かな・・と思った矢先の8回に試合が動きます。
8回裏、マリーンズは西村投手をマウンドへ送ります。
先頭の杉本選手がツーベースで出塁、内野ゴロ2つで二死三塁となり
打席には今日ここまで2安打の若月選手。
打球は三遊間へ・・レフト前ヒットとなり均衡が破れます。
さらに、今シーズンパ・リーグの首位打者代打頓宮選手がレフトへの
タイムリーツーベースで2失点。この2点目が痛かった・・・

何とかしたいマリーンズは最終回、バファローズの守護神平野投手から
先頭の岡選手が意地のツーベースで無死二塁とします。
1点差なら、送って同点にとなるところですが、2点差なので強硬策。
しかしこれが裏目でした。山口選手三振、佐藤都選手二飛、
代打石川選手も投ゴロで試合終了。0-2の完封負けとなりました。

投手の台所事情が苦しい中、2失点は上出来の部類だと思いますが、
バファローズの投手陣がその上を行きました。

バファローズが日本シリーズ進出に王手をかけた、10/21の第4戦、
マリーンズはケガから戻ってぶっつけ本番の種市投手、
バファローズはロッテキラーの宮城投手です。

マリーンズは大きくスタメンを代えて臨みました。
今シーズン宮城投手からヒットを打っている選手を並べ、5番に茶谷選手。ここまで調子が上がらない中村選手をスタメンから外しました。

何が何でも勝ちたい試合でしたが、リードしたのはバファローズです。
1回裏、ランナーを1人置いて森選手がライトへの2ランホームラン。
解説の藤川氏に「日本人で今の球をホームランにしたのを見たことがない」と言わしめる、森選手の技術満載の一打で0-2となります。

種市投手はこのあと立ち直り、2回3回を無失点で抑えます。
種市投手は、能力が高い投手。しかし、初回に失点することが多いのが
気になります。来シーズンは、初回の失点ゼロを目指してほしいです。

次の1点をとった方に流れが行く展開、先にチャンスを作ったのは
マリーンズです。6回表、今日誕生日の荻野選手がツーベースで出塁し、
一死三塁。しかし、期待された石川選手、ポランコ選手が凡退で無得点。

すると6回裏2イニング目を任された森投手が、
先頭の森選手にツーベースを浴び、杉本選手がタイムリーヒット
これで点差が3点に広がります。

諦めないマリーンズは8回は藤原選手、9回はポランコ選手が
ライトスタンドへのホームランを放ちますが、いずれもソロ。
2-3で試合終了。

バファローズが4勝1敗でファイナルステージを制し、
日本シリーズ進出となりました。おめでとうございます!

負けたマリーンズ。残念です。
しかし、10月に入ってからは非常に見ごたえのある戦いをしたと思います。
1敗もできない状況で勝ちつづけ、パ・リーグ最後の舞台まで進みました。

谷保さんのアナウンスが聞けなくなりますが、
来シーズンは、もっと強くなると思います。

激戦から一夜明け、マリーンズの首脳陣の続投が決定した模様です。
吉井監督の続投は非常に嬉しいですし、今シーズンの戦いを見れば、
続投は当然だと思います。
来シーズンもワクワクする、勝ち試合を多く見せてほしいですね。

昨年からnoteを始め、自分の好きなこと書こうと思って始めた観戦記。
1年間何とか乗り切ることができました。

ここから野球はオフシーズンとなるので、野球ネタの更新控えめになると
思います。

今回(今シーズン?)はここまでです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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