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沖永良部島 観光編 その3 洞窟

みなさま こんにちは。 沖永良部島を訪れてきたZKです。
今回はその3、快晴の中訪れた 洞窟編です。

沖永良部島は隆起したサンゴ礁でできています。
なので、島のほとんどが裾礁型のサンゴ礁起源石灰岩
(第四紀層の琉球石灰岩)でおおわれています。
つまり、地面、地中に石灰岩が多いということですね。

島の東側和泊町は標高が高くなく、サトウキビ畑やジャガイモ畑、
電照菊やマンゴーの栽培など農業が盛んです。
レンタカーの車窓から見ると、表層は赤土でした。

一方、島の西側知名町は、標高200mを超える大山があり、その裾野には
カルスト地形が広がります。地学に明るい方はピンと来たかもしれません。そうです!! 洞窟が多くあります。

その中の1つ、昇竜洞(しょうりゅうどう)が一般公開されています。
行く前は、よくある観光名所の1つでしょ、と思っていましたが、
この場をかりて謝ります。 大変失礼しました スケールがすごかった。

その規模は山口県にある観光名所、秋芳洞と同等クラスで
鹿児島県天然記念物にも指定されています。

まずは入口、立派な門構えです。観光名所として力を入れていることが
伝わってきます。

南国感あふれる入口


受付で入場料金を払い、ゆっくりと下る道を滑らないように進みます。
洞窟の入り口は、南国らしい熱帯(亜熱帯?)な植物が密生していて、
冒険感を感じずにはいられません。

洞窟入って少しのところから振り向いてパチリ。何かのロケ地でしょうか?

入口から数分のところで対面したのが、昇龍の鐘とよばれる巨大な鍾乳石
石が形作られるまで、長い時間がかかったんだろうなぁ。これだけでも
すごいと思っていたのですが、ほんの序の口でした。

さらに数分進むと、通路の両側から迫るフローストーンの壁。とにかくスケールが大きく、そびえたつという表現がぴったり。
わずか数百m進んだだけで、異空間に遭遇しました。

フローストーン 地下水中の石灰分が結晶化することによって生じるそうです。

ZKが行った日は、外気温が25度を超える日差しの強い日でした。
洞内は22~23度。少し湿度が高く感じましたが、汗をかくことなく
過ごせました。湿度が高いのは、雨上がりだったからかもしれません。

道中、かがまないと通れない場所が数か所ありましたが、おそらく
できるだけ自然のままの状態を残そうとしているのだと思われます。
縦方向に長いフローストーンの造形も素晴らしかったですが、
中盤に出会った、横方向に幅広いフローストーンもすごい。
ナイヤガラの滝と紹介されていましたが、納得のスケールです。

道中、何色かにライトアップもされていて、幻想的な雰囲気にも
ひたることができました。

赤・青のライトに照らされています。

一般公開されているのは、600m。全長はなんと3,500mもあるそうです。
昇竜洞の最後には、竜神の滝の札のついた石がありました。

竜神の滝 確かに滝のようです。

出口に到着。南国の日差しと日本ではないような深い緑に圧倒されました

異国の地のようです。

駐車場への帰り道には南国を象徴する花ハイビスカスが色とりどりに咲いていました。

赤・ピンクの他に黄色のハイビスカス発見!

今回は、特別な装備が必要ない、ライトな洞窟探検でした。
沖永良部島のアクティビティ紹介によると、ケイビングもあるそうです。
こちらは、しっかりと装備を装着し、専門のガイドの方と一緒に
探検をするアクテビティのようです。
ドハマりした方は、体験直後に翌日の予約を申し込んだとか。

今回以上に探検感のあるアクティビティのようなので、次回はチャレンジしたいと思います。
以上、悠久の時間の流れを感じた沖永良部島観光洞窟編でした。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回から、本ツアーのメインイベント、国産コーヒー農園について
書いていきたいと思います。

農園オーナーの方の思いをどこまで届けられるか・・・
感じたことメインで書いていきたいと思います。!

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