マリーンズTV 観戦記 4/16-21 ライオンズ、ファイターズ戦

みなさまこんにちは。 開幕してから、各チームとの対戦が終わりました。
ここまでロテは7勝6敗1分の 貯金1ですから、まずまず。
松陰寺氏風に言うならば、『悪くないだろう』というところですね。
今週から2回り目。どんな戦いだったのか、振り返っていきます。

今週はライオンズと2連戦、ファイターズと3連戦です。
先週は敵地大宮、ベルーナドームで連勝したライオンズ戦。
今週はホームZOZOマリンでの2連戦です。
初戦はマリーンズ唐川投手、ライオンズ平良投手の先発で試合開始。
マリーンズ先発の唐川投手は今シーズン初登板。ここ数年は、ほとんどが
中継ぎ起用。新人時代からスタイルを変え、小さく変化するカットボール
主体の投球でしたが、今日はニュー唐川投手? でした。
なんと5回まで一人の出塁も許さないパーフェクトピッチング。
最速140km/hr 台のストレート(一球速報ではカットボール表示)ですが、キレがあるのか、ライオンズのバッターが押されているようでした。

唐川投手の好投を援護したい打線は、3回裏一死一三塁から角中選手が
適時打で1点先制。なおも二死満塁としますが、中村選手凡退で1点どまり。

唐川投手は6回先頭打者の長谷川選手にヒットを打たれますが、最後は
金子選手を見逃し三振に抑え、6回1安打無四球の好投価値投手の権利を
持って降板、中継ぎ投手に最高の形でバトンタッチしました。
7回登板はここまで無失点の西村投手。しかし四球のランナー2人をおいて
打席には売り出し中の4年目山村選手。
アウトコースのストレートを振りぬくと、打球はライトスタンドへ。
逆転3ラン本塁打でライオンズが一気に1-3と逆転します。
西村投手はマウンド上がっくり。四球が痛かったです。
山村選手の思い切りいいスイングは恐怖です。昨シーズン終盤にも
ZOZOマリンで特大アーチを放っていますから、今後も要注意の打者です。

このまま負けられないマリーンズは、打線が奮起。
この回から登板した本田選手からランナー1人を置いてポランコ選手が
打った瞬間確信のライトへの2号本塁打。チームホームゲーム第1号です。
試合はこのまま延長戦へ突入し迎えた11回裏に決着がつきます。
先頭の佐藤選手がヒットで出塁。この後送りバントと四球などで二死
一二塁で打席には岡選手。ツーボールからの3球目を思い切り引っ張った
痛烈な当たりがサード頭上を越え、レフト線へのタイムリーヒットとなり、マリーンズが熱戦を制しました。

好調マリーンズ。第2戦は先発西野投手、ライオンズが松本投手です。
今日も西野投手がさすがの快投を見せてくれました。
初回、一死一三塁のピンチでしたが、4番アギラー選手併殺打で無失点。
3回には源田選手の三塁打と長谷川選手四球でまたしても一死一三塁と
なりますが、長谷川選手盗塁失敗(リクエストでも覆らず)、岸選手の
当たりをセンター岡選手がスライディングキャッチでここも無失点です。
昨日のサヨナラ打から岡選手がノっています。
打線は、初回に岡選手安打で出塁し、山口選手の適時打で1点先制します。

先発西野投手は8回もマウンドに上がります。先頭の佐藤選手の当たりは
投手強襲の内野安打。ヒヤッとしますが、西野投手はそのまま続投。
犠打と内野ゴロで二死三塁。長谷川選手に四球を与えたところでマウンドを
降りました。116球被安打5、与四球2与死球1、無失点の好投でした。
ピンチでマウンドへ駆け上がった澤村投手が3球で凌ぎ無失点継続です。

その裏、この日猛打賞となる3本目の安打で岡選手が出塁し、ソト選手が
ライトへの技ありタイムリーで2点目。貴重な追加点となります。

最終回は開幕から好調を維持している鈴木投手がマウンドへ。走者を一人
出し、一打同点のピンチ。ここで打席には前日本塁打の山村選手。
山村選手の当たりは右中間の深いところへ。あわや本塁打という当たり。
やられたと思いましたが、ライトフライで試合終了。ライオンズ戦4連勝、貯金が3となりました。

1日移動日を挟んで迎えたエスコンフィールドでのファイターズ戦。
開幕カード負け越しのリベンジを期待したのですが、初戦の継投ミスで
暗転してしまいました。
金曜日の第1戦、マリーンズメルセデス投手、ファイターズ伊藤投手が
先発。先制したのはファイターズ。3回裏郡司選手の適時打で1点を先制。
しかし、好調マリーンズがすぐさま反撃。4回表ポランコ選手の3号2ランで
逆転に成功。7回には山口選手の打った瞬間それとわかる1号ソロで追加点。
若き大砲にようやく待望の1発がでました。ドデカイ一発でした。

逃げ切りをはかるマリーンズは7回から継投。八木投手がマウンドへ。
ここが分水嶺でした。一死からレイエス選手に被弾。大きな一発でした。
さらに、水野選手にタイムリー三塁打を浴び、3-3の同点となります。
開幕カードに続きファイターズの下位打線に痛打を浴びました。
2点差の緊迫した場面で八木投手に託した継投策が裏目でした。

本来なら、西村投手や澤田投手などいわゆる勝ちパターンの投手を
起用してほしかったのですが。吉井監督も反省していましたね。
試合後、「勝ちパターンの投手の何人かが投げれる状態でなかった」と
仰っていました。今後が心配です。

試合は、同点で迎えた9回裏、この回からマウンドに上がった横山投手が
今日から一軍復帰の先頭清宮選手に長打を浴びます。
犠打で一死三塁となったところで、マリーンズベンチは満塁策を選択。
ファイターズは代打加藤選手を起用。しびれる場面です。
加藤選手はファール3つで粘り、カウント3-2。7球目はインコースに
わずかにそれ、押し出し四球でサヨナラです。

横山投手はまだまだこれからの投手ですから、これを糧に成長して
もらいましょう。勝ち試合を落としたマリーンズ。これで好調の流れが
ついえます。土曜日はファイターズ北山投手の前に4安打無得点。
日曜日は加藤投手から9安打放つも無得点。
2試合連続完封負けを喫しました。

週の真ん中で3つあった貯金をすべて使い果たし、5割に逆戻りです。
金曜日の継投策が影響したのでしょうか。
この3連戦、得点は本塁打2本のみ。札幌では適時打0でした。

とはいえ、まだ5割です。来週はすべてホームゲームですから、
地元の声援を受けて、調子を取り戻してほしいと思います。

今週活躍してくれたのは、投手では鈴木投手。
4/17のライオンズ戦ではプロ入り初セーブを記録。無失点継続中です。

野手ではポランコ選手。今週2本のホームラン。ソト選手とともに、
これからもマリーンズ打線を引っ張る活躍をしてくれることを
期待しましょう。

4月第3週のマリーンズを振り返りました。今回はここまでです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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