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そらとぶこぎん第5号

これからnoteでは読んだこぎんの本も紹介していこうと思います.

今日は
そらとぶこぎん  第5号
です.

なかなかゆっくり読む時間がとれなくて発売から日が経ってしまいましたが、久しぶりに電車に乗る機会があったので電車の中で読みました.

第5号は前田セツさんの特集が組まれています.

自分で読むのが1番なのでこちらでは多くは書きませんが

セツさんが活動されていた頃はまだまだ女性が表に出て活躍するには生きづらい世の中であったと思います.

それでも信念をもって自分の夢を実現しようとする行動力には尊敬の念を抱かずにはいられません.
本当に強い女性だと感じました.

仕事や育児に追われていると、日々が目まぐるしく過ぎていき、それを言い訳にこぎんを刺さない日もあります.

それではいけない.

そんなふうに思わせてくれる前田セツさんの生き方.

こんなかっこいい生き方ができるかはわからないけれど、何においても手を抜かず本気で取り組みたいと思いました.

話は変わって...

前回の記事で、布と糸との相性について書きましたが、今回のそらとぶこぎんの中でセツさんの作品に取り入れられていた技法について興味深いものがあったので触れておきたいと思います.

セツさんは色の濃淡を表現するのに、糸縒りの本数を変えて刺していたそうです.
そうすることで、糸の色を変えなくても表情豊かな作品となるわけですね...

1種類の太さの糸でどう見栄えするかばかり考えていたので、この技法は目から鱗.
考えもしなかった...
一口にこぎん刺しと言っても本当に奥が深いです.

こぎん糸をほぐすのは難しいですから、太さのちがう糸を揃えるのはなかなか難しそうですが、いつか試してみたい技法です.

そらとぶこぎん第5号は取り扱いのある専門店やネットショップなどでも購入できます.
ここではそらとぶこぎんの編集をされている石田舞子さんの運営しているショップのURLを貼っておきます.

【グレイルブックス】

それではまたお会いしましょう!

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