ある日会社に行ったら会社が倒産してた話。
博士を卒業してすぐアメリカの大学で四年間ポスドクとして勤務し、その後アメリカの農業系企業(従業員200人程度、アメリカ・ヨーロッパ・中国・インドに拠点を持つ)に就職。コロナ禍でオフィスの大半はWFHになったが、ラボだけは通常稼働していた。
その日も普通に会社に出勤して朝の会議に出席した。会議は和やかな談話から始まり、その後上司の一言で場は凍り付いた。
「皆さんに報告しないといけないことがあります。今日、会社は死にました。」
『ん・・・・?会社が死んだ・・・?と、と、倒産