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【第2回 BIG MAGIC CS ”優勝”】キュレムVm/パルキアVs

どうも、ZitsuhaRikei(@ZitsuhaR)です。
久しぶりの執筆になります。しばらくこれといった結果を残していなかったので。

 今回は9/10に都内で開催された第2回 BIG MAGIC CS(187名参加) で使用し、優勝した【キュレムVm/パルキアVs】について解説します。

 私自身の主な経歴はシティリーグ優勝1回、色々な自主大会での上位入賞くらい。所謂、量産型シティリーグ優勝者ですね。
 私の経歴だけでは心許ない。。。情報の信憑性を高めるために敢えて書きますが、今回の構築はチャンピオンズリーグ3位やベスト16を経験したプレイヤーと共に考案した構築です。今回の構築とは少し内容が異なりますが、【キュレムVm/パルキアVs】を使用した調整メンバーは、各地方の自主大会でも優勝や上位入賞という結果を残しています。

〇This note for…

・安定感の高いデッキが好きなあなたへ
・【キュレムVm/パルキアVs】の使い方をもっと知りたいあなたへ
・CL横浜前に情報を入手しておきたいあなたへ

☆この記事のポイント

・白熱のアルカナ環境意識した【キュレムVm/パルキアVs】の構築について
 →【レジギガス】の台頭への対応、苦手対面【ミュウVm】への対応、 
   メタカードの採用、etc…
・サポートカードの配分について
 →サポートカードの種類と枚数、そして、その理由

〇環境考察

 ロストアビスの発売以降、環境が大きく変わりました。これまでのトップメタである【パルキアVs】、【ミュウVm】、【アルセウスVs系統】、【ディアルガVs】は依然として強いまま、【ロストギラティナVs】、【アルセウスVs/ギラティナVs】、【ロストバレット】、【レジギガス】そして【キュレムVs/パルキアVs】が新たにトップメタに加わることになりました。
 そして、白熱のアルカナで<Vガードエネルギー>が登場したことにより【ヒスイゾロアークVs】もトップメタ入りが予想され、【アルセウスVs系統】、【ミュウVm】などは構築の幅が広がりました。
 トップメタに多くのデッキが存在し、【ヒスイヌメルゴンVs】などのダークホース的存在も多数います(Tier分けは地域、プレイヤーレベル、個人の主観で大きく異なるため、敢えてやりません)。相変わらず何が勝ってもおかしくない環境です。一体何を握ればええんや・・・、そう思っている人も多いことでしょう。私も分かりません。

〇デッキ選択の経緯

 前述の通り、現環境はこれまで以上に多くのデッキがトップメタに存在するため、仮想環境を設定し、それに有効なデッキを選択する手法は好ましくないと考えます。また、サイドプランも3-2-3,3-2-1, 2-2-2, 2-2-1-1, 1×6など多くのパターンが存在し、デッキ選択と構築に置いて考えなければならないことが沢山あります。そんな中、個人的に下記のポイントを重視してデッキを選択することにしました。
 ①Vstarをしっかりと1パンできる火力が出ること
 ②同時に2体のポケモンをきぜつさせる手段があること
  (サイドレース・ダメージレースの柔軟性やツツジのスキップ)
 ③安定感があり、動けないターンが発生しづらいこと
 上記のポイントを満たし、現状、私が人並以上に扱えるデッキは【キュレムVm/パルキアVs】でした。
 【キュレムVm/パルキアVs】は進化するアタッカーが2ラインなので、【アルセウスVs/ジュラルドンVm】のように事故りやすいのでは?と思う方は多いかもしれません。しかし、このデッキはサポートの選択次第で非常に再現性の高い動きができるようになるのです(既にご存知の方も多いと思います)。また、元々の構築がシンプルかつ安定感重視であるため、構築を大きく歪めることなく苦手対面や五分対面に対するメタカードを採用する余裕がありました。今回ご紹介する【キュレムVm/パルキアVs】は一般的な構築にメタカードを加えることで、混沌とした現環境になるべく柔軟に対応し、かつ相手が想定する最大値(ガードライン)を上回れるようになっています。

〇当日のマッチアップ

 参考に当日のマッチアップを記載します。幅広く環境デッキと当たりましたが、不運なスタートをしてしまった【レジギガス】対面以外にはしっかり勝ち切ることができました。採用したメタカードもしっかりと刺さり、当日の環境にマッチした構築だったと思います。
 高い安定感とシンプルな火力によって長丁場でもストレスフリーで扱えたのも優勝の要因の一つと考えています。動画撮影卓では3戦中2戦で大失敗をやらかしましたけど。

予選
 〇  不戦勝
 〇【ロストギラティナ】
 〇【アルセウスVs/ギラティナVs】
 〇【ヒスイゾロアークVs】
 × 【レジギガス】
 〇【ミュウVm】
決勝トーナメント
 〇【ヒスイゾロアークVs】
 〇【ミュウVm】
 〇【ロストギラティナVs】
 〇【パルキアVs】

 これより先は有料部分となります。デッキレシピとコンセプト、全カードの採用理由、各対面の基本的な考え方などを説明していきます。【キュレムVm/パルキアVs】はもちろんのこと、他の環境デッキも使ったことがある・知っている方に向けた内容となっています。まだ自信が無い方はメタカード枠をボール系のカードにするなど、構築を丸くして使用してみると良いかもしれません。
 それでは、ご一読いただけると幸いです。

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