車椅子
お母さん用の車椅子を購入。
車椅子を購入した時点で、
そろそろ覚悟を決めたかもしれない。
お母さんと一緒に歩けて、どこかに食事する機会もう
終わりに見えてきた。
今までは一ヶ月1、2回にタクシーを使って
ほん少しの距離なら
お母さんまだギリギリ頑張って歩ける。
この余裕も、高望みになってきた...
昨日に歩いて救急室に行った時に
200m弱の距離なのに、
お母さんの血圧は160超え。
こんなに短い距離でもお母さんにとってこんなに大変なんだ...
次にお母さんができなくなることが見えてくる。
嫌だ、そんなのは....
辛いよこんなの日々.....
お母さんの寝顔を見て
寝る時間すら惜しいと思ってしまう。
泣きたいけど
泣いても助けてくれる人もう居ない。
介護に感情的になるのはマジでキツい。
割り切って「あーこの人を介護するのは仕事だからね」
感じが
できたらもうちょっと楽になるだろう....
こんなに辛いの介護でも
お母さんと一緒にいられる残された最後の時間。
そう思うと、切ない。
そして結婚したお姉さんのを立場を考えると、妙ですね
お姉さん達にとってお母さんは
「大事な家族だけど、もう一緒に住んでいない
健康に生きてるならもちろんいいが、
病気になっても『大変そう』くらいしか考えてない」
くらいの存在にすぎない。
要するに「放置してもいい存在」なんだ。
そういう意味では
家族の苦しみを一緒に背負わなくてもいいことは
ある意味「幸せ」の一種かもしれない。
「幸せ」は、 「人の不幸を無視する」という前提でも成立できるんだ。
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