見出し画像

《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》コンボ一覧

《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》で既に色々と無限コンボが見つかってますので、自分が知っている分だけまとめようと思います!
コンボ以外に普通に使っても色々と楽しいカードですが、今回はコンボのみの話です!
このカードは《溶鉄の残響/Molten Echoes》の指定ドラゴンと近い挙動ができるため、ジィーリィーランでよく使うコンボの一部はそのまま使用できます!

《溶鉄の残響/Molten Echoes》と似たことができる!

《溶鉄の残響/Molten Echoes》に関しては、以下に貼ったジィーリィーラン学会で監修した記事にわかりやすく載ってますのでそちらも見ていただければと思います!

《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》+2枚くらいでできるコンボを書いていこうと思います!
また、他のクリーチャーをドラゴンにできる《仮面林の結節点/Maskwood Nexus》等があれば、色々できすぎるので割愛します。
また、《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》でもコンボできますが、現状3枚以上必要となるため、こちらも割愛させていただきます。
以下にコンボを記載していきます。


(1)《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》ルート

《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》

以下が手順です。
①《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》を出す。
②《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》を出す。
③《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》の《コピー生成能力》と《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》の《パーマネント追放能力A》が同時に発生する。 
④《コピー生成能力》から先に解決されるようにスタックに乗せ、《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》のコピートークンが戦場に出る事で、《パーマネント追放誘発A》がスタック上に存在している状況で《パーマネント追放誘発B》が発生するので、《パーマネント追放誘発B》→《パーマネント追放誘発A》の順に解決する。
⑤土地等からマナを出した上で《パーマネント追放誘発B》を解決し、《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》のコピートークン以外の自分のコントロールしているパーマネントを全て追放する。
⑥《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》のコピートークンのみが戦場にいる状態で《パーマネント追放誘発A》を解決し、《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》のコピートークンが戦場を離れます。戦場を離れる事で《パーマネント追放誘発B》のパーマネントを場に戻す効果が誘発し、5で追放したパーマネントが全て戦場に戻る。
⑦ ③~⑥を繰り返すことで無限マナ発生

また、以下のようにすればループを止めて、パーマネントも戦場に残せます。
⑧ 任意の回数③~⑥を繰り返した後に、④の段階でいままでの手順と逆にスタックを積み《パーマネント追放A》を先に解決し《パーマネント追放誘発A》で《世界喰らいのドラゴン》以外の自分のコントロールしているパーマネントを全て追放します。
⑨《コピー生成誘発》を解決し、《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》のコピートークンが戦場に出る事で発生する《パーマネント追放誘発B》を解決し、世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》が戦場を離れる。戦場を離れる事で《パーマネント追放誘発A》のパーマネントを場に戻す効果が誘発し、3で追放したパーマネントが全て場に戻りる。(この手順を踏むことで、前述の無限マナを達成した上でループを止める事が可能。)

このコンボで少なくとも無限マナが発生し、他のCIPで能力誘発するパーマネントがあれば、それらも無限に誘発する。

なお、そのパーマネントがドラゴンであれば、⑥のタイミングで《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》分の《コピー生成能力A》と《パーマネント追放誘発A》の他にそのドラゴンの《コピー生成能力B》も発生する。《コピー生成能力B》を最後に解決するようにスタックに置き続け⑦のループを行うことで、⑨の時点でそのドラゴンの無限トークンを出すことも可能です。

⑤の《パーマネント追放誘発B》の解決前に《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》に除去を打たれると全パーマネントが永久追放される点には注意。

(2)覇権(クリーチャー)持ちの多相ルート1

以下の3体が該当します。

《変わり身の勇士/Changeling Hero》
《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》
《変わり身のタイタン/Changeling Titan》

以下が手順です。《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》で代表して書いてますが、他の2体でも可能です。
①《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》を出す。
②《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》を出す。
③《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》の《コピー生成能力》と《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》の覇権能力(《覇権A》)が同時に発生する。 
④《コピー生成能力》から先に解決されるようにスタックに乗せ、《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》のコピートークンが戦場に出る事で、《覇権A》がスタック上に存在している状況で《覇権B》が発生するので、《覇権B》→《覇権A》の順に解決する。
⑤《覇権B》を解決し、《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》本体を追放する。
⑥《覇権A》を解決し、《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》のコピートークンを追放する。
⑦《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》のコピートークンが追放されたことで《覇権B》の効果で《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》本体が戦場に戻る。
⑧ ③~⑦を繰り返すことで《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》が無限に戦場と追放領域を往復できる。(覇権は任意なため自由に止められます。)

ここで《峰の恐怖/Terror of the Peaks》等がいれば無限ダメージです。

⑥を解決させずに覇権持ち多相のコピーを除去できるクリーチャーを出したり、《出産の殻/Birthing Pod》等で別のクリーチャーに変えれば、(3)のルートに行くことができる。

(3)覇権(クリーチャー)持ちの多相ルート2

別ルートです。
以下が手順です。《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》で代表して書いてますが、他の2体でも可能です。
①《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》と戦場に出た時等に《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》を除去できるドラゴン(以下《ドラゴン》、ダメージ等で除去する場合は2倍して除去できるならOK)を出す。
②《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》を出す。
③《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》の《コピー生成能力》と《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》の覇権能力(《覇権》)が同時に発生する。
④《覇権》から先に解決されるようにスタックに乗せ、《覇権》で《ドラゴン》を追放する。
⑤《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》のコピートークンが戦場に出る事で発生した《覇権》で《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》本体を追放する。
⑥《ドラゴン》が戻り、更に《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》の《コピー生成能力》で《ドラゴン》のコピートークンも戦場に出る。それらにより《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》のコピートークンを除去する。
⑦《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》のコピートークンが追放されたことで《覇権》の効果で《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》本体が戦場に戻る。
⑧ ③~⑦を繰り返すことで《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》が無限に戦場と追放領域を往復し、《ドラゴン》の無限トークン及びその出た時の能力等が無限に誘発する。

《ドラゴン》はダメージやマイナス修正なら、コピートークンも合わせて《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》系を焼ければ問題ないです。

《ドラゴン》の候補としては、
・出た時にクリーチャーにダメージを与えられるドラゴン
例)《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》、《Thunder Dragon》、《世界を溶かすもの、アタルカ/Atarka, World Render》等非常に多いです。
《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》のようにプレイヤーにもダメージが飛ぶなら、ダメージ量次第で無限ダメージもできます!

・出た時や出るに際し、生贄に捧げる能力持ちドラゴン
例)《フェイに呪われた王、コルヴォルド/Korvold, Fae-Cursed King》、《捕食者のドラゴン/Predator Dragon》、《大食のドラゴン/Voracious Dragon》等、主に貪食持ちドラゴン
《フェイに呪われた王、コルヴォルド/Korvold, Fae-Cursed King》なら無限ドロー、《捕食者のドラゴン/Predator Dragon》で無限速攻トークン、《大食のドラゴン/Voracious Dragon》で無限ダメージです。

・サクリ台能力持ちドラゴン
《イマースタームの捕食者/Immersturm Predator》と《カーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kher》の2体

・他の覇権(クリーチャー)持ちの多相

・クローン系
これでミーリムになりミーリムが2体いれば無限トークン、スタックの乗せ方によってはミーリムを無限に増やすことも!《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》なら無限速攻トークンで簡単に勝ち。

(4)《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》ルート1

《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》の場合は、《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》のコピーの伝説を失わせる能力がデメリットとなり、《溶鉄の残響/Molten Echoes》でできていた無限ループはできなくなっています。そのため、別のカードが必要です。
このルートはコストがかからず、繰り返し使えるサクリ台が必要です。
以下が手順です。
①《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》と《サクリ台》を戦場に出す。
②《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》を戦場に出す。
③《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》の《コピー生成能力》と《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》の《リアニメイト能力A》が発生する。
④好きな順番でスタックに乗せ、《コピー生成能力》の解決前に《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》を《サクリ台》で生贄に捧げる。
⑤《コピー生成能力》を解決させ、《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》のコピートークンが戦場に出る事で発生した《リアニメイト能力B》で墓地の《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》を戦場に戻す。
⑥ ③~⑤を繰り返すことで《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》の
無限トークンと《サクリ台》の無限回起動ができる。

このコンボでは、《リアニメイト能力A》は自由に使えるため、墓地のドラゴンを全部釣ることも、ドラゴンを《サクリ台》でサクることで墓地のドラゴンの無限トークンも可能です。

始祖ドラゴン学会の学長のさかもちさんが以下のツイートで分かりやすく図解してくれています!

(5)《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》ルート2

サクリ台がいらない代わりに墓地に特定のドラゴンが要るルートです!
以下が手順です。
①《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》を戦場に出す。
②戦場に出た時等に《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》とコピーで本体自身を墓地に送ることができるドラゴン(以下《ドラゴン》)が墓地にいる時に《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》を戦場に出す。
③《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》の《コピー生成能力》と《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》の《リアニメイト能力》が発生する。
④《リアニメイト能力》から先に解決されるようにスタックに乗せ、墓地の《ドラゴン》を戦場に戻す。
⑤《ドラゴン》が戦場に戻ることでその能力で《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》を墓地に送り、《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》の《コピー生成能力》により出てきたトークンで《ドラゴン》本体を墓地に送る。
⑥《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》のコピートークンが戦場に出る事で発生した《リアニメイト能力》で墓地の《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》を戦場に戻す。
⑦ ③~⑥を繰り返すことで《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》の
無限トークンと《ドラゴン》の無限トークン及びその出た時の能力等が無限に誘発する。

《ドラゴン》の候補としては、
・出た時にクリーチャーにダメージを与えられるドラゴン
例)《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》、《トラクシーズの落とし子/Spawn of Thraxes》、《ヴァルカスの災い魔/Scourge of Valkas》等条件を満たせるのは(3)より少ないです。
《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》のようにプレイヤーにもダメージが飛ぶなら、ダメージ量次第で無限ダメージもできます!

・出た時や出るに際し、生贄に捧げる能力持ちドラゴン
例)《フェイに呪われた王、コルヴォルド/Korvold, Fae-Cursed King》、《捕食者のドラゴン/Predator Dragon》、《大食のドラゴン/Voracious Dragon》等、主に貪食持ちドラゴン
《フェイに呪われた王、コルヴォルド/Korvold, Fae-Cursed King》なら無限ドロー、《捕食者のドラゴン/Predator Dragon》で無限速攻トークンです。

・サクリ台能力持ちドラゴン
《イマースタームの捕食者/Immersturm Predator》と《カーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kher》の2体

なお、《ドラゴン》に《峰の恐怖/Terror of the Peaks》を選んだ場合は、《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》が出た時に《峰の恐怖/Terror of the Peaks》がいれば、《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》自身にダメージを与えて墓地に行けるため、《峰の恐怖/Terror of the Peaks》は戦場でも良いですし、《峰の恐怖/Terror of the Peaks》を途中で墓地に送る必要もないです。

こちらも始祖ドラゴン学会の学長のさかもちさんが以下のツイートで分かりやすく図解してくれています!

(6)《無謀なバーバリアン/Reckless Barbarian》ルート

同じセットのこいつでもルートを見つけました!
他に使うのは《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle》です!

以下が手順です。
①《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》と《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle》を戦場に出す。
②《無謀なバーバリアン/Reckless Barbarian》を戦場に出す。
③《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》の《コピー生成能力》により、《無謀なバーバリアン/Reckless Barbarian》のコピートークンが戦場に出る。
④《無謀なバーバリアン/Reckless Barbarian》のコピーと本体を能力で生贄に捧げ、4マナを得る。
⑤《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle》が誘発するため、④のマナを支払い、《無謀なバーバリアン/Reckless Barbarian》が戦場に戻る。
⑥以下③~⑤を繰り返すことで《無謀なバーバリアン/Reckless Barbarian》が無限に戦場と追放領域を往復できる。

ここで《峰の恐怖/Terror of the Peaks》等がいれば無限ダメージです。

(7)《アストラル・ドラゴン/Astral Dragon》ルート1

無限ではありませんが、120点以上のダメージを与えられるルートを新たに発見したので追加します!
一緒に使うのは《龍の大嵐/Dragon Tempest》です。

以下が手順です。おそらく最大ダメージルート
①《龍の大嵐/Dragon Tempest》を戦場に出す。
②《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》を戦場に出し、《龍の大嵐/Dragon Tempest》のダメージ能力が発生して1点ダメージ。
③《アストラル・ドラゴン/Astral Dragon》を戦場に出す。
④《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》の《コピー生成能力》と《アストラル・ドラゴン/Astral Dragon》の《トークン生成能力A》、《龍の大嵐/Dragon Tempest》の《ダメージ能力A》が発生する。
⑤《トークン生成能力A》、《コピー生成能力》、《ダメージ能力A》の順番で解決されるようにスタックに逆順に乗せ、《トークン生成能力A》を解決させる。トークンは2体とも《龍の大嵐/Dragon Tempest》のコピーとして戦場に出す。
⑥トークン2体が《龍の大嵐/Dragon Tempest》として戦場に出ることで《龍の大嵐/Dragon Tempest》3枚分によるダメージ能力が2回分発生し、ドラゴンの数が4体なので、3枚×2回×4体=24点のダメージが発生する。(合計25点)
⑦次に《コピー生成能力》を解決し、《アストラル・ドラゴン/Astral Dragon》のコピーによる《トークン生成能力B》、《龍の大嵐/Dragon Tempest》の《ダメージ能力B》(3回分)が発生する。
⑧ ⑤と同様に《ダメージ能力B》を後にして、先に《トークン生成能力B》を解決させる。トークンは2体とも《龍の大嵐/Dragon Tempest》のコピーとして戦場に出す。
⑨ ⑥と同様にトークンによるダメージを解決させる。今回は《龍の大嵐/Dragon Tempest》が5枚、ドラゴンが7体なので、5枚×2回×7体=70点のダメージが発生する。(合計95点)
⑩《ダメージ能力B》(3回分)と《ダメージ能力A》を解決させる。両方ともドラゴンが7体なので、7点×4回=28点のダメージが発生する。(合計123点)
⑪足りなければ速攻を持っているので戦闘する。(4+3+3)×2+6=26点分で合計149点!

最大ダメージには解決させる順番が重要なので、少し複雑になりましたが、要はコピー全部を《龍の大嵐/Dragon Tempest》にすれば、大ダメージが出せるというコンボなので、多少スタックの順番が入れ替わっても戦闘なしで100点以上は出せるはずですので、順番はそこまで気にしなくてもよいかと思います!

(8)《アストラル・ドラゴン/Astral Dragon》ルート2

(7)と同じく無限ではありませんが、実質無限であるルートを発見しました。
一緒に使うのは《倍増の季節/Doubling Season》、《野生の活力/Primal Vigor》、《似通った生命/Parallel Lives》、《選定された行進/Anointed Procession》等のトークンを倍にするエンチャントです。

以下が手順です。《倍増の季節/Doubling Season》で代表します。
①《倍増の季節/Doubling Season》、《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》を戦場に出す。
②《アストラル・ドラゴン/Astral Dragon》を戦場に出す。
③《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》の《コピー生成能力》と《アストラル・ドラゴン/Astral Dragon》の《トークン生成能力》が発生する。
④《トークン生成能力》、《コピー生成能力》の順番で解決されるようにスタックに逆順に乗せ、《トークン生成能力》を解決させる。トークンが倍の4体出るが、4体とも《倍増の季節/Doubling Season》のコピーとして戦場に出す。
⑤次に《コピー生成能力》を解決し、《倍増の季節/Doubling Season》が5枚あるため、《アストラル・ドラゴン/Astral Dragon》のコピーが2の5乗倍、つまり32体出る。
⑥32体分の《トークン生成能力》がスタックに乗り、《倍増の季節/Doubling Season》以外になる場合は、2×32×32=2048体!《倍増の季節/Doubling Season》になる場合は、1体目の《トークン生成能力》で64体のトークンが《倍増の季節/Doubling Season》として出るため、2体目の《トークン生成能力》は2の(5+64+1)乗=約12垓体、3回目は2の約12垓乗体…と無限と言ってよい数のトークンが出ます。

最終的な数字は天文学的と言うより天文学でも扱わないような数値となります…
グラハム数と呼ばれる巨大数が似たような表し方をできるらしいですが…
それを使うと2↑↑32体を軽く超える数のトークンが32回目に出るのかな?
誰かがダメージを与えられるパーマネントを持っていたらそれだけでほぼ無限ダメージです。

(9)ブリンク持ちパーマネント使用ルート

上記のようなマナのみで起動することでクリーチャーを追放してすぐに場に戻す(以下ブリンク)できるカードによる無限コンボです。無色マナが必要な《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》では不可能です。
ブリンクするのは《アストラルの狩人、ガナクス/Ganax, Astral Hunter》か《多欲なドラゴン/Rapacious Dragon》です。

以下が手順です。《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》と《多欲なドラゴン/Rapacious Dragon》で代表します。
①《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》、《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》、《多欲なドラゴン/Rapacious Dragon》を戦場に出し、《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》と《多欲なドラゴン/Rapacious Dragon》を結魂させる。(順不同)
②2マナ《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》のブリンク能力を起動し、《多欲なドラゴン/Rapacious Dragon》をブリンクする。
③《多欲なドラゴン/Rapacious Dragon》及びそのコピーにより宝物トークンが4つ出る。(結魂を忘れずに)
④ ②と③を繰り返すごとに《多欲なドラゴン/Rapacious Dragon》のコピートークン及び宝物トークンが増えていくため、無限トークン無限マナ。

《アストラルの狩人、ガナクス/Ganax, Astral Hunter》では、1回当たりの宝が増えるので楽しいかもしれないです!
《ガラゼス・プリズマリ/Galazeth Prismari》等の宝物トークンが1個だけ出るドラゴンでも《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》なら無限トークンはできます!

(10)食物連鎖+クローン系ルート

統率者が《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》かクローン系である必要はありますが、新しい無限コンボのルートが見つかりました。(2023/1)

必要なのは、前述したように統率者がミーリムかクローン系であること。統率者がクローン系の場合は、《食物連鎖/Food Chain》とミーリムをコントロールできる必要があるため、人のカードを利用しないなら、固有色的に《千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Faces》+《血を蒔く者、ターナ/Tana, the Bloodsower》が2023年1月現在可能な唯一の組み合わせです。

以下が手順です。《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》を統率者とし、統率者税はかかってない状態で記述します。クローン系の代表として《クローン/Clone》で記述します。

①《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》、《食物連鎖/Food Chain》を戦場に出し、《クローン/Clone》を出して《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》のコピーになる。
②レジェンドルールで片方を墓地へ、《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》の本体の場合は統率者領域へ移動させる。残った方を《食物連鎖/Food Chain》で追放し、7マナを加える。
③《クローン/Clone》が出たことにより、《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》の伝説でないコピートークンが出る。
④出た7マナ+2色分の色マナから《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》を8マナで再度出し、コピートークンが出る。(残りマナ1、コピートークン2体)
⑤《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》の伝説でないコピートークンの1体と本体を《食物連鎖/Food Chain》で2色14マナに変える。(残り3色15マナ、コピートークン1体)
⑥10マナで《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》を出し、コピートークンが出る。(残り2色5マナ、コピートークン2体)
⑦《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》を追放して7マナ、12マナで再度出し、コピートークンが2体追加される。(残り0マナ、コピートークン4体)
⑧繰り返すことでコピートークンが次は4体のままだが、その次は6、10、16体と出しなおすのに必要なマナだけトークンを《食物連鎖/Food Chain》でマナに変えれば、コピートークンがどんどんと増えていき、無限にトークンを並べることができ、クリーチャー限定の無限マナも出せます。

統率者税がかかってない状況なら、コンボカードを出すマナ+2色2マナがあればコンボスタート可能です。《食物連鎖/Food Chain》はクローン系を出した後のタイミングで出しても良いです。コピートークンだとマナコストがコピーされ、コピーから食物連鎖で7マナ出せるのは大きかったですね。

後はクリーチャー限定の無限マナを使ってダメージを飛ばせるドラゴンでも出せば、無限のミーリムから無限にコピーされるので無限ダメージとなります。
他のコンボより複雑でしたので、雑にエクセルで表を作ってみました。それでもわかりづらいかもですが…

(11)《うろつく玉座/Roaming Throne》ルート

「イクサラン:失われし洞窟」にて新登場したカード《うろつく玉座/Roaming Throne》の登場により、色々とできるようになったため、追加します。

《うろつく玉座/Roaming Throne》により、ミーリム及び他のドラゴンの誘発を増やせるようになりました!

ミーリム、《うろつく玉座/Roaming Throne》(ドラゴンを宣言)の順で出した場合は、《うろつく玉座/Roaming Throne》がドラゴンとして出るため、ミーリムのコピートークンが出る能力がコピーされ合計3体の《うろつく玉座/Roaming Throne》が出ることになります!
その状態でドラゴンを出すとコピーが4体!そのドラゴンの誘発も各4回!
例えば、《峰の恐怖/Terror of the Peaks》を出した場合、コピーが1体出るたびに、5点×4回×n体(nはコピーが出た時点の《峰の恐怖/Terror of the Peaks》の数)のダメージが出るため、5×4×(1+2+3+4)=200点!
《ヴァルカスの災い魔/Scourge of Valkas》なら誘発する回数、ドラゴンの数ともに《峰の恐怖/Terror of the Peaks》を超えるため、3種だけで476点を出せます。
他にも、その状態では《アストラル・ドラゴン/Astral Dragon》なら3/3トークンは40体出ますし、《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》なら攻撃しているドラゴンの数だけドローしてパーマネントを場に出すのを20回繰り返せる!
面白いところで《ヘルカイトの狩猟者/Hellkite Courser》+サクリ台で統率者を81体(本体含む)を出せます!最低でも19体を生贄に捧げており、更にまだ81+5体のクリーチャーがいるため、《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment》や《爆破基地/Blasting Station》等ならそれだけで、100点以上出せますし、出した統率者が《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》なら324回引いて場に出すを繰り返せます!(途中でライブラリーがなくなるので、《峰の恐怖/Terror of the Peaks》等で決めましょう。)

《うろつく玉座/Roaming Throne》(ドラゴンを宣言)、ミーリムの順に出した場合でも、以降はドラゴンを出すとそのコピートークンが2体出て、出したドラゴン本体を含めたそれらの誘発も全て2倍となります。
この場合でも、《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》等を出すと無限トークンが可能です。ルート(3)と似ていますが、《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》の能力が2回誘発し、コピーも2体出るため、少しややこしいです。
一例としては、コピー1で《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》の本体とミーリムを追放し、コピー2の誘発1回目でコピー1を追放すれば、誘発2回目より先にコピー1で追放していた2体が帰還し、同じ手順を繰り返せば、無限トークンですが、各トークンに付き覇権が1回分残っているので、半分だけ追放して、場に残るようにすれば結局無限トークンになります。
ミーリムでなく、《うろつく玉座/Roaming Throne》を追放することで、更にややこしくできますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?