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【WOE】新ドラゴン2体!

エルドレインの森のプレビューが開始して早速新規のドラゴンが2体登場しました!


《Realm-Scorcher Hellkite》

早速、神話レアでドラゴンが公開!日本語名や拡張アート等の有無は現状不明。
6マナ4/6の飛行、速攻で新能力の「協約/Bargain」を持っている。
「協約」により、唱えた時にアーティファクト、エンチャント、トークンのいずれかを生贄に捧げると出た時に好きな組み合わせで4マナ出せる!
そして2マナでいずれかの対象に1点飛ばせる能力がある!
4マナは後続の呪文を唱えるのに使用できなくても火吹きに使用でき、自己完結しているのは非常にありがたい。
2マナで1点のダメージを飛ばす能力は《シヴのヘルカイト/Shivan Hellkite》からの伝統の火吹きをイメージした能力の一種となっており、カード自体も意識したスペックとなっているように見える。

《シヴのヘルカイト/Shivan Hellkite》USG
《シヴのヘルカイト/Shivan Hellkite》10E

流石に25年近くの年月の差により、新ドラゴンがほぼ上位互換だが、パワーが1低いため完全な上位互換にならないようになっているのにリスペクトを感じる。またお互いで戦闘した場合、両者とも能力1回で相打ちになるのも面白い!

確かに《シヴのヘルカイト/Shivan Hellkite》と比較すると強い点が目立つが、単体で見ると6マナ4/6飛行速攻は現代ではそこまで強いと言い切れるわけではないため、協約の能力と火吹きを最大限生かせる構築で使用したい。
協約は恐らく唱えた時点で生贄にするため、打ち消しされるとアド損となると思われるが、逆に打ち消されても生贄にはするのでその点を生かすとすると墓地に行くと有用なアーティファクトやエンチャント等を生贄に捧げること等で、上手く生かせる可能性がある。(この使い方は他の協約持ちでもできるが…)
例えば
・《血染めの月/Blood Moon》系を出した後に《暗黒の深部/Dark Depths》を出し、月をサクる。
・《ウギンのきずな/Ugin's Nexus》をサクる。


また、食物トークン等のサクってもそこまで問題ないパーマネントをサクって、出した4マナを最大限生かせるようにする方に重みを置くことも考えられる。この能力は出た時の能力であるため、能力コピーで8マナを出すのも面白いかも。

統率者(EDH)の《鉤爪のジィーリィーラン/Zirilan of the Claw》では、協約と噛み合わない点は残念だが、《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》等を使用した無限マナコンボの際にフィニッシュ手段として、《シヴのヘルカイト/Shivan Hellkite》や《スカルガンのヘルカイト/Skarrgan Hellkite》等から選ぶ候補にはなる。

統率者の《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、5マナで出せるため、協約の4マナから5マナのドラゴン等を展開できればマナ的に非常においしい!無限マナコンボを採用している等のそれ以外のおいしい利点があれば、採用可能性は十分あり。

統率者の《爪のライヴァズ/Rivaz of the Claw》では、やはり無限マナコンボを採用しているならかなりあり。4マナや生贄を上手くいかせるなら是非採用したいところ。

統率者の《ズルゴとオジュタイ/Zurgo and Ojutai》では、速攻と4マナ供給による展開力アップが噛み合っているため、採用可能性はある。無限マナコンボを採用しているならかなり優先度が高くなる。

レガシーのZirilan Stompyでも協約との噛み合いがあまりよくないので、採用するならデプスコンボを入れた時とかになりそう。

《退廃的なドラゴン/Decadent Dragon》

通常版
ショーケース版

先にショーケース版のイラストとカード名が公開されていたドラゴン。
イラストから宝物に関係していそうと予想した通り、攻撃時に宝物を出せる!
本体は4マナ4/4飛行、トランプル、攻撃時に宝物を出せるとマナレシオが良く、更に出来事の《贅沢な嗜好/Expensive Taste》が黒の3マナのインスタントで相手のライブラリートップを2枚裏向きに追放し、追放されている限り見ることやプレイも可能となる。
出来事が3マナ、本体4マナと噛み合いも良く、中々使いやすいドラゴン。赤単色EDHで使えないのは残念。
出来事は相手のトップ追放だが、最近のカードに多い色を無視できる能力はなく、色が合わない場合は宝物等を使用して色を出す必要がある点には注意。普通に使用しても2ドロー相当であるため悪くないが、相手の占術でトップにカードを残した後やトップにカードを置くチューターの後等に使用できると非常においしい!
本体も派手さはないがマナレシオに優れ、次のターンから加速も可能と優秀。
前回のエルドレインでは出来事持ちのドラゴンはおらず、バルダーズゲートのみだったため、このショーケース版のドラゴンが来たのは嬉しい。

統率者の《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、両方とも3マナで唱えられるため非常に便利であり、出来事の方が上記で述べたようなチューター対策にも使用できる点や5色なため色が問題ない点も含めかなり有用!最近流行りの《溜め込む親玉/Hoarding Broodlord》とも相性が非常に良く出来事で追放したカードと本体に召集を付与できる!

統率者の《爪のライヴァズ/Rivaz of the Claw》でも、出来事、本体共に悪くないため採用可能性がかなり高い!

レガシーのZirilan Stompyでは、出来事が色的に使いずらいため、恐らく不採用。


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