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【LTR】スマウグ登場!

指輪物語:中つ国の伝承のプレビューが始まりました!
原作を好きだった身としては、非常に楽しみでしたが、旅の仲間や各種アイテム、その他主要キャラ等続々とカードが登場してきており、プレビューが楽しいです!
ドラゴンは指輪物語の話には登場しないどころか、絶滅していますが(正確には強大な個体がいないだけらしいですが…)、マローが事前に言っていたように前日譚のホビットの冒険のドラゴンであるスマウグのトークンを出すカードが登場!
早速カードの紹介を

《行きて帰りし物語/There and Back Again》

ホビットの冒険の別名である行きて帰りし物語!
指輪物語の原作内にもビルボが書いた小説として存在しているビルボの冒険を描いた物語であり、英雄譚として非常にふさわしいカード!
カードとしては3RRと重めの英雄譚となっている。
1章ではビルボが、ゴクリ(ゴラム)が落とした指輪を拾ったシーンの再現で、指輪に誘惑され、更に指輪で透明になる能力の再現として、ブロックできない能力が、英雄譚が残っている限り付与される。
2章はスマウグがいて、宝を保管している山を見つけた(たどり着いた)シーンの再現か、山をサーチして戦場に出せる。なんと基本でなくても良く、アンタップイン!
3章はビルボに宝を1つだけ盗られたことに気が付いて、街で暴れたシーンの再現として《スマウグ/Smaug》トークンが戦場に出る!

スマウグは6/6飛行、速攻とドラゴンとしてのスペックは普通に高めであり、更に死亡時に14個もの宝物トークンを生成できる!
この14個はビルボと13人のドワーフで山分けをすることの再現であろう。直後の戦争で亡くなったドワーフがいるため、街等に分けた分もあるかと考えましたが、14と言う数にする理由として弱いので、上記だと思います。
トークンのイラストは挿絵になっており、まさに原作内の「行きて帰りし物語」の挿絵なんだろうと考えられる!
世界観的にも最後の強力なドラゴンだったため、カードになってくれて非常に嬉しい!実質スマウグが倒されて中つ国の強力なドラゴンは絶滅…

カードとしては5マナと少し重めだが、先に展開したクリーチャーを1章でサポートすることもでき、環境が嚙み合えば悪くなさそう!
《倍増の季節/Doubling Season》等のトークンを倍にする系のカードとの相性は異常であり、スマウグが片方状況起因で墓地に行き、その後28個もの宝物トークンが出る!特に《倍増の季節/Doubling Season》なら、英雄譚のカウンターも倍になるため、出した次のターンには実行可能と相性が抜群!

英雄譚であり、スマウグ登場までに基本的には3ターンかかってしまうため、他の2章分を如何に生かすかが使いどころになりそう。
特に単体では、指輪の誘惑の効果がそこまで高くない上にこの英雄譚と、効果が若干被ってしまう。そのため、他の指輪の誘惑系のカードを採用するなりしたいところ。

1章の能力や指輪の誘惑もあり、特にサイズが小さめだが殴りたい統率者等では相性が良さそうで、カジュアルよりの《厚顔の無法者、マグダ/Magda, Brazen Outlaw》では、宝物も活用できる!

統率者(EDH)の《鉤爪のジィーリィーラン/Zirilan of the Claw》では、《鉤爪のジィーリィーラン/Zirilan of the Claw》とマナ域が被るのが難点だが、2章で加速可能で3章も宝物13個にすれば、《エインシャント・カッパー・ドラゴン/Ancient Copper Dragon》の当たりと同等ではあるため、1章を上手くいかせるならカジュアルよりではありかと。

統率者の《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、威光で軽くならないのは難点だが、先に出したドラゴン等にブロック付加を付与でき、最終的にはスマウグに繋がるので、そこまで行けるような環境なら悪くないか。

統率者の《爪のライヴァズ/Rivaz of the Claw》でも同様に《爪のライヴァズ/Rivaz of the Claw》の加速を使えないが、遅めとはいえカード自体は悪くないため、候補にはなる。

新しく組んだ《ズルゴとオジュタイ/Zurgo and Ojutai》でも同様に、候補にはなるかも。

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