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【CLB】ドラゴンカードレビュー2

またたくさん出てきてます!前回より強力目なのも多数!

《驚異の商人、レナリー/Renari, Merchant of Marvels》

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通常版
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ショーケース版
ルールブック版

全ドラゴンとアーティファクトに瞬速を与えるドラゴン!
ドラゴンボーンであり、工匠との組み合わせは初!
また伝説であり、背景選択も持っている!
統率者にするならその瞬速能力を生かせるような構築と相性が良い背景を選びたいところ。
始祖ドラゴンでは、瞬速自体は悪くないが、同じコストの《予期の力線/Leyline of Anticipation》がライバルとなると考えられる。リナリーはドラゴンである点やシングルシンボルである点が強みで、力線は他のカードにも効果がある点、初手に来た時の強さが強みか。

《アストラルの狩人、ガナクス/Ganax, Astral Hunter》

通常版
エッチング版
ルールブック版

コレクターブースターのパッケージイラスト(ルールブック版)にもなっているドラゴン!
その能力はドラゴンが自陣に出るたびに宝物トークン生成!
単色の伝説なので背景選択もあり!
《多欲なドラゴン/Rapacious Dragon》と比較した場合、単体では宝物生成量は劣る(サイズは勝る)が、後続を出していけばこちらが勝っていく!
ドラゴンが出るたびにであり、トークンでないとは書いていないため、《ドラゴンの女王、ラスリス/Lathliss, Dragon Queen》や《ウトヴァラのヘルカイト/Utvara Hellkite》、《ドラゴンの大母/Dragon Broodmother》等とはもちろん相性が良い!
《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》+《ドラゴンの女王、ラスリス/Lathliss, Dragon Queen》+軽量ドラゴンのコンボ等がやりやすくなる。
こいつを統率者にしてもよいが、統率者《ドラゴンの女王、ラスリス/Lathliss, Dragon Queen》ではかなりの強カードになりそう。
一応、《リスの将軍、サワギバ/Chatterfang, Squirrel General》や《ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ/Jinnie Fay, Jetmir's Second》+《仮面林の結節点/Maskwood Nexus》等で無限トークンではある。実用性はあまりなさそう。
純粋にドラゴンを並べたい構築では潤滑油として使いやすく、悪いコンボ等が見つかる可能性も大いにある!
《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、自分のも含めドラゴンを並べたい構築では結構な有力候補となる。上記のトークン系のドラゴンと並べたい!
《鉤爪のジィーリィーラン/Zirilan of the Claw》ではうまいコンボが見つかれば、《多欲なドラゴン/Rapacious Dragon》や《黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon》を超えるかもだが、現状では《多欲なドラゴン/Rapacious Dragon》が一番使いやすいか。

《Crystal Dragon》

出来事持ちのドラゴンの1体。もしかしたらサイクルかも。
日本語名はクリスタル・ドラゴンになりそう。
出来事の《Rob the Hoard》は2マナでエンチャントかアーティファクトの回収ができるソーサリー。通常に唱えると1マナ重い《セラの天使/Serra Angel》であるため、出来事を生かしたいところ。サイクルなら、ドラゴンは6マナ4/4飛行+キーワードな気がします。
《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、出来事で《全知/Omniscience》や《出産の殻/Birthing Pod》等のキーカードや《Mystic Remora》のようなアド源を回収しつつ、マナが余ればドラゴンの頭数を増やせるため、可能性はあるかも。

《Amethyst Dragon》

同じく出来事持ちのドラゴンの1体。
日本語名はアメジスト・ドラゴンになりそう。
出来事の《Explosive Crystal》は5マナで4点割り振る《発火/Pyrotechnics》と同じ効果のソーサリーであり、その上位互換。通常に唱えると《火山のドラゴン/Volcanic Dragon》であり、その上位互換。サイクルなら、ドラゴンは6マナ4/4飛行+キーワードな気がします。
2枚のカードが両方使える上位互換であるのは、面白いが両方ともリミテッド向きカードであり、構築では難しそう。
《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、出来事で除去をし、《火山のドラゴン/Volcanic Dragon》を出せるが、除去のコストが重いこともあり、少し難しいか…
《鉤爪のジィーリィーラン/Zirilan of the Claw》では、能力と噛み合わないのが残念。

《Emerald Dragon》

同じく出来事持ちのドラゴンの1体。
日本語名はエメラルド・ドラゴンになりそう。
出来事は緑には珍しいとはいえ、昔から少しある能力の打ち消し。3マナは打ち消しと見れば少し重いが、緑では珍しい。起動型・誘発型の両方を打ち消せるのは良いが、クリーチャーが発生源だと打ち消せない、つまり《タッサの神託者/Thassa's Oracle》を打ち消せないのは残念。
ドラゴンは6マナ4/4飛行+トランプルとそこまで強くないため、打ち消した後にマナが余ればと言った感じ。
《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、打消しがどれだけ刺さるかによっては採用可能性はあるかも。

最注目!《ミーリム/Miirym》(仮称)

通常版
エッチング版

お次は今回の大注目株兼、やっとでた構築済みでないレア以上のドラゴン!
能力は伝説のスピリット・ドラゴンであり、飛行+護法2と他のドラゴンが自陣に出るたび伝説でないコピートークンを生成する能力!
《溶鉄の残響/Molten Echoes》指定ドラゴンの速攻やエンド時の追放がなくなり、伝説が対消滅しなくなったようなものであり、つまり《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》でゴージャーコンボが可能であり、《変わり身の狂戦士/Changeling Berserker》、《変わり身のタイタン/Changeling Titan》、《変わり身の勇士/Changeling Hero》が無限に出入りできるため、《峰の恐怖/Terror of the Peaks》等がいれば無限ダメージ!
他にも《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》とサクリ台や《フェイに呪われた王、コルヴォルド/Korvold, Fae-Cursed King》等の出た時や出るに際し、サクッたり除去したりできるドラゴンが墓地にいれば無限コンボ(少なくとも無限トークン)。
と、現状だけでも色々とコンボが見つかっており、通常に使うだけでもどんなドラゴンも2体になるため、弱いわけがない!
微弱ながら除去耐性を持っているのもありがたいが、すぐに狙われるであろうことが弱点にはなります。
こいつをクローン系でコピーするとトークンは残るため2体にクローンが《千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Faces》等なら3体になり、更にコピーするのも楽しそう!
こいつを統率者にするなら、クローン系やコピーして楽しいドラゴン、上記のコンボパーツの内、可能なもの等を入れたいところ。
伝説のドラゴンを増やせるのも、色々と楽しそう!
《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、とりあえず入れて使ってみたいドラゴン!
多分こいつとそのコンボやシナジー周りだけで1記事をがっつりと書けそうなのでここまでw

新しい竜亀(名称不明)

ドラゴン最後は新しい《竜亀/Dragon Turtle》!
クリーチャータイプがドラゴン・海亀であり、《竜亀/Dragon Turtle》と同じで飛行はない。
除去耐性である護法4と墓地や追放領域のインスタント・ソーサリーと出来事を持つカード分軽くなる!
最近流行った《河童の砲手/Kappa Cannoneer》と似たように護法と軽量化能力を持つ!
モダンやレガシーで使われている《濁浪の執政/Murktide Regent》と枠を争えそうな能力であり、《濁浪の執政/Murktide Regent》と相性も良いため、両方採用もありそう!
つまり、Zirilan Stompyに《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》を入れる理由が高くなったかも!
統率者と言うよりは、レガシー向きなカードな気もするが、軽く出せるマナが大きいクリーチャーとして《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、何かしらの役に立つ可能性はあるかも…

《Lapis Orb of Dragonkind》

コモンの《オーブ・オヴ・ドラゴンカインド/Orb of Dragonkind》サイクルで、これは青マナを出すマナファクトで、このマナをドラゴンを唱えるのに使えば占術2!
コモンのマナファクトとしては役割がはっきりしていて優秀!
安価にマナファクトを入れたいなら悪くないかも。
占術2でドローを安定させられるのは長期戦では悪くない。

《Carnelian Orb of Dragonkind》

コモンの《オーブ・オヴ・ドラゴンカインド/Orb of Dragonkind》サイクルで、これは赤マナを出すマナファクトで、このマナをドラゴンを唱えるのに使えばそのドラゴンが速攻ゲット!
コモンのマナファクトとしては役割がはっきりしていて優秀!
安価にマナファクトを入れたいなら悪くないかも。
赤はドラゴンが多い色であり、単色でドラゴンデッキを組みやすいこともあり、速攻付与は優秀!
速攻が欲しいドラゴンはかなり多いため、例:《炎の大口、ドラクセス/Drakuseth, Maw of Flames》、《ヘルカイトの暴君/Hellkite Tyrant》、《災火のドラゴン/Balefire Dragon》等、構築次第では非常に嬉しい!
《鉤爪のジィーリィーラン/Zirilan of the Claw》ではジィーリィーラン自体が速攻を持てないのは残念だが手札のドラゴンに速攻を与えられるのは利点。安めでマナファクトが欲しいなら候補になるかも。
《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、速攻自体は悪くないが3マナなのが評価が難しいところ。安価に加速したいなら喜んで入るだろう。

《Jade Orb of Dragonkind》

コモンの《オーブ・オヴ・ドラゴンカインド/Orb of Dragonkind》サイクルで、これは緑マナを出すマナファクトで、このマナをドラゴンを唱えるのに使えば、そのドラゴンに+1/+1カウンターと次の自ターンまでの呪禁!
コモンのマナファクトとしては役割がはっきりしていて優秀!
安価にマナファクトを入れたいなら悪くないかも。
次に動けるターンまでドラゴンを守れる上にサイズアップはなかなかよさげ、3マナのマナファクトを入れるスペースがあるドラゴンデッキならかなり優秀そう。
赤のものと比べると、出した次のターンに動きたい場合にサイズアップもあり、こちらが優勢になってくる!《ドラゴンの大母/Dragon Broodmother》等とは相性が非常に良い!
自分の統率者《ターナジール・クアンドリクス/Tanazir Quandrix》では候補になるかも。
《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、《ドラゴンの大母/Dragon Broodmother》等を守れるのはありがたいが3マナなのが評価が難しいところ。安価に加速したいなら喜んで入るだろう。

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