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【LTR】構築済みから新ドラゴン!

指輪物語:中つ国の伝承の構築済み「モルドールの軍勢/THE HOSTS OF MORDOR」に新規ドラゴン及び再録ドラゴンが収録されます!
スマウグを最後に強力なドラゴンが滅びているはずなのになぜいるのかと思いましたが、これはおそらく、指輪物語の本編の3000年ほど前の第2紀末期のサウロンと連合軍の戦争、またはそれ以前がモチーフになっていると考えられます。サウロンには肉体がありますし、《指輪の王、サウロン/Sauron, Lord of the Rings》と名乗っていることからもまだ一つの指輪を持っていたころだと思われるためです。
また、出たのが最後の強大な火竜であるスマウグと同等のサイズのドラゴンであることも、過去のドラゴンだと思った理由です。そもそも指輪物語の本編の時代の戦争に出ていたら、記述されていると思いますし。

《Cavern-Hoard Dragon》

スマウグと同様に宝物関連のドラゴン!
ダブルシンボル9マナと重いが、相手一人がコントロールするアーティファクトの数に依存して軽くなる能力付き!
6/6の飛行、速攻、トランプルと出した後はすぐに攻撃に移れて、更に戦闘ダメージを与えると与えられたプレイヤーがコントロールしているアーティファクトの数だけ宝物が出せる!
《エインシャント・カッパー・ドラゴン/Ancient Copper Dragon》と同様に戦闘ダメージで宝物を出せるドラゴンですが、比較すると
【新ドラゴンの利点】
・軽くなる能力
・速攻、トランプルによる突破力
・出るアーティファクトの数が変動しない
・タフネスが1高い
【新ドラゴンの欠点】
・素のコストが重い
・軽くなる能力と宝物の量が相手依存
・宝物の量の期待値(環境次第)

となっており、環境に大きく依存するが、環境と噛み合えば速攻やトランプルがなく、宝物の量にぶれが大きいカッパーよりも使いやすい点も多い。
逆に噛み合いが悪いとほとんど軽くならず、宝物も出ないなんてことも…
サイズ等を考えると3マナくらい軽減できれば、6マナ6/6となるため悪くはないか。
また、相手のアーティファクトの数依存で宝物を出すとなると《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》と言う強大すぎるライバルが統率者には存在することには注意。こちらは、1回だけでない点や打点等で差別化したい。
その《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》の影響で特にガチよりでは、アーティファクトを並べるデッキが減っているが、2~3個くらいなら出すこと自体は多いため、デッキ次第ではギリギリか。《秘密売り、ティヴィット/Tivit, Seller of Secrets》のように並べるデッキが流行れば、評価は上がる。
カジュアルよりでは、本当に遊ぶ環境次第であり、《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》すらほとんど使えないなんてことも存在すれば、逆にアーティファクトが大量に並ぶこともあるため、評価が難しい。

統率者(EDH)の《鉤爪のジィーリィーラン/Zirilan of the Claw》では、《エインシャント・カッパー・ドラゴン/Ancient Copper Dragon》にも速攻を付与できるため、新ドラゴンは宝物の数が安定する点とトランプル、手札に来た時の扱いが大きく異なる点となる。《多欲なドラゴン/Rapacious Dragon》や《黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon》とマナ的に同等である2個はせめて、欲を言えば3個以上は出したいところ。環境と噛み合えば非常に強いため、環境次第では必須級かも。《追い討ち/Aggravated Assault》等と使うことを考えると《黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon》と合わせて戦闘を続けられる2個以上はやはり欲しい。その相手を倒したら増えなくなって止まるなんてことがないように注意。

統率者の《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、素で速攻があるのは嬉しいが、やはり環境次第で評価が大きく変わる。《出産の殻/Birthing Pod》系との相性があまりよくないのは難点か。

統率者の《爪のライヴァズ/Rivaz of the Claw》や最近組んだ《ズルゴとオジュタイ/Zurgo and Ojutai》でも同上で環境次第となるが、《ズルゴとオジュタイ/Zurgo and Ojutai》では軽く出せる点は魅力的になるため、有力候補か。

レガシーのZirilan Stompyでは、8Castみたいなアーティファクトを並べるデッキが増えたら軽く出せて悪くはなさそう。しかし、得るものが宝物トークンであり、

《Wake the Dragon》

カードとしてはシンプルで以下のドラゴントークンを出すソーサリーでフラッシュバック持ち。

トークンは6/6の飛行と威迫持ちで、戦闘ダメージで与えられたプレイヤーのアーティファクトを1つ奪える!
《ヘルカイトの暴君/Hellkite Tyrant》と近い能力であり、トランプルが威迫に変化し、奪えるアーティファクトは全てから1つになり、勝利条件もなくなった。
その代わりにフラッシュバックで並べたり出しなおしたりが可能となっている!また、クリーチャーではなくソーサリーである点も差別化できる点。
イラストの迫力がスゴイ!

統率者の《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》では、《ヘルカイトの暴君/Hellkite Tyrant》の追加が欲しいならと言った感じか。軽くならないためにソーサリーであることを上手く生かしたい。

統率者の《爪のライヴァズ/Rivaz of the Claw》では、やはり《ヘルカイトの暴君/Hellkite Tyrant》の追加が欲しければと言ったところ。

再録ドラゴン


《山背骨のドラゴン/Knollspine Dragon》
《玉座の災い魔/Scourge of the Throne》

《山背骨のドラゴン/Knollspine Dragon》と《玉座の災い魔/Scourge of the Throne》が新イラストで再録!

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