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【2024年最新】ペンシルバニア州 ピッツバーグ運転免許取得について①

筆者はペンシルバニア州ピッツバーグで2024年に運転免許を取得しました。これからピッツバーグで運転免許の取得を検討されている方に向けて情報を整理しています。


なお正式かつ最新の情報についてはPennsylvania Department of Transportation(略PennDot)をご参照下さい。本情報はあくまでも筆者の体験談に基づき、PennDot担当者によっては異なる可能性があること、ご留意の上お読みください。

1. 健康診断を受診する

DL180といったペンシルバニア州の運転免許のための申込みFormがあり、まずは入手する必要があります。リンク掲載している通り、こちらからダウンロード出来ます(もしリンク切れの場合、「DL180 Pennsylvania」などと検索すると同じ画面に辿り着けます)。

入手した後はP.1を記入します(以下、画像は記入例です)。

図:DL180: P.1の記入例(筆者作成)

P.2は病院などで健康診断を受診して記入してもらう必要があります。そのため記入は不要です(留学生であれば大学のヘルスケアセンターで無料で受診出来る場合があるため、大学に確認下さい。なお留学生以外であれば病院・診療所で数十ドル払うと受診して記入してもらえるため、最寄りのかかりつけ医にご連絡下さい)。

図:DL180: P.2は記入不要(筆者作成)

2.筆記試験を受験して合格する(Learning Permitを取得する)

DL180の入手と記入が無事に終われば、続いて筆記試験を受験して合格する必要があります。筆記試験を受験出来る最寄りのPennDotのオフィスに、以下の書類とDL180を持参すれば、当日そのまま受験することが出来ます。
・パスポート&ビザ
・I-20 ※F1ビザを証明する書類(F2ビザは、念の為F1の書類も)
・I-94
・State ID(Photo ID)※保持していれば必要。DL180にも記載欄有。
・住所証明×2通

なお私はピッツバーグ市内のDowntownにあるPennDotのオフィスで受験しました。

Pittsburgh Driver and Photo License Center Distance
08 Smithfield St., Pittsburgh, PA 15222
(出典:Google Map)

当日の流れとして、入口すぐの真ん中の整理券の機器の前で、「Learning Permitをとりにきた」と伝えます。

入って直ぐ真ん中にある受付
(出典:Google Map)

すると整理券を渡され、待っていると整理券の番号が呼ばれるため、DL180含めた資料一式を渡します。

受付カウンター
(出典:Google Map)

受付の方が書類を確認し、問題がなければ、そのまま受付カウンターで視力検査を受けます。私の場合、視力検査のレンズを覗くと、1〜5段の文字列が表示されて、「四段目の英字を全て書き出せ」とのことでした。紙とペンを渡されるので、書いて渡します。

視力検査も問題なければ、続いてフラッシュチェックを受けます。視力検査のレンズを再び覗き、両目の横の光が点滅するので、両目の光がチカチカしたならなら「both side」、片目の光がチカチカしたら「right/left side」を答えました。

そして視力検査も問題なければ、ようやく筆記試験を受験出来ます。受験するためのPCが並んだスペースがDowntownのPennDotには設置されており、「x番目のPCに座ってね。今、スマホなどは電源消して見せてね。Good Luck!」と言われました(ちなみに筆記試験は英語でも日本語でも受験出来ますが、日本語は機械的に訳されて意味不明な文章のため、英語での受験がお勧めです)。

筆記試験を受験するコーナー
(出典:Google Map)

私は指示通りのPCにいって、そのままタッチパネルで操作して受験をしました(なお回答するとすぐに正誤がわかる方式です)。15問正解したら先ほどの受付に戻りました。そこでDL180に記載した支払い方法の通りにお金を支払い、Learning Permit取得後の注意事項の説明を受けて無事に終わりです。

3. 筆記試験の対策方法

最後に筆記試験の対策方法についてご紹介します。DL180を提供しているPennsylvania Department of Transportation(PennDot)にて、筆記試験付きのマニュアルが英語のみならず、日本語でも公開されています。問題と答えはそのまま本番の筆記試験で一言一句同じままに出るため、丸暗記がお勧めです。

とはいっても、このマニュアルが使いづらい・・・。そのためから、スマホで筆記試験対策が行えるように公式アプリが公開されています。しかし全ての問題を回答するまで、直ぐに正誤が分からない仕様となっており、勉強が捗りません・・・。加えて英語での自動車用語が難しくて、一々和訳したり、調べたりするのにもアプリでは不便でとても時間がかかりました。

そこで私は英語と日本語の問題を並列に並べ、答えを追記したPDFを作成して勉強しました。本資料で一発満点合格でしたので、もし直近で受験予定の方はご参考になるかもしれません。ご興味ある方は以下からダウンロード出来るように公開致します(なお本資料についてはあくまで既存の公開資料(出典:PennDot)にブログ筆者が追記したものであることご留意下さい)。

なおPA州では、既にPA州の運転免許を保持している人が助手席に同乗すれば、Learning Permitを取得した人は車で運転することが許可されています(つまり、PA州の運転免許保持者に同乗してもらって、運転の自主練を行うことが許されています)。その後、実技試験に挑んで合格出来れば、晴れて運転免許を発行してもらえる仕組みです。この辺りの話は次の記事に続きます。つづく。

P.S.
アメリカではナンバープレートのカバーを付ける人が多く、もし車を購入されている方はカスタマイズするのがお勧めです!

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地元のスポーツチームのナンバープレートカバーもたくさん販売されているので、付けて走ると地元の後続車の方も心なしか優しい気がしますw またアメリカの中古車の古い年式はUSBがさせないため、USBへ変換出来るシガーソケットもお勧めです。私は以下を購入しました。

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