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【備忘録②】Data Saberに関する理解メモ

1. 本記事の想定読者

本記事では、Tableau Data Saberの師匠を見つけ、Data Saber HPから申し込みを終えた方に向けて、私がどのように苦労して学んだかを忘備録として残したものになります。

そのため「Data Saberって何?」や「どうやったらData Saberになれるの?」といったことが知りたい方は前回記事を参照ください。またまだ師匠を見つけられていない方でも、「Data Saberプログラムってどんな感じで進むの?」といった点がご興味ある方はイメージするのに役立つかもしれません。

2. 安心・安全なプログラム設計

恐らくTableau Data Saberに取り組まれている方は、師匠から弟子に向けては「どのように取り組みを進めていけば良いか」といったアドバイスを既に頂いていることかと思います。そのため、あえて私の記事を読む必要はないかもしれませんが(それを言っちゃ元も子もないですが)、私はまず「Data Saberの概要を理解したい」と色々と調べてみましたので、ブログに残します。

私はData Saber HPから無事に申し込みを終えて、晴れて師匠とお会いして弟子になってから、数日間はポケーっと過ごしていましたw。しかし同じタイミングで弟子になった方が既に課題(Ordeal)をいくつかこなしていたことから「そろそろ私も何かやらねば!」と焦りました。

しかし私のような人に向けても、このData Saberプログラムは素晴らしく、師匠からきちんと最初に1on1があり、期限の3ヶ月間でどのようにお題をクリアしていくかスケジュール作成が求められ、アドバイスを頂けました。まるでPM試験のように、きちんとこなすべきお題をいつまでにやるかをまず最初に師匠と一緒に整理します(とっても洗練された教育プログラムで驚きました!)。

なお10個のTableauのお題について1週間に1個ずつ進めて、並行した課題である情報発信などのコミュニティ活動をすれば、余裕を持って終えることが出来るらしいです(私のように夏休みの後半で宿題に追われて涙するタイプでも「これだといけるかもしれない」と思いましたw)。

およそ8週間程度で、お題は解決できるようになっている安心・安全の設計!
出典:Data Saber HP

また素晴らしいのが、それぞれの週で取り組むためのコンテンツについても、主催者のKTさんが作成された自主学習用の動画コンテンツが豊富に用意されています(なお、ここで私は思いました、「これは本当に無償で提供して良いのだろうか」とw。一応、申し込み時のページを確認してみたのですが、そこにはちゃんと「無償」の二文字があったのでホッとしましたw)。

これが無償というのが恐ろしいコンテンツの充実ぶり!
出典:Data Saber HP

3. 困ったときのサポートも万全

なお上記のとおり、初めてTableauを操作する方に向けても初歩的な取り組みから学ぶことが出来ます。逆にいうと普段からTableauを操作されている方からすると、3ヶ月も必要なく1-2ヶ月で完了できるかもしれません。

なお師匠のお話だと「過去に47日で完了した」というとんでもない方もいらっしゃいます。しかし「このプログラムはむしろ90日の中で試行錯誤すること、そのこと自体もデータドリブンで考えるために必要なプロセスだ」というお話も他Data Saberの師匠面々からお話を伺っています。私も「確かにその通りだな」と思ったので、いつか自分がもし弟子を持った時に言ってみたいセリフとして、この備忘録に残しましたw そのため、スタートダッシュから進んでいる方がいても、決して焦ることなく、じっくり取り組めるようになっています(特に最初、Ordealの結果をData Saber HPで確認する際、同じ時期の人がめちゃくちゃ進んでいると焦った…)。

また自主学習コンテンツが沢山あるので、一人で黙々と作業していくイメージを抱かれるかもしれませんが、決してそんなことはありません。既に記載している通り、Tableauコミュニティ全体でのオンライン交流する機会や、師匠からも個別フォローアップを行なってくれるようになっています(ちなみに私は師匠と元から知り合いだった訳ではなく、今回初めてお会いしました。それでもとても優しくしてもらっており、本当に感謝しています。)

加えて、一緒の時期にData Saberを目指す方がいる場合、遠隔でコミュニケーションをしながら、一緒に勉強会をしたり、困ったことがあれば相談できるようなコミュニティの場も提供されています。決して、Tableauのスキルを高めるだけではなく、Tableauやデータドリブンを通じて、一人の社会人として学ぶための機会であるのだなと個人的には感じています。

ちなみに、Data Saberにチャレンジするには「大体3ヶ月間で、100時間程度の捻出が必要だ」と言われます。これを最初に伺って、私は凄く身構えたのですが、勉強を初めてみると、自主学習コンテンツ自体を視聴する時間も含めてなので、自分で実際にTableauを操作して練習する時間を考えると、そこまで多くないです(例えば、動画も凄く丁寧に説明がされているためボリュームが多いですが、x2.0速度で見れば、そこまで時間もかからないかもとも思います)。

いわゆる「資格試験のために100時間捻出してください」だと参考書、テキスト、テストなどの演習の総和が100時間ですが、主催者のKTさんの動画はもっとカジュアルな気持ちで視聴できます。なお私の体感イメージ的には、
・1日1-2時間+αくらいで、動画を見ながらTableauを操作する
(+土日祝日は、合計2-3時間くらい頑張って捻出して操作する)
くらいのボリューム感なので、そこまで生活を犠牲にする感じはありません。

なお、Data Saberにチャレンジされる他の弟子の方に、お子さんがいらっしゃる方も多い印象を受けました。そのため人によっては、
・土日の二日間の合わせて7-8時間くらい捻出して、まとめて作業する
という感じでも、上手くやりくりしながら進められるとは思います。

4. 目指せData Saber!

以上、長文になりましたが、私も現在Data Saberの各種お題をクリアするため、自主学習動画を見て、Tableauの実際に試してみて、困ったら師匠に相談しながら、繰り返してトライ&エラーをしていければと思っています。

以前の記事で記載した通り、「(私のように)Tableau初心者でもチャレンジ出来るなら、自分もできる!」というキッカケになれば幸いです。この取り組みの軌跡についてもなるべく、Noteに忘備録として残していきたいと思います。つづく。

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なお前回紹介した本と一緒ですが、Tableau Data Saberを主催するKTさんのTableau本は以下の通りです。

あとはこちらの本はTableauから少し離れますが、同じデータドリブン系の本としては非常に面白かったです。


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