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死ぬまで続く、自分を作ることに集中。

最近、一番力を入れなければいけないことは、自分を作っていくことであると考える。今の私があるのは、ほぼ100%誰かのおかげであることは間違いない。私というのは、環境要因の産物である。意志なんてものは最初から存在しない。あるのは本能である。しかし、ある程度、物事の先入観が固まってくると、今度はその先入観の中で選択をできるようになる。

選択と行動が今の自分を作り上げている。行動による自己形成はとても大きい。しかし、私たちはひび割れた桶であるので、出来上がることは一生ない。死ぬ間際まで、自分は更新され続ける。しかし、その度に何かが抜け落ちていく。それは、時として大事なものであったりするのかもしれない。例えば、好奇心とか。

自分を作ることを木に例えてみるとどうだろう?行動が枝葉とするならば、根っこは心である。根っこが腐っていると、上も成長せず、仮に成長していたしても瓦解してしまう。心がそのように腐ってしまっていては、何をしてもうまくはいかない。結果、自分を形成できない。しかし、この心が腐る要因は何も自分だけにあるのではないことを理解してほしい。世の中には、どうしようもない環境要因もあるということを理解しておくと些か楽である。勿論、それに甘えるわけではないのだが。

自分を作るうえで大事なことは、適度なアイスブレイクすなわち自分の時間を確保して見つめ直すことにあると思う。私の場合、このnoteを書く時であったりする。勿論、どうしようもなく忙しい場合もあるだろう。気づけば何年も過ぎていたということもあるだろう。しかし、それに気づいた時が自分の時間を作るきっかけとなり、自分を見つめ直す機会となる。

自分はどうなりたいのか、今の1日先もわからない世の中においても中長期的に考えることは大事である。なぜなら、そこで積み上げてきた自分の実力は、決して他の人には奪えないものだからである。他者(それほど大事と思わない人)の妄言に騙されず、己を作っていくことに集中する。ただ、独りよがりにならないように心のブレーキをかけてくれる人も時には必要であると考える。


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