コロナ陽性と反ワク家族

 新型コロナウイルスの陽性反応が数日前に出ました。現在も症状はありますが諸症状が減りつつあり回復に向かっているのとあまりにも暇なので症状の経過や同居する反ワクの家族の反応などを書いていきます。

コロナ陽性の診断を受けるまで

 コロナかなと思ったのは月曜日。その日はコロナ陽性が出た同僚の代わりに出勤となりました。朝から少し喉に痛みがあり、熱は出ていないものの、少し違和感があるなあという感じでした。この日は3時間くらいしか寝ていなかったので寝不足で免疫力が落ちているのかもしれないと思ってましたし、代わりに出勤してほしいとのことで抗原検査を受けに行く選択肢は考えていませんでした。

 その日はその程度で、次の日も同程度の症状で軽く喉が痛むだけ。クエン酸入りのドリンクを飲んだ時に喉にピキッとなるような痛みがあり、これはただの喉の痛みじゃないかもしれないと思いました。寝不足にしても火曜日はしっかり寝たのでそれで喉が痛むのはコロナかもしれないと少し疑いはじめました。職場はマスクを常時使用する環境ですがそれでも間隔を空けたりなるべく話さないように心がけました。それでもコロナを軽視してマスクを外して会話する人などもちらほら見かけましたが…。

 水曜日は休みでした。コロナを疑ってはいたものの、陽性か陰性かは半々程度。夏場になりエアコンをつけて寝ている環境になったというのもありますし、同僚が休んでいるのもあり体力的にきつくなり免疫力が落ちているだけかもしれないという思いもありました。それでも一応は受けてみておくかという軽い感覚で抗原検査を受けに行くことにしました。

 抗原検査は予約が必要なパターンがほとんどですが、近所には2箇所ほど予約無しで受けられる場所がありました。一つは薬局屋さんで、そこで薬剤師さんが担当してくれるようでした。ただ検査キットは売り切れており、仕方なくもう一件の小児科に行きました。

 「抗原検査やっています」などという幟(のぼり)も張り紙もなく、人もほとんどいないので本当にやってるのかなと半信半疑でしたが、受付の看護師さんに伝えたら抗原検査を予約なしで受ける事ができました。少し対応が雑というか面倒くさそうに対応されたように思いますが、医師の先生はとても明るい声で対応してくれたので変な緊張なく受けられたのが好印象でした。

 抗原検査はマスクを外して鼻の穴の奥の奥まで棒を突っ込まれます。ここまで入れられるの!?という感じでしたが苦しいとか体内に異物がある感覚はあまりありませんでした。検査は割とすぐ終わり、待ち時間もあまりなく電話越しに陽性だと相変わらずの明るめのトーンで伝えられました。その後、スーパーに行く予定をキャンセルしてそのまま家に帰りました。

反ワク家族にコロナ陽性になった旨を伝えてみた

 帰宅後、僕は反ワクでコロナはただの風邪だと信じてやまない母親に陽性になったと伝えました。反応はやはり薄く、大したことないというトーンで、特に家の中でマスクをしはじめるわけでもなく、特に変わらず過ごしています。食事などもいつもと何も変わらないメニューで、少し体調が悪いと伝えても「ふ~ん」というくらいで何も気にしてません。なんなら暇だしどこか出かけようかというくらいです。あまりにも家にいて暇だからとネットばかりして毒されるとこうなるんだなと息子ながら呆れます。

 母親は反ワクだけでなく高齢でもあり、タバコを日常的に吸うのもあって慢性的肺疾患(COPD)の疑いもあります。こうなると重症化リスクは高くなりますし、さらに反ワクなのもあってワクチン接種もしていません。この状態で仮にコロナ感染となればかなりの悪化が予想されるのですが、それで何事もなく完治するならいいですがもし重症化したらと思うと心配になります。反ワクなのもあってそもそもの正しい情報を信じようともしませんし、COPDについてもよく知りませんしCOPDだとも思っていません。やはり色々と自覚をして正しい情報を知ろうとしなければどんどん別の方向に進んでいってしまうんでしょうね。コロナ陽性にならないように気をつけてましたが、なってしまった以上、母親には絶対にうつしてはいけないと思いますが、何も対策をせずただの風邪だと信じている以上は難しいだろうなと感じています。

 兄は反ワクでもなく普通にワクチン接種をしています。同居家族は濃厚接触者にカウントされ、5日間の自宅療養となります。ただ、そんな兄も普通に会社に行っています。本当にそれでいいのかなあという感じですが休めない事情でもあるのか…正直、ここまでコロナを軽く考える家族ばかりで萎えてしまいます。こういった情報をしっかりと共有できている家庭であればよかったですが、ネット大好き一家なのでこのように色々と自分が信じたい情報だけ取り入れて信じようとします。それだけではないかもしれないですが、保健所からの指示を従うくらいの脳みそは持ってほしいなあと感じています。

保健所からの連絡(重要)

 抗原検査を受けた小児科からは保健所から後日連絡があると言われ、電話かなあと思っていたら、翌々日に携帯電話のメッセージアプリに定型文が送られてきました。翌日でなかったのは木曜日が休みだからとのこと。コロナ陽性者が増えた影響で一件ずつ送れないため重症化リスクが少ない患者にはメッセージで対応しているとのこと。無症状者、軽症者向けに書いておきますが、メッセージが来たら必ずURLを開いてくださいね。急変してないかの確認も兼ねていますし、注意事項を全部読む事も重要になります。もし無症状から症状が出て、経過確認書が必要な場合は保健所に電話が必要だったりと、必要になってくる情報も書かれています。メッセージが届くだけか~と思いましたが、喉の痛みでできるだけ話したくないですし電話だけだと必要な情報を確認するのも大変なのでこれでいいと思います。

コロナの症状について

 僕の場合は軽症なので参考程度に。ワクチンは3回接種済みです。

 最初のほうにも少し書きましたが、月曜日は軽い喉の痛みのみ。
 火曜日も同じ。
 水曜日も同じだったものの、夜から少し熱が出て36.8度に。
 木曜日は朝に平熱になるも、喉の痛みが少し悪化。
 夕方から熱が37.5度に。筋肉痛も発症。
 金曜日の現在、朝は平熱になったものの、現在は36.8→36.6度に。
 平熱は36.2~36.4度なので微熱。
 喉の痛みはそこそこ緩和され、筋肉痛がなくなる。

 この調子でいけば土曜日にはほぼ治っているのではと思います。熱の上がり方もゆるくなっており、筋肉痛がなくなったり喉の痛みが緩和されたのもあって回復傾向にあると感じます。気分的にもそこそこスッキリしていて、木曜日のように熱や筋肉痛があった頃はできれば動きたくなかったですが今は家の掃除などもできそうなくらい回復しています。

 症状の感覚として、症状だけ見れば風邪っぽいですが、コロナワクチン接種した時に近いなと思います。というかワクチン接種した時のほうが熱が39度くらい出ていて寝るのもしんどかったくらいでしたがコロナ陽性になってからは普通に眠気もありますし寝るのがしんどいという感覚はありません。症状が重ければまた別かなと思いますけど。

 肺に影響があるのかは感覚的には少しだけ感じました。息を吸うと若干の苦しさがあるというか、肺に何か悪い菌が入って呼吸を邪魔されてるような感覚があります。ただすごい大きい深呼吸をするようでなければ特に気にならず、普通の呼吸であれば特に影響ありません。運動したらどうなるかはわかりませんけどHIITのような過度な運動でなければ特に問題ない気がします。これも徐々に緩和されているので時間が経てば治るのかなと思います。

 抜け毛なども普通くらいで、味覚や嗅覚も変化ありません。このあたりは風邪と同じように喉が痛む影響で美味しく感じにくい程度で味覚や嗅覚がなくなってきたような感覚はありません。

療養中にこれは重要だなと感じた栄養素

 コロナワクチン接種の時に思った事と共通している部分があったので書いておきます。栄養的に、後遺症などを踏まえると体内のミネラルがかなり使用されるのではと思います。具体的にはマグネシウムと亜鉛。僕はサプリメントで補給しつつ、水分不足を避けるために自然塩を入れた軟水を喉が乾いていなくても飲むようにしました。自然塩がなければアクエリアスなどの電解質を含んだドリンクで。明らかにトイレに行く回数が減りますし、喉が痛いのもあって水分不足を感じにくいです。意識的に飲むのが大事かと思います。

 あとグルタミンも重要かなと思って飲むようにしています。免疫力強化のために必要になりますし免疫が機能してる時に使用されるからです。体感があった気はしませんが接種後の翌日に平熱まで下がったりもしたので効果はあるんじゃないかなと思います。普通の風邪の時にも治りが早くなったりしますし筋肉の減りも抑えられますからね。

さいごに

 正直、僕がコロナになるって思ってなかったです。普段からマスク着用してますし、手洗いうがいも毎朝欠かさず行っています。買い物に行った時も入り口のアルコールで必ず消毒しますし、外食も一切せず会社でも誰かと食事することすらありません。感染るとすると家にいる家族からしかないんじゃないかと思うくらいで、あとは普段からコロナを軽視して顎マスクなりしている会社のおじさん達くらい。栄養も普段からかなり気にしていますし運動も定期的にしているのもあって免疫力は高い自信があります。風邪も10年以上かかった覚えがなく喉の痛みや熱が上がったりもした事がないです。それくらい健康的で普段から感染対策をしていてもかかります。

 自分はしっかりやっているから大丈夫だと思っていてもどういうルートで感染するかは全くわかりません。ならないと思うのではなく、なった時のためにどれだけ準備しておけるかが重要だと思います。僕が準備のためにしてほしい事は電解質ドリンクの常備とグルタミンを買う事、解熱剤やトローチ、あとは体温計を用意しておく事でしょうか。

 これからコロナ感染者は少しずつ減っていくのではないかと勝手に考えてますが、何があるかわかりませんので皆さんしっかり対策と準備を行っておしいなと思います。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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