夜桜たま、猫乃木もちが辞めた理由について再度考える(追記あり)

(06/12 追記。改めて考え直したので文末に追加して書きました)

 正直、もう過ぎた事なので割とどうでもよくなっているんですが、ニコニコ動画で再度蒸し返すような動画があがっていて、その人が考える説が3つほどあったんですが自分の中での想像と少し違っていたので別の意見も書いておこうという事で少し書いてみます。雑ですしそれほど密に考えたわけではないので適当に読み流してもらえればと思います。

 僕の中で2人が辞めた理由、特に夜桜たまが辞めたのは「事務所内でのいざこざが非常に大きくなり、すべての責任を自分が取る事で収拾を図った」という説を推しています。

 アイドル部のnoteでは「アイドル部とどっとライブの間で決めた事が破られた」「普段の言動が気に入らなかった」など言われてますが、これらは騒動の中の中心ではなくあくまで騒動のきっかけに過ぎないのではないかと推察します。これは花京院ちえりのnote後の配信の冒頭での謝罪の言葉「すべてを話すことはできない」を踏まえた上で僕はそう考えました。

 カルロピノも「情報漏えいが以前からあった」など述べていましたし、夜桜たまのお気持ち配信をきっかけにアイドル部内で様々な声が挙がったのではないかと思います。それでさらに絆が深まればよかったんですが、ファンに対する考え方、配信への考え方などの違いもあってか、アイドル部内で上手くまとまらなかったのではないでしょうか。

 夜桜たまはアイドル部内でも稀少なアルバイトなど現実世界で本業のないVTuberだったかと思います。おそらくですが彼女のみじゃないでしょうか。だからこそ配信を多く入れていたんでしょうし、人一倍アイドル部について考える時間があったのでしょう。他のアイドル部員は他に本業もあり、ホロライブなどと違いプロ意識が低い面もあったかもしれません。また社会とはそういうものだと認識していた面もあったかもしれません。そういった様々な現実世界での揉まれ具合の違いが夜桜たまのお気持ち配信をきっかけに浮き上がってきたのだと思います。

 企業は今回の騒動についてはあまり深く関わっていないと考えています。企業の姿勢として、基本的に本人のやりたいようにやらせて案件などは取ってくるというにじさんじ的な事をやっているつもりなんだろうと思います。なので"話し合い"も企業はそこまで絡んでおらず、主にアイドル部同士での話し合いが基本としてあり、その中でどっとライブへの姿勢や情報漏えいについてまとまるなど一切なく、目にあてられないようなやりとりが多々あったのではないかと思われます。その結果として夜桜たまは引退後にご飯をロクに食べられない、配信をするのが怖いなど人間不信に陥ってしまったのかもしれません。それをなんとか救おうとしたのが猫乃木もちなんだと思います。

 そして、前述の通り、夜桜たまは結果としてお気持ち配信、企業に歯向かうようなツイートとした事をきっかけに様々な事が起こり、アイドル部内で立場が悪くなり、何も問題が解決する事のなく、アイドル部内でも疑心暗鬼になり問題が宙に浮いたまま、自分が辞める事で事態の収拾を無理にでも図るしかなくなったんだと思います。

 もともと、夜桜たまはアイドル部に大きく貢献してきた経緯があります。書籍の出版、イベント出演多数、配信数もアイドル部内でトップクラス、唯一無二の特技持ち(麻雀、及びそれの多面打ち)などなど、どっとライブに欠かせない人材なのは誰もが認めるところでしょう。それを逆手に取り、味方を多く作れると思って起こしたのがお気持ち配信でありあのツイートだったと思うんですが、結果としてダメでした。ばあちゃるが引き起こしたモンペ騒動でファン離れやファン同士の喧嘩などもあった中で、「どっとライブしっかりしろよ」という声を夜桜たまと共に挙げる事で再びファンが1つになるチャンスだったと思います。それを表に立つ事で潰した花京院ちえり。

 花京院ちえりからすると本来はそういうつもりではなかったんだろうと思います。イベントが直前にたくさん控えている中でのお気持ち配信だったため、ファンの熱意が下がる事への懸念もあったんでしょう。どちらかというと夜桜たまのフォローに回ったと彼女は思っていたはずです。しかしこれは悪手中の悪手でしかなく、一つにまとまりかけていたファンを再び分裂させ、夜桜たまファンvs花京院ちえりファン、モンペvs全肯定、他所のファンvsどっとライブファンなど様々な対立構造を生む事になりました。それにより余計にファン離れが加速し、否定的な意見のほうが人が集まりやすい状況になった事で絵師さんや動画クリエイターなど自己顕示欲を満たしたい人にとって都合の良くない空間になってしまいました。

 話が少しそれてしまいましたが、夜桜たまと猫乃木もちが辞めた事でアイドル部及びどっとライブにとって非常に残念な結果になりました。ただ夜桜たまが辞めるのは仮に違う世界線になったとしても必ず起きていたんだろうなと、配信に関するスタンスやモチベなど考えるとそう思います。なので個人的にこの事には必要以上に悲観せずアイドル部の今後について考えていきたいと思います。色々noteに今後どうしたほうがいいか自分なりに考えたりもしたのでそちらもよければどうぞ。最後まで読んでいただきありがとうございました。


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(ここから06/12 追記分)

 .Live全肯定になりつつあるので自分の意見が変わってきました。その意見が正しいかはわかりませんが少し冷静になれた気がするので書いていきます。

夜桜たまのお気持ち配信の意図とは?

 これは前文と同じく、アイドル部やファンを一つにするために行ったものだと考えています。当時はばあちゃるのモンペ発言を皮切りにファン同士での対立が起き、どっとライブを応援していながらも不満を溜め込んでいた人も少なくありませんでした。

 その中で夜桜たまが行ったあの配信でどっとライブをファン全員がしっかりしろと言う事で改善を図ったのだと思います。

 自分のライブの告知日に行ったのもそれを台無しにしてでもいいからどっとライブをファンも巻き込んで正してほしかったのでしょう。

なぜ他のアイドル部は賛同しなかったのか?

 他のアイドル部の皆さんもどっとライブが全面的に正しいとは考えていないはずです。これは正直わかりません。ただただ感謝している人もいれば、やりたいことがなかなかできないと悩んでいた人もいるかと思います。花京院ちえりのお気持ち配信でのモンペ発言をバカ呼ばわりしたり、八重沢なとりがnote内で発足当時の報連相の粗雑さについて書いていたのもありますし、全面的に支持している人しかアイドル部にいなかったわけではないと思います。

 ではなぜアイドル部は夜桜たまのお気持ち配信に同情できなかったのか?他のアイドル部員はこぞって花京院ちえりのお気持ち配信のほうを支持しています。そういう気持ちになれる心境はアイドル部の中にいなければわからないものかもしれません。イベント尽くしで、登録者数など数字も伸びていたのも事実で、彼女たちからすれば順風満帆だと思っていた節もあるかもしれません。

 ただ夜桜たまの配信を誰も肯定できなかったのは、おそらくですが花京院ちえりがnote内で書いているように配信内で「事実の誇張、虚偽の発言」があったからではないでしょうか。

 一般的に、被害をなにか被った場合、自分に非がなく誰かが悪いと誇張していかに自分が被害者であるかを強調するものです。それはA子B子のゲップランド騒動でも同じです。あの騒動でも彼女達に非があるにも関わらず一方的に被害者のような漫画を書いていました。SNSでもたまに会社にひどい事をされたなどと漫画を書きそれが拡散されている例も多々あるかと思います。それらと同様に、夜桜たまも自分がいかに被害者であるかを強調するために「事実の誇張、虚偽の発言」をしてしまったのだと考えます。

 それゆえに夜桜たまの配信を支持することができず、アイドル部が誰も味方になってくれなかったのではないでしょうか。

花京院ちえりがお気持ち配信で伝えたかった事とは

 花京院ちえりは主に今後にどういうイベントがあるとか、それに向けて前向いて頑張っていこうという内容の配信だったように思います。ただその中で夜桜たまのお気持ち配信の内容の一部を否定するような発言も多々見受けられ、それが対立構造を生み、アイドル部を崩壊させる事となりました。

 それはそれでファン心理として自然なことですし当然だと思います。ただ、夜桜たまが事実でない情報も伝えてしまったため、それをひとつひとつ否定し訂正することも内部情報であるためにできず、運営が頑張っている事やちえりーらんどについてどう頑張っているかを伝え、「アイドル部のことを蔑ろにするような運営ではない」と言いたかったのだと思います。

カルロピノがお気持ち配信で伝えたかった事とは

 この配信についてもアイドル部の人たちは支持しています。ただこの配信をきっかけにしてアイドル部は崩壊への一途をたどっていくこととなります。それもファン心理としてと自然ですし当然の結果でしょう。運営が花京院ちえりのお気持ち配信を許可したにも関わらずこちらについては許可されなかったのも納得できます。

 こちらの配信は花京院ちえりの配信と違い、準備をして行ったもののように感じました。最初にカルロピノがどういう内容なのかを紙に書いて用意していたかのように口を開いていきました。

 こちらの配信がほぼ花京院ちえりのものと基本的に同等のもので、夜桜たまが「事実の誇張、虚偽の発言」を交えてしまったために他のアイドル部員がそれをどう取り繕うか考え、お気持ち配信でなんとか理解してもらおうとしたのでしょう。なので運営がどういう風にアイドル部を支えているのかを中心に話したのではないでしょうか。「聞いた話と目で見てきた話が違う」と言ってましたし、その後に情報漏えいについて話しており、よほど内部で混乱があったのでしょう。夜桜たまが情報漏えいをした本人だと言っているかのようにも感じました。

夜桜たまはどうしてどっとライブを辞めたのか?

 カルロピノが伝えた内容だけで考えると、情報漏えいが起きている事の犯人にされるなど、疑いをかけられたのが要因の一つと考えるのが自然でしょう。

 あの配信の時点ですでに夜桜たまは契約解除になっていたのではないか?すでに知っていたのではないか?と言われたりもしてますが、そういう「カルロピノがただ性格が悪いだけ」という論調は乱暴で正確ではないと考えます。ただ決め手になった可能性は高いです。

 あとは前文にも書いた通り、夜桜たまの配信以降に様々な問題が露わになり、それらについて彼女自ら辞める事で責任を取ろうとしたのもあると思います。

猫乃木もちはどうしてどっとライブを辞めたのか?

 猫乃木もちもどっとライブに不満があった面もあるのでしょう。歌もなかなか歌えず、想像していた活動と違うと感じていたかもしれません。

 決め手になったのはただ「夜桜たま一人が悪者にされている現状が悲しくて味方になった」という事でしょう。彼女の年齢や辞めたあとの活動を踏まえるとこれが一番自然に感じます。

それでも疑問に思う点

 僕としてはこれが一番しっくりくるのですが、それでもばあちゃるが夜桜たまの配信を許可した理由がよくわかりません。虚偽の発言を含めて会社を告発するような配信を許可したのだとすれば運営に対する背信行為なだけです。そうだとすればここまで謹慎処分が長引いているのもわからなくはないです。

 どういう話をするかについては告発というよりすでに解決した話なので経緯について軽く触れるとかそういう事だったのかもしれません。なんにせよ、あの配信を止めず許可してしまったばあちゃるや運営の罪は重いです。

まとめ

 まだまだアイドル部を憎んでいる人も多々いるかと思いますが、それ以降のアイドル部の彼女達の活動を見ている限りでは夜桜たまをいわゆる死体蹴りをするような悪い子達のようには到底思えないです。もし仮にそういう子がいたとしても誰も味方になることはないでしょう。そんな性悪な集団だったと応援している時に感じたでしょうか。そういう風に思いたいだけではないのでしょうか。最初は夜桜たまを応援していた立場でしたが、あれだけ真摯に取り組む彼女達を見ているとそのようには思えなくなりました。

 もし仮に僕が思っている事が正しかったと仮定しても、夜桜たまを敵に回すようなお気持ち配信をしてしまった行動については肯定できませんし今後もするつもりはありません。あの時点で冷静さを欠いてしまったのは彼女達の誤りです。なのでこれからはそれらについて許してもらえるように頑張っていってもらいたいですし、少しでもその事について理解されるように、彼女達に好感が持てるように活動していってほしいなと思います。

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