見出し画像

改めて注目される米国株式


ここのところの米国株式市場の下落ぶりや為替レートの円安などにより、ますます注目を浴びる米国株式市場ではないでしょうか。
という訳で、日本経済新聞さんの記事による所から自分なりの見解を示していきたいと思います。

1.米国株式市場における資本投下はどうなるの?
2.気になる銘柄は?


1.米国株式市場における資本投下はどうなるの?

先週のFRBの大幅利上げに伴い、そこの論拠とされるスタグフレーション回避からか先行き不透明感が薄れて一時株価は反転。
しかし、もっと長期の視点で見るとなおもスタグフレーションを予想する向きが多いようで少なくとももう景気後退は不可避であろうとの事から、警戒モードであり弱気相場が予想される。

しかしながら、この米国株式にさらなる投機を見出す向きもあるようだ。
機関投資家と異なって個人投資家は積極的に買いに走っていると下記の日経新聞の記事に書かれている。

短期的の景気後退なら押し目買いの好機であり長期的に見て米国経済の強さに光を見出しているのであれば、それは米国の個人だけではなく日本からの個人投資家にも同様であると説いている。

ただ、過日のミーム株熱の一定の収束に伴う米国個人投資家の株式離れ及び投資熱の低下という傾向があるようだ。
しかし、個人においてはIT関連株を売って一般消費財や生活必需品を買う傾向にあることによって、企業が個人の取り込みに動いているという。さらに家計金融資産も株式が締める割合が増えているとこの記事で書かれている。

そうか、個人か。

これからの局面を支える個人投資家がいかに投機を見出してくれるのかにかかっているのであれば、企業側のさらなる努力が求められるであろうし、そのためには政策金利の動きも一段と足元の景気に敏感なものとならねばならないであろう。
そこが上手く噛み合って初めてまた一段と強い米国経済と支える株式が出来上がる。ただ単に短期的な視点では見ずに長期の視点を常にベクトルとして捉えておかないといけないのではないだろうか。


2.気になる銘柄は?

さて、その米国株式の中でこれからの注目の銘柄とは何であろう。
FAANGと言われる大手IT企業があまりに有名ではあるが、下落率が大きい。

そこで下記の記事で有望銘柄が紹介されていたので、私見を込みで示す。

資源・エネルギー関連企業

・オキシデンタル・ペトロリアム
上昇率首位。株価は2.1倍となった。
テキサス州ヒューストンに本社を置く石油メジャーと呼ばれる7大石油会社に次ぐ規模の独立系石油会社である。

・エクソン・モービル
テキサス州に本社を置く石油メジャー最大手。
スーパーメジャーと呼ばれる6社のうちの1つである。

25年以上増配を続けている「配当貴族」

・アメリカン・ステイツ・ウォーター
68年間増配。
・Procter&Gamble(P&G)
世界最大の一般消費財メーカー。日本でもP&Gジャパンを展開。
・3M
世界的化学・電気素材メーカー

その他にも、引用させていただいた日経新聞さんの記事ではその配当利回りの高さを生む論理を展開されていたので、ぜひ一読されてはどうでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?