自称正直者が嫌いだ
はじめに
まず冒頭つまらない話から入るが、私は「嫌い」をいうのが苦手だ正確にいうと苦手だった。
「好き」をいうのも苦手だけども。
なんでか?敵を作るからだ。
カレーを好きな人はカレーを嫌いだと言う人と争うだろう
Vtuberが嫌いな人はVtuberが好きな人を馬鹿にするだろう
自分の好みを語らないということが人に嫌われないテクニックなのである。
10代20代前半はこのテクニックで当たり障りなく人生を過ごしてきた。
だが悲しいかな人に嫌われない=好かれるではない。
20代も後半になり人と会う機会が減り自分の周りの人間関係も構築されてきた自分がいまさら出会う人達と当たり障りなく過ごすことに何の意味もないと考えたからこその記事ということを冒頭の語りとさせていただく。
自称正直者はズルい
本題に入るが、自称正直者はズルいと思わないか?
自分は本当のことしか言ってない正直者で、嘘をつく人間を平気で糾弾する。正直な自分は正義だという自信をもって人を攻撃する。
この世界が嘘で支えられていることも知らずに。
いや、知らないはずがないのだ。
少し考えればわかるだろ?
嘘をあげたらキリがないからエンタメに絞っていうが
youtuber、お笑い芸人が面白いのはなんで?
嘘をついているからですよ?
みんな正直だったら面白いはずがないんですよ。
ネタは空想や想像を具現化させた「嘘」
自分にあった体験や身内の面白い話も大抵は面白くなるように盛っている「嘘」
もちろんおよそ「普通」じゃない道を歩いてきた人はリアルの話が面白いがそれは世間一般で面白いともてはやされる面白いとはベクトルが違う。
テレビは嘘ばっかりだけどyoutuberはリアルだから面白い?
本気で馬鹿なのか?人生楽しそうでいいな。
エンタメっていうのは「嘘」
だからこそのエンターテインメントなんですよ。
そういう事実を心の奥底ではわかってるはずなのにしまいこんで、自分は正直を食って正直を吐き出しているつもりなのが気に入らない。
人の嘘で生きているくせに自分は正直で正義面してるのがきにくわねんだよ。
自称正直者でいるよりも嘘つきでいることの方がずっと大変なんだよ
楽して生きてズルく生きてるくせに声だけがデカいやつとは絶対にかかわりたくない。
以上。
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