【コント】水に流せない、消化出来ない話【閲覧注意】
注意
下ネタ表現がありますので、苦手な方はご注意ください
舞台設定
舞台は無人島
一人(ジル谷)は座り、もう一人(ゲバ本)は横になってぐったりしている
そこに一人の男(テク山)が腹を押さえて帰ってきた
コント
ジル谷:テク山、お前どこ行ってたんだよ……
テク山:…………
ジル谷:なんで黙ってんだよ!ゲバ本、こんなんなってんだぞ!
テク山:ゲバ本の意識は?
ジル谷:さっきまでうなされてたけど、気を失ったよ。息はまだある……
テク山:そっか……
あの、ゲバ本にはまだ話さないで欲しいんだ!
ジル谷:どうしたんだよ
テク山:実はさっき……ウンコしてきたんだ!
ジル谷:はあ!?そんなもん隠す必要ねーだろ!
テク山:3日ぶりのウンコだった。そりゃそうだよな!
無人島に漂流してから、まともに食ってないんだから!
ジル谷:ああ、昨日、4日ぶりに食べられるキノコを見つけて食べたな
テク山:出たんだよ……
ジル谷:……何?幽霊の話?
テク山:見てぇなもんだよ!
落ち着いて聞いてくれ!
ジル谷:お、おう
テク山:昨日食ったはずのキノコが!
ほぼその形状を保ったまま!
ケツから出てきたんだよ!
ジル谷:……ウソだろ、おい……
4日ぶりの食事が、消化されてねえってのかよ!!
テク山:すまん!!じゃんけんで勝った俺だけが食べたってのに!!
ジル谷:なんでだ!!なんでもっとよく噛んで食べなかった!?
テク山:四日ぶりの食事!!がっついて食っちまうに決まってんだろ!!
ジル谷:味わう選択肢だってあるだろ!!
テク山:調味料もつけてない焼いただけの野生のキノコ!!
味わって食えるかよ!!
ジル谷:ちくしょーー!!
テク山:ゲバ本!!すまん!!
お前が、食べれられるキノコか、食べられないキノコか!
身体を張って調べてくれたのに!!
ゲバ本:………………ピクピク(気を失っているゲバ本)
ジル谷:ゲバ本がこんなんになってまで託してくれた
食べられるキノコを!!
お前は!!消化せずに!!ケツから出したんだぞ!!
テク山:俺は、初めて!!自分で自分が嫌いになった!!
ジル谷:バカヤロー!!そんなことは絶対言うなーー!!
絶対にぃ……っ!!言うなぁ……っ!!
テク山:ジル谷ぃ……
ジル谷:くそぉ!でも食料探す約束はどうすんだよ!
中途半端にキノコを分けて3人がちょっと体力を付けるより、
1人がしっかり体力を付けて、食料を探す方が
結果的に生き延びられるって、そういう話だったよな!
テク山:俺、排便で体力持ってかれたかも……
ジル谷:おい!!
テク山:大丈夫!!俺が食料探してくるよ!!
アテはあるんだ……
ジル谷:そ、そうか……
テク山:洗えば、大丈夫だと思うから……
ジル谷:絶対やめてーーーっ!!
【END】(水に流せない、消化出来ない話)
あとがき
汚い話ですね。ネタの作り方理論だとか、あれこれ高説垂れておいて
作るネタがこれかい!!っていう非難を受けても仕方のない内容です
私の作るネタにしては短めですが、こんなネタ長々と書いてられるか!!
読まされる方もたまったもんじゃないですね
でも、汚いけれど以外と深みもあるというか
シチュエーションを変えてやるだけで、ただの汚い情景が
登場人物の感情を大いに揺さぶる要素に様変わりするというね
その仕組みに面白さを感じたのと、
多分こんなネタ書くヤツ他にいねーだろっていう
オリジナリティがある気がして私に筆を執らさせる結果となりました
でも、ゴリゴリの理論派の書くネタが
全然スタイリッシュじゃなくて、めっちゃ下世話な内容って
なんか素敵やん??
理論=型にハマっている みたいなイメージを打破出来れば良いな
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