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『マチネの終わりに』についての雑談。

当初、劇場予告を見た時には
「う〜ん…ラブストーリーかぁ〜〜…」で観るつもりはなかったのです。

ただ、画と曲が綺麗だなぁと。

しかし、気づけば初日に映画館に駆けつけてました。
何なんだ。自分でもよく分からないです。

10月はやたら映画館に通っていたので、予告見てるうちに洗脳されたのかなぁ?とか。
福山雅治が出てる映画は、観に行くとアタリが多いしなぁとか。
石田ゆり子が最近やたら綺麗で気になるしなぁとか。昔はなんか女として好きになれないタイプの役が多かったのに。

そんな感じでしょうか?

さて、思った以上に素敵な映画でした。

ふらりと目に飛び込んでくる口コミもいいし、映画を観てから原作を読んでみたいと思った、又はもう読んでる人もいるみたいだね。

私も「今度本屋いったら原作本さがすかなぁ?」とか考えてます。

ここからはネタバレ臭ありです。

実は泣かされた。

後半であそこまでブッ込んくるとは、劇場にいた誰も想像してなかったろうなぁ…。

なお、Twitterで「観に行った人全員思ってるはず、スマホを落としただけなのに」って言うてる人いて笑いましたけどね。

いやー……怖すぎたわ。

「こんなヤツおんのーーー?!」って思ったけど、よく考えたらいそうだよね。
怖い。

あのマネージャ役演じた女優さん、なんて名前なんだろう??
最後の最後まで、よくあのビミョーな感じを演じきりましたよね。
私、あの玄関で見送るシーンめっちゃ嫌ですもん。叫びたくなった、あの場で。

とにかく曲が全編良かったですね。予告の印象通りなんだけど、ここまでとは!って。
洋子さんじゃないけど、ウットリしました。
ギターソロのシーンもだけど、BGMが全部良かったなぁ。
最近にしては珍しくサントラが欲しくなりましたよ。

あと、蒔野の心理描写が痛かったです。息の出来なくなった。辛すぎた。
頭のステージのシーンで、もう持っていかれてたかもしれない。

ふだん無頓着な人間関係おくってるから、こんな恋愛にちょっと憧れる。
でも実際当事者となったらたまったもんじゃないだろな、とも思うけど。

今後、誰かに「邦画で何かいい恋愛映画ない?」って聞かれたら、もちろん相手にもよるけど、『マチネの終わりに』を勧めてしまいそうです。

もうしばらく恋愛映画はいいやと思ってたけど、『ラストレター』も行こうかなぁ……

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