ティーチングとコーチングの違い

こんにちは!ゆーほです。


飲食のトレーナーとしての勉強をしたのでそれについて書いていきたいと思います。

まずトレーナーは大きく4つに分けることが出来て、それぞれに役割があります。

手本を示す「エキスパート」と「ロールモデル」、導く役割の「コーチ」とティーチャー」に分けられます。

「エキスパート」は、手本となる役割で常に正しい手順を実行し、説明することが求められます。

「ロールモデル」は、模範的を意味するもので、例えば飲食店のルールや理念の実現の仕方を示すことが求められます。


次に導く役割についてです。

「ティーチング」は仕事の仕方や手段を教えるという意味があります。

一方、「コーチング」は相手の考えや答えを引き出すという意味があります。

大きく違うのは、トレーニングされる側が答えを持っているかどうかであります。

「ティーチング」は答えの持つものが持たないものに教えるもので、「コーチング」は相手の中にある答えを引き出すものという違いです。


なのでトレーニングの始めの頃は「ティーチング」で情報や知識からなる答えを教え、ある程度情報や知識を持ち始めると「コーチング」で更なる自発的成長を促すということが必要です。


このトレーニングの切り替えがうまく出来ていないとトラブルが起こる可能性もあります。

どんなトラブルかというと、トレーニングを受ける側が「わかっていることばっかり言うな」という不満が溜まってしまうことです。

考えている人からすると「何も考えていない」と思われることは不満につながり、それを伝えさせるためにも「コーチング」に適切に切り替えることが重要です。


僕自身もアルバイトですでに答えを持っていることに対して必要以上の「ティーチング」を受け、不快な気持ちになったことがありました。

自分は分かっていても目上の人に「分かってる」と言うのは難しいですし、不満は溜まるばかりでした。

このように過度に行うと意欲が低下するというのが「ティーチング」のデメリットです。


まとめ

自分がトレーナーの立場になったときは、初心を思い出し何に不満を感じるかを考えながらトレーニングしなければいけないなと思いました。


また、教えすぎてもダメということを学んで適切に相手に考えさせるようなトレーニングをしたいと思います。

「コーチング」に重要なのは傾聴と質問だと思うので意識してやっていきたいと思います。


以上です。ありがとうございました!

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