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ネットワークエンジニアの初歩技術


ネットワーク初級者の方が、まずは知っておくべき実践的な知識・技術をまとめています
とはいえ、経験者の方でも時々忘れる内容だったりします


Cisco編

操作編

  • "terminal length 0"を必ず打つ
    <more>を無くす、つまりコンソールの画面上の行数の制限を無くします

  • SSH接続時は"terminal monitor"を必ず打つ(ログ取り時以外)
    SSH時は接続先のログは画面に出ません。設定変更時の想定外の状態変化にいち早く気付くべく絶対必要です

  • "reload in [分]"と"reload cancel"を活用する
    下手するとSSHが切れる設定でも、仕込んでおけば再起動で元に戻る
    無論保存はしないのと、成功した時はcancelを忘れないこと

  • PingやTrace、コマンドミス時の名前解決は、Ctrl + Shift + 6で
    中断出来ると知れ

  • Telnetも、Ctrl + Shift + 6の後に、xで中断出来ると知れ

  • ログ取り時は省略コマンドを使用しない
    後でテキストファイルから検索する時人によって省略仕方が違うので
    探し辛くなる

  • "write memory"は古いと知れ
    "wr"で通るので文字数が少なくて楽だが、いつか非サポートになるかも知れない

  • "copy startup-config running-config"で切り戻しは楽に出来ると知れ

構築(論理)編

  • まず"no ip domain-lookup"を投入する
    コマンドミスした際、名前解決してtelnetしに行こうとして待たされるため。但し、実際スマートライセンスで最終的にはip domain-lookup設定が必要になることもあるので注意すること

  • まずline conやline vtyで"logging synchronous"を投入する
    ログメッセージで打鍵中のコマンドが見にくくならないようにするため

  • Vlan1は"shutdown"する(セキュリティ対策)
    デフォルトではポートがVlan1にアサインされるため。使うなら別。

  • CDPは最後に無効化する
    有効化されていると構成把握が楽なため配線ミスが防げる

  • AAAは最後に有効化する
    スタンドアローンなら構築時はadminなどの適当なアカウントが楽

  • 出荷直前にshow tech-supportを取得する

構築(物理)編

  • まずマスキングテープで機器を識別出来るようにメモって貼るべし
    もちろん電源ケーブルも

  • 使わないSFPポートはホコリが入らないように塞ぐべし
    使わないことが確定でない限りは、養生テープ等で構築完了まで塞ぐ

  • 1回でも全てのポートにケーブルを挿してリンクアップ/ダウン確認すべし

ツール編

使うべきツールリスト

  • シェアウェアや有料ソフトじゃないツール

  • サクラエディタ(正規表現と矩形選択が使えるエディタなら何でも良し
    秀丸エディタは無料ではありません!使うならライセンス買いましょう!
    出来ればVisual Studio Codeを使いたい

  • Winmerge:差分チェックツール

  • Teraterm:言わずと知れたターミナルエミュレータ

  • WinShot:画面キャプチャ

  • OneNote:メモアプリ
    何でも良いんですがナレッジは分かりやすく集積しましょう

  • PingKeeper:Ping、Traceroute実行ツール。ExPingと異なり複数宛先に一斉Ping送信できる優秀なソフト。製作者様に寄付しましょう

  • ChatGPT(許されてる場合)

使うべき物理のツールリスト

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