ウルトラマンと神性

最初に断っておくが自分はウルトラマンシリーズのファンでは無く、初代とティガと派生作品のいくつかしか見ていない。そんな状態だがウルトラマンに対する意見を記していく。

ウルトラマンという存在は多くの要素を持っている。列挙すると、
巨人、宇宙人、ヒーロー、宇宙から来た者、人智を超えた力。
これらはその中でも特に重要な要素だと思う。
ウルトラマンシリーズは多く作られているが、この要素のどれかを基礎として話が作られている気がする。

最近のウルトラマンは神秘性が足りないと公式もネタにしているらしいが、それは上記の宇宙人要素や、ヒーロー要素が強いからだろう。
宇宙人は宇宙の人であって、あくまで人格を持った生命だ。それ故に異文化やキャラクターなどわかりやすい話しが作りやすい。

だが初代ウルトラマンやティガは、人智を超えた力だった。
彼らの変身は、神の力をその身に降ろす儀式だった。
彼らがいた宇宙とは物質的な宇宙というより、未知に溢れた超次元の宇宙だ。

もちろんどの作品もウルトラマンである以上、全ての要素を含む。だが、どの要素を重視するかで作風は大きく変わるだろう。

自分は単純な好みとして、神としてのウルトラマンが好きなので今度のシン・ウルトラマンに期待している。
まだわからないが立ち姿からは、“宇宙から来た人智を超えた存在”としてのウルトラマンを感じている。

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