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チャートで波形を捉える簡単な方法

波形を捉える重要性


相場を分析する際、波形を必ず捉える必要があります。
ダウ理論やエリオット波動を使う時も波形が必要ですよね?

図1のチャートがあります。
このようなチャートの時どのように波形を捉えますか?

図2のような細かい波形?それとも図3のように捉えますか?
どの相場でも同じ基準で波形が描けていれば、どちらが良くてどちらがダメというものでもありません。

ある相場の時は細かい図2のような波形と認識し、あるときは図3のように大きく見てしまう自分都合で相場を認識してしまうとがよくないのです。

例えば、いつもは図3のように大きく捉えており、いざトレードをしようとしたがエントリーポイントがなかった。

この時、エントリーポイントがなかったのだからやめておくのが当たり前ですよね?
でも稼ぎたい、トレードしたい気持ちが勝ってしまうと、やめておけば良かったのに細かく波形を捉えて無理やりエントリーできそうなところを探してしまいエントリーする。

そして負ける・・・こんな経験ありませんか?

だから波形を明確な基準をもって捉えることができれば、相場を自分都合にすることがなく安定したトレードができるようになります。
どうすればいつも同じ基準で波形を捉えられるのか学んでいきましょう。

図1
図2
図3


移動平均線を使って波形を捉えよう


いつも同じような基準で波形を捉えるためには移動平均線を使います。
移動平均線の数値は20期間もしくは、少し細かい波形で捉えたい方は10期間ぐらいが良いと思います。
ここでは、20期間を使っていきます。

図1のチャートに移動平均線20期間を入れたものが図4です。

この移動平均線の明確な傾き(ジグザグ)を利用して波形を捉えていくといつも同じ基準で波形を描いていくことができます。
図4の明確な傾き(ジグザグ)を利用して波形を捉えると図5のようになります。

図1


図4
図5

この移動平均線を使って波形を捉えていくようにすると、同じ基準で波形を捉えることができるようになり、無理やり波形を捉えることができなくなります。そうすれば、自分都合でエントリーポイントを見つけ出そうということがなくなります。

どうしても自分都合で波形を捉えてしまっているなという方は、試してみてください。


練習してみよう


移動平均線のジグザグを利用するだけのシンプルな波形の捉え方ですが、当たり前化するためにもやはり反復練習が必要です。練習問題を実際に解いてみましょう。

練習ー1
練習ー2
練習ー3





練習問題解答


解答 練習ー1
解答 練習ー2
解答 練習ー3


いかがだったでしょうか?

波形を明確な基準を持って捉えることで安定した相場分析ができるようになり、無駄なトレードを減らしていくことができます。

何度も何度もチャートを検証してみて自分のものにしていきましょう。

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