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(FX)勝率と利益の関係性を知りトータルで勝つ 前編


勝率が高い=利益?


私は、FXで勝てなかったときは高勝率がすべてだと思っており、
負けない手法を探し続けていました。勉強しまくれば100%で負けることがなくなるとも思っていたぐらいで勝率にものすごいこだわっていました。

勝率を上げるためにトレードでプラスになると反転してその利益がなくなるのが嫌ですぐに利益確定をしたり、含み損を抱えるとせめて建値まで戻ってきたら損切しようとしてなかなか損切ができませんでした。

2連敗、3連敗と負けが続くと手法が悪いと決めつけ新しい手法を手あたり次第探してました。

そんなことを続けていたので当たり前ですが、お金を増やすどころが何度も資金がなくなることを経験しました。

FXで勝率100%で勝ち続けるということはできないと割り切るまでに恥ずかしながら、私は2~3年はかかりました。FXは、負けを想定した戦い方でトータルでお金を増やしていくものなのです。

例えば、10回トレードした時、勝率80%で利益10pipsで損切りを50pipsとしたら

利益80pipsー損切100pips=ー20pips

とトータルでは、勝率80%でも負け越してしまうのです。
また、勝率が80%のように高勝率だと負けることに慣れずに含み損や負けトレードで大きくメンタルがやられてしまい、損を取り返すために大きなロットでやったりルールを無視して必要のないところでトレードするといったことが起きてしまうのです。(実際に私がそうでした。)
その逆で勝率が低くても利益をしっかり伸ばす癖をつけていれば1回1回のトレードで負けても動揺することがなくなり、淡々と自分のルールでトレードをやり続けられるのでトータルで資金を増やすことができるしメンタル的にもすごく楽になります。
そのうえで勝率も高いのが理想ですね。

ということで、今回過去チャートを使って同じエントリーポイントでも利確目標を変えることでどのような勝率の違いや資金の増減が変わってくるのかやってみたいと思います。


検証内容

エントリー回数は10回
資金は300ドルスタート
トレードは0.01ロットで行う
損切位置は直近安値の少し下に置く

パターンA 損益比率1:1で決済するパターン
パターンB損切は変えずに利益最大まで伸ばすパターンを検証
チャートはすべてGBP/JPYの1時間足

※今回使用する手法や最大まで伸ばす決済ルールは改めて説明させていただきますのでここでは省略いたします。

 

パターンA 損益比率1:1の場合


1回目 買いエントリー +140pips


2回目 買いエントリー +140pips


3回目 売りエントリー 損切 -140pips


4回目 売りエントリー +140pips


5回目 買いエントリー120pips


6回目 売りエントリー 損切り-180pips


7回目 買いエントリー 損切りー100pips


8回目 買いエントリー 損切-50pips


9回目 買いエントリー +200pips


トレード10回目 売りエントリー +

100pips

パターンAで10回トレードした結果

勝ち 6
負け 4
勝率 60%
獲得pips 3700pips
利益率 13.28パーセント
資金 300ドル→339.85


損益比率1:1で検証してみましたが結果としては十分かもしれませんがこの結果に対してパターンBの利益を伸ばすことはどれだけ結果に差が生まれるのか検証します。

パターンBの検証は後編に続きますのでぜひ読んでみてください。

後編はこちら↓

https://note.com/preview/n6fc02218cb74?prev_access_key=288992966a699f93ae645e41b69e1773



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