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洋館の中で見つけた日記 24 【見ないと損?ブレイクダンスをおすすめしたい理由】

20☓☓年。
研究所にて自分らしさを忘れてしまうP-ウイルスが流出した。
瞬く間にウイルスは蔓延。
世界はポカンハザードに陥る。
ポカンから逃れるため古い洋館に駆け込んだ。
そこである日記を見つけた。

読んでいただき、ありがとうございます。
ポカンハザードの世界で日記を書いております。
励みになりますのでフォローしていただければ幸いです!!

◆ブレイクダンス観たほうが良い理由

皆さまはブレイクダンスについてどんなイメージを持っていますか?

・クルクル回るダンス?
・ダンス未経験だし見たことがない。
・めちゃイケで岡村が踊ってた!

きっとこんな感じの人が多いのではないでしょうか。

今回は毎日1時間以上ブレイクダンスの動画を観ている私がブレイクダンスの面白さをご紹介。

私自身はダンス経験がなく、動画視聴にハマったのは4年前から。

そんな素人ですが先日の世界四大大会の一つ『Red Bull BCone.』日本予選のベスト4の予想正解率は75%でした。

そんな私が誰でもブレイクダンスを楽しめる秘密をお伝えします。

ブレイクダンスの本質、見どころ、おすすめのダンサー、動画の探し方に分けて解説していきます。

ブレイクダンスの本質

私の考えるブレイクダンスの本質は戦う気持ちと自分を表現することです。
技術やテクニックではありません。
これがかっこよくて、観ていて熱くなります。
逆にかっこ悪いと思うのはバトル中に不貞腐れて適当になることです。
また技術の高いダンサーが力を出しきらないことも観客を冷めさせます。
あとは小さなダンサーがバトル中に親の顔を見たりアドバイスを受けたりして、バトルから意識をそらすこともブレイクダンスの本質にはずれたケースです。
ですがこのようなかっこ悪いシーンはほとんどありません。
ブレイクダンサーは性別や年齢、身体的特徴、技術の違いに関係なく皆さん堂々と戦います。
きっとブレイクダンスは “戦うこと” “自分を表現すること ”がスタンダードになっているからです。
したがってこれがブレイクダンスの本質と言えます。

見どころ

①ジェスチャー

バトル中にジェスチャーを使って相手をディスったり、威嚇したり、挑発することは当たり前。
下手くそと相手の動きをバカにしたり、弓や銃の武器で攻撃する表現をします。
これらに対してのイエローカードなどの罰則はありません。
最初は観ていて不快になる人もいるかも知れませんが、実はこれらのジェスチャーは相手を対戦相手として認め、リスペクトしている裏返し。
むしろ相手に無関心なダンサーの方が失礼に当たります。

②バトルのゴング

バトルが始まる際は先行、後攻は決まっていませんので、どちらからダンスが始まるのかという駆け引きも面白い。
勢いのあるダンサーは開始と同時に踊り始め、速攻で戦いの火蓋が開かれることもあります。
ドシッとしたタイプ同士のバトルでは俺の方が格上だと言わんばかりに全く動こうとせず、我慢比べの状態になります。
一定時間が経つとMCがペットボトルでルーレットをして先行を決めようとしますが、そんなときは周りに自分の行動は決めさせはしないと主張するようにペットボトルを蹴り飛ばしてダンスを始めることもあります。

③個性

ダンサーの個性豊かさも面白いですよ。
柔軟性を活かした動きで蜘蛛やタコのようなダンス、回転技に特化したダンス、コミカルでトリッキーな動きなど十人十色です。
ときにかっこい良すぎるに思わず笑っちゃうこともあります。
その裏にはそれぞれ血の滲むような練習があるはずです。
ファッションも自由です。
ブレイクダンスは2024年のパリオリンピックに採用されました。
スポーツなのにユニフォームを着ず、ヘルメットなどの防具も付けずに好きな服で競技します。
カジュアル、ラフ、サングラス、帽子、ジーパンなど競技感を意識させない姿でバチバチのダンスをすることで、かっこよさが増し増しです。
ブレイクダンスの特徴ですが帽子を被っているダンサーの帽子がバトル中に頻繁に脱げます。
激しい動きのダンスなのである意味当然ですよね。
落ちた帽子は回転しながら拾ったり、相手に投げつけたりすることも面白いです。
またRed Bull BC One(世界大会)で好成績を残した選手はRed Bullにスポンサードされ、ロゴの入った服を着ています。

おすすめのダンサー

かっこいいダンサーを紹介します。

  • Killa Kolya : 最後の締めまで洗練されていてます。

  • KAZUKI ROC : 柔軟性を活かした日本人ダンサー。世界中を沸かす姿に鳥肌が立ちます。

  • Icey Ives : 見ればわかります。かっこいいダンス。パッションも感じます。

  • VERO : 常に戦う表情が好きです。挑発するジェスチャーやリストバンドを使った回転技が特徴。

  • Bruce Almighty : マイペースさを一切失わないダンサー。

  • PAC PAC : ギャング的な雰囲気。気持ちムラがあるように見受けられますが音ハメがすごいダンサー。

動画の探し方

ブレイクダンスの動画はYouTubeで世界中のチャンネルからアップロードされています。
他のスポーツではないほどの質と量の動画が観られることもブレイクダンスをおすすめできる点です。

4大大会の一つ、Red Bull BC Oneには公式チャンネルがあります。
まずはこちらのチャンネルから観れば間違いないでしょう。 
『Red Bull BC One』 

その他の動画を検索する際は切り抜き動画ではなく、バトル動画を探すことをおすすめします。
バトル動画は始まる際の駆け引きからバトル中のやり取り、ダンスが終わった後の立ち振舞いまで面白さが詰まっているからです。

トップ選手が戦う大きな大会は言うまでもなく楽しめます。
下記が4大大会ですのでYouTubeで検索いただければと思います。
『Red Bull BCone.』『Battle Of The Year (BOTY)』『UK Bboy Championships』『Freestyle Session』

ローカルな小さな大会はトップ選手が出る大会に比べて技術は劣っていますが、ブレイクダンスの本質(戦うこと、自分を表現すること)を楽しめます。
ローカルな小さな大会の動画を探す際はbreaking, battle, bboy, powermoveなどのワードで検索し、見つかった動画のアカウントの再生リストを確認していくとまとまった動画を探せます。

下記のおすすめのダンサーも検索してみてください。
Killa Kolya、KAZUKI ROC、Icey Ives、VERO、Bruce Almighty、PAC PAC

まとめ

このようにブレイクダンスは面白いところがたくさんあります。
ブレイクダンスで感じられる戦う姿は、胸を熱くし、勇気を与えてくれます。
まだ観たことがない方は是非ご覧ください。

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