洋館の中で見つけた日記 48 【世界一やさしい? ライティングの基礎】
20☓☓年。
研究所にて自分らしさを忘れてしまうP-ウイルスが流出した。
瞬く間にウイルスは蔓延。
世界はポカンハザードに陥る。
ポカンから逃れるため古い洋館に駆け込んだ。
そこである日記を見つけた。
◆世界一やさしい? ライティングの基礎
今回はライティングの基礎を学ぶために、
株式会社グリーゼ 福田多美子 他 著
『世界一やさしいWebライティングの教科書1年生』を読みました。
こちらの本は本当に世界一優しいのでしょうか?
学んだことと感想を書いていきます。
学んだこと
ターゲット:ターゲットの気持ちを想像する。ターゲットが必要な情報だけを届ける。
目的:多くの人に新商品の機能を伝えるための文章と、ターゲットを定めて商品を買ってもらう文章は違う。
表記ルール:表記ルールを統一する。文体、半角、全角、カッコ、略語など。
略語の使い方:最初は略語の後ろにカッコ書きの正式名称を書く。
校正:構成は当然の仕事。正確さと分かりやすさの観点で校正する。
主語と述語のねじれを直す:主語と述語だけ取り出したときに異常な文章を直す。
主語と述語を近くに置く:主語と述語を近くに置く。主語と述語が2組ある場合は2つの文章にする。
修飾語の関係を整理する:読点(、)句点(。)、カッコを使い修飾関係のある文節を独立させる。
分かりにくい指示代名詞は使わない:指示語は直前の言葉を指すときに使う。指示語が分かりにくいときは名詞を使う。
体言止めでリズムをつける:文末が単調な場合は一部を体言止めにする。使いすぎは箇条書きのようになるので注意する。
重複表現を使わない:最もベスト、あとで後悔、断トツの1位、すべて一任する、過半数を超える、従来から、かねてから、違和感を感じる、伝言を伝える、内定が決まるは重複語。
同じ表現を繰り返さない:同じ言葉や表現を使うと単調になる。
文末を簡潔にする:文末をシンプルにする。例えば「記録を残す→記録する。」「〜できないというわけではない→〜できます」「〜することができます→〜できます」
項目が多い場合は箇条書きを使う:項目の数は7つ前後にする。種類分けできる場合は箇条書きを二階層にする。例えば一段目に■記号で種類名を書き、二段目に・記号で項目を書く。
数字を入れて具体的に書く:あいまいな表現を数字にする。数字はアイキャッチになり、説得力も増す。数字をイメージしやすい比較対象を置く「この部品は1グラム。1円玉と同じ重さです。」。「なんと」「たったの」などを使うことで意図した通りの強調になる。
固有名詞を使ってリアリティを出す:固有名詞によってリアリティが増す。
会話文を入れてリアリティを出す:第三者の声をカギカッコに入れると会話形式になり臨場感がでる。第三者の声に見出しをつけるとアイキャッチになる。
漢字、カタカナ、ひらがなを使い分ける:漢字は固い文章に、カタカナはシャープな文章に、ひらがなは柔らかい文章に使う。
画像を効果的に使う:画像はアイキャッチの効果がある。ターゲットが自分事だと感じる画像を使う。
PASONAの構成:Probleme(こんな事困っていませんか)、Agitation(〜も大変ですよね)、SOlution(これで解決です)、Narrow down(いまなら限定〜です。)、Action(こちらからお申し込みください)の構成。
AIDCAの構成:Attention(一言で言うとこんな良いことがありますよ)、Interest(ここが優れているからです)、Desire(さらに具体的にはこんな性能なんです)、Conviction(第三者もこう言っていますし、このようなデータもあるので間違いないですね)、Action(こちらからお申し込みください)
キャッチコピー:キャッチコピー作成のコツはターゲットに問いかける、数字を入れる、チラ見せする、トレンドの言葉を使う、ハッピーを描く、悩みに寄り添う、王道を否定する。
重要な箇所を目立たせる:目立たせたい部分をカッコ【】や、罫線ーーーで囲む。
世界一やさしい本だったのか?結果発表
今回はライティングの基礎を学ぶために、
『世界一やさしいWebライティングの教科書1年生』を読みました。
こちらの本はライティングの基礎、キャッチコピーの作り方、メールの基礎、ライターからのアドバイスがまとまっています。
ライティングについての初めての書籍でしたが読みやすく、学べたことをnoteで実践できる内容がたくさんありました。
私にとっては世界一やさしく学べるライティングの本でした!!
学んだことをnoteでアウトプットして自分のものにしていきたいと思います。
ご興味のある方はぜひ読んでみてください。
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