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空の写真100日投稿 #9

 今日は三連休の最終日。栃木県那須町へ行ってきました。という訳で、今日の写真は那須の御飯処の店先に咲いていたコスモス。雨粒を纏って、曇り空にさえ映える白やピンクの花びらたち。

 タイトルの“It looks like rain.”。これを普通に訳すと「雨が降りそうだ。」ですが、私の好きな漫画ではこんな風に訳されていた。

「雨に似ている。」

 これは、漫画の中ではドラマの撮影中という設定で、その主人公の青年が“look like〜”を「〜に似ている。」と訳しクラス中から笑われるというシーンだ。私はこの表現がとても好きで、試験問題にこの英文が出たとしたら点数が貰えなかったとしても「雨に似ている。」と書きたいと思っている。この間違った訳は、ただ笑われる為に登場する訳ではなく、その物語の終わり部分へとしっかり繋がってゆくのだ。そこが堪らなく好きにさせる理由なのかもしれない。

 昨日の記事の願いの粒“wishdrops”。雨粒をもじった造語だと書いたのだが、もしも本当にたくさんの願いの粒が空から降り注いだなら、その光景を目にした人々は
「雨に似ている。」
なんて思うのだろうかと考えてみたりする。

 ↑因みにコチラが昨日の記事

 雨が降るのは、雲の中の水滴の粒が増えて、その重さを上昇気流が支えられなくなると雨となって落ちてくる。故に願いの粒を降らすには、たくさんの願いが集まって、それを阻むものが耐えきれなくなるまで願い続けなければならない。だから私はこの願いを絶やしてはならないのだ。上手くいかなくても、何度挫折を味わっても、生きているうちに叶わないとわかっていても。そんな大切なことに気づかせて貰った、今日の特別な空の下。

那須連山方面の空

 そんな考えに浸っていたら、さっきまで雨雲がかかっていた空にも晴れ間が見えてきた。みなさんは今日の空の下、どんなことを考えていましたか? もしよければ聞かせていただけると嬉しいです。
 それでは今日はこの辺で。また、明日の空の下で会いましょう🫧

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