フォローしませんか?
シェア
【前回のお話】 (869字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算) 「はい、○○店です」 「あ……あのっ!」 (大丈夫、大丈夫) 自分を落ち着かせながらも、慌てて手元にあるセリフのメモ書きを見る。 「お忙しいところすいません!わたくし、竹子と申しまして、○○バイト誌に掲載されている募集を読んだのですが」 「あ、アルバイトの応募ですね。ありがとうございます。えー、では……」 想像に反して、応募はすんなりと進んだ。 特に何か言わ
【前回のお話】 (777字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算) まずは大学院に連絡だ。 入りたい研究科が複数あるので、それぞれの教授宛にお問い合わせメールを一斉配信することにした。 簡単に事情を説明し、入学希望の旨を伝える。 入学資格について訪ね、私のようなほぼ中国でしか教育を受けて来なかった者にも可能性があるのかを聞いた。 1本のメールを作成するのに、1時間以上もかかった。 まだ日本語で文章を書くのに慣れていなかったのだ。