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『急に何か書きたくなっちゃった』

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随筆集。竹子の日常や考えたこと等を綴ります。自由気ままな不定期更新
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#中国

#70 パターン青!梅雨です!

(403字・この記事を読む所要時間:約1分 ※1分あたり400字で計算)  ヴー!ヴー!  「1年ぶりだね」  「ああ……間違いない」  ヴー!ヴー!  「パターン青!梅雨です!間違いありません!梅雨です!」  「これからの90日、うち83日が雨!83日が雨です!」  「更に天気予報の予測ミスなどの不安定要素を加えると、晴れの日はたった2日!たった2日!」  ヴー!ヴー!  「太陽の光を浴びたい者は、即脱出せよ!」  「脱出!別地域に脱出!

#36 頭が動かない日は、手を動かして料理をしたい

(766字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)  先週は、6連勤であった。  日曜日は休みだったものの、十分に疲れが取れなかったせいか月曜も身体は重く、頭がぼんやりとしていて今にも瞼が落ちそうな状態にある。  会社のお仕事が忙しくなってきた。  ようやく色々と活躍出来るようになって嬉しい反面、急に繁忙期に突入したせいか、ここ数日はあまりにも脳みそを使い過ぎてクタクタだ。  深い考え事を避けたくなり、気持ちとしてはもっと頑張りたくて

#35 春節休暇とキャパオーバーと

(1089字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)  そういえば、もう数週間ほど長い文章を書いていない。  noteの投稿が途切れないよう定期的に更新は続けているが、ほとんどがつぶやきで、時々数枚のイラストがあるぐらいだ。  このままではそろそろなまってしまうということで、こうして慌てて筆を取った次第である。  まとまらない文章になってしまうかもしれないが、執筆のモチベーション回復を兼ねて、近況報告を少ししていこうと思う。  さて、この数週間、私

#32 3年ぶりに風邪(?)を引いた

(1100字・この記事を読む所要時間:約3分 ※1分あたり400字で計算)  実のところ、これが果たしてただの風邪なのか、或いは某ウイルスに感染したのかは実態が分からないままである。  喉に何かつっかえているような違和感があると思ったら、続いて咳・鼻水が出、しまいには肩・腰・膝……節々に痛みを感じるようになってしまった。  思うように身体が動かない。  ひたすら布団の中で休むことにし、会社に病欠の連絡を入れた。  早朝、体温を測ってみる。37.3℃と出

#31 気持ちのやりとりに、貸し借りは無い

(701字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)  「君、もち米は食べられるかい?」  勤務中、チャットに届いたメッセージに「食べられます」と返事するやいなや、隣席の同僚がビニール袋に入った何かを渡してくれた。  もち米団子、と彼女は主張するが、覗いてみるとどう見てもちまきである。  拳サイズのずっしりとしたご飯の塊。それを丁寧に包んでいる葉っぱからも、とても良い香りがしていた。  「お食べよ」と言われ、ちょっと緊張してしまい上司の

#30 南国気候とメンタル・体調

(989字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)  時は12月。  そして竹子がいる地域の最高気温は、21℃。  お天気は快晴で、軽く身体を動かすと汗でさえ出るほど暖かく、体温が高いであろう方々は半袖姿で颯爽と街中を歩いている。  「冬はもうこれ以上寒くならないよ」と、同僚は言う。  「15℃前後の日もあるけど、せいぜい数日だね……あ、そうそう。びっくりするかもしれないけど、此処には春が無いんだ」  はぁ。  当時日本で

#29 目覚めが遅い街

(1228字・この記事を読む所要時間:約3分 ※1分あたり400字で計算)  竹子は今、中国に住んでいる。  中国の広東省の、とある大都市とも言われる地域だ。  先が見えない程の高層ビルがそびえ立ち、地下鉄が隅々まで張り巡らされていてビュンビュン走っている。  熱帯特有の木々が道路の両端に植え付けられていて、街中を歩いているだけでも植物園に来たような、なんだか不思議と優雅な気分になる。  金融機関が密集している。  かと思いきや、ちょっと郊外に行けば、今度は工業団

#28 中国で新生活を始めました

(888字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)  時刻は朝7時20分。  厳密に言うと、中国時間の朝7時20分、である。  そしてワタクシ竹子は今、広東省にあるとある会社の、早番組だけがポツポツと出勤している事務室で、静かにこの原稿を書いている。  本来は持参したiPadで書くつもりだったが、なんだか目立つのでやめた。  すぐ隣席の上司が既に着席していたからだ。  よって、執筆工具はペンと、ノートの切れ端になった。  電子機器

#9 言葉の訛りは、刻印された故郷

(784字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)  家の近所に、中国料理店がある。  前からずっと気になっていたがなかなか時間が作れず、今日、ようやく足を運ぶ。  いざ、入店。  ガラガラと自動ドアが開くと同時に、中国人の店主が、「いらっしゃ~い」と明るい笑顔で迎えてくれた。  中国語で話しかける。「おお!」と店主が喜ぶ。  自然と中国語で会話が進み始める。  焼きビーフンを一つ頼むよ、テイクアウトで  ごめん、ビーフンは切れちまったんだ、