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「仮想現実消費調査(2022年11月分)」調査レポート公開のお知らせ

当サークル(仮想現実経済研究所)では、継続的調査としてソーシャルVRやメタバースの利用者の皆様に、ソーシャルVRやメタバースに関連した消費の額を尋ねる「仮想現実消費調査」を毎月行っています。

当記事は、その目的や性質を簡単にご紹介したうえで、レポートのダウンロード先を紹介するものとなります。


はじめに

VRChatやcluster、NeosVRなどのVRSNSやメタバースに関しては、その利用者間において、しばしば「プレイヤーが経済を回している」というジョークや議論を目にすることがあります。また、実際に多額の支出を行った結果、翌月末にクレジットカードの請求額を見て驚いたというような話にも事欠きません。

しかし、「みんなメタバースに滅茶苦茶お金使ってそうだけど結局、1か月あたりどのくらい使っているの?」という実情に関しては、2022年8月中旬当時、あくまで筆者らが知る限りにおいてですが、定期的かつ定量的に把握したデータは存在しませんでした。

そこで、当サークルにおいては上記のような項目について実態を把握するために、試行版の7月分には「仮想現実消費景況統計」として、また正式版となった8月分以降は「仮想現実消費調査」という名前で、実際にどうなっているのかアンケート調査を実施いたしております。

当調査は、重複も含めれば10月までに3か月で延べ299人の方にご協力いただいているアンケートになりますが、今回の11月分調査でも更に80名の方にご協力いただきました。

当サークルの調査としては通常通り、Twitterでのアンケートの呼びかけから拡散したアンケートのデータを用いての調査であり、残念ながら国の統計のように、把握された母集団を対象として確率抽出を行ったデータではありません。

そのため、バイアス等が含まれる可能性は否定できず、あくまで統計学的に忠実な研究調査というよりは事例調査や参考程度となりますが、全くデータが無い状態よりは参考になるかと考え、調査を行っております。


調査を行ったサークル

変なビジネス系の人たちのせいで、「経済」という単語そのものがVRChatユーザーに警戒されるようになった結果、うさんくさい団体だと思われがちで泣いている同人サークル「ばーちゃる経済研

ご興味があられましたら、ばーちゃる経済研のTwitterをフォローいただくことで、調査中に関連する情報を受け取れます。


レポートのサンプル

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調査結果の閲覧について

調査結果は、以下のサイトより閲覧・ダウンロードいただくことが可能になっております。


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当サークルにおきましては、変わりゆくソーシャルVRやメタバースの経済的な影響や実態を把握すべく、アンケート調査などを平素より行っております。関心があられましたら、是非ご覧ください。



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