会社にクマのぬいぐるみを寄贈した話
こんにちは、そして初めまして、普段はfreeeという会社で事業企画の仕事をしているviviと申します。
今日は最近私が主導したイベントが、社内SNSでちょっとバズったお話をご紹介させていただきたいと思います。
何のイベントかというと、社内でクラウドファンディングをしてクマのぬいぐるみを買って会社に寄贈しました。笑
なぜ一社員が会社へ寄贈?しかもクマのぬいぐるみ?と不思議に思う方もいらっしゃるかと思いますが、実はこれは私が最初にやろうとしたことから意外な展開が生まれ、ほっこりとしたストーリーになりました。
時は2020年の12月、社内で仲良くさせていただいてた(今もw)30代後半男性のykimさんという人物が、当時はとあるプライベートのことで落ち込んでいました。
そして彼とオンライン飲みのとき慰めようとしたら、本人が「クマのぬいぐるみが欲しいな、自分の身長を超えるようなでかいやつで」と言い出しました。当時はお酒の勢いで冗談で言ってたのか本音なのかよく分からないまま、私もそのノリで「じゃ来年8月誕生日のとき買ってあげるよ」と約束しました。笑
早くも今年の8月がやってきました。その約束をした話、自分の中では9割以上忘れてはいたものの、なんとykimさんの誕生日の3日前に業務の絡みで久々に話してたら、一気にその話も1割から10割に蘇った。夏休みが終わる直前に宿題がまだ終わっていない!と気づいたときのようなヒヤヒヤした感覚でした。
その後、すぐにAmazonで調べてみると…200cmのクマのぬいぐるみはなんと6,980円(8/24時点調べ)。うーん、職場の仲良い異性にあげるプレゼントにしては微妙なお値段。
そしてあるアイデアが湧いてきました!私個人からではなく、みんなからのプレゼントなら本人も受け取りやすいでしょう笑。普段社内で人気者のykimさんなら、余裕で6,980円が集まるでしょうと思い、ykimさんのよく出没するSNSのグループにクラウドファンディングの投稿をしてみた。
予感が当たりました、募金してから1日たらずで、目標値の1頭200cmのクマが必要となる6,980円どころか、200cmが3頭も買えるようになって、締め切りまではなんと2万円超えの資金が集まってきました!
小規模の募金を想定していたため、paypay送金でクラウドファンディングをお願いしていました。しかし、何十人もから送金があり、一人一人の送金依頼の受け取りをするのが忙しいという状況になりました。笑
心温まるメッセージに合わせて本人に届けたら絶対クマのぬいぐるみ単体以上に喜ぶだろうなと思いました!
結果クマのぬいぐるみ何頭分の資金も集まったので、もちろん約束した身長を超えるようなでかいやつ(200cm)は本人自宅に届けました笑。
(写真はツッコミポイント満載の本人からの自撮り、天井の高さのアピールよりクマのクローズアップが欲しかった、洋服の袖はもっとクローゼットに収めて欲しい、そして何よりも笑ってるのか泣いてるのかの表情がw)
では残った資金をどうするかについて、本人と協議した上で、やはりみんなから集めた資金なので、みんなに還元したいよねという話になり、「じゃ残りの資金もクマのぬいぐるみを買って会社に寄付しようか」に至りました。
そして3日後
ドン!!
クマ3頭、五反田到着です!
3人(熊)掛けのカウチソファーを丸ごと占拠ですw
早速クマの贈呈式が行う前に、一足早く幸せそうにクマの海に沈んだ社員もいる↓↓↓
1頭背負って自席に持っていこうとする人も↓↓↓
みんなの写真撮影の付き合いに疲れたクマさんが↓↓↓
すみませんちょっと脱線してしまいました笑。
本題に戻りますと、冒頭でお話しさせていただいたように、3頭のクマのぬいぐるみを、正式に会社に寄贈するように、CCO(Chief Culture Officer)のつじもさんとアポを取って、クマの贈呈式を行いました。
きちんとこのクマの温もりを会社へ手渡ししたい気持ちでしたが、さすがにこのサイズ感なので、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、握手だけしました。(双方の手は消毒済みです)
贈呈式の直後は、ykimさんと一緒に3頭のクマさんをオフィスの各フロアに設置し、リモートワーク中にたまに出社してくるメンバーがこの熊出没の光景を見ても驚かないよう、社内SNSの一番人数の多いグループに、贈呈式の報告の投稿をしました。
この一連の無茶振りのわりに、たくさんいいねと暖かいコメントをくださり、数日後は"クマ発見、癒されました!”の報告もあり、ホッとしました。笑
以上、会社にクマのぬいぐるみを寄贈した話でした!
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